ドイツ最高のウイルス学者が「日本の意思決定者は、大胆で勇気があり、成功した」「絶対にこれを見本にしなければならない」と安倍総理と専門家会議を大絶賛!!
5月28日、ドイツのコロナ対策の最高権威であり、著名なウイルス学者であるクリスティアン・ドロステン氏が日本の新型コロナウイルス対策を「日本の意思決定者は、大胆で勇気があり、成功した」「絶対にこれを見本にしなければならない」と安倍総理と専門家会議を大絶賛していたので、ぜひご紹介したい。
安倍総理と専門家会議を大絶賛した、ドロステン氏は、ドイツ最高のウイルス学者!!
まずは、安倍総理と専門家会議を大絶賛したドロステン氏についてご紹介しよう。ベルリンにある欧州最大級の大学病院シャリテのウイルス学研究所長を務め、メルケル首相からは、新型コロナの検査の「最初の開発者」と激賞されている人物だ。ドイツ政府のアドバイザーも務め、コロナ対策にも大きな影響力がある。(参考)
また、彼は2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)の共同発見者としても知られている。(参考) ドロステン氏は、ポッドキャストでも頻繁に新型コロナに関する分析を放送しており、大変人気がある。
その彼が、ここ最近、日本を取り上げることが多く、5月28日の報道では、遂に大絶賛するに至ったのだ。
ドロステン氏「日本の対応はこれまでよくわからなかったが、日本はクラスター潰し戦略は、大成功している」と安倍総理と専門家会議を大絶賛!!
ドロステン氏の主張は、こうだ。
長い間、誰も日本が実際にどう対策しているかを正確には理解していませんでした。日本からの積極的なコミュニケーションはなかったものの、みな驚いていました。
(中略)
そんな日本では他の国では見られないようなことが起きました。
(日本では)政治、疫学分野で舵取りをしている人たち自身が、SARS1の流行時に最初の試練を経験しており、その時に原則となる教訓を得ています。その時の感触を非常に大きな実行権限をもって現在に活かしており、「我々はこうやります」と伝えました。
つまり、「我々の対策は、クラスター発見のために絞って検査を行います。クラスターが発見されればそれ以上検査は行わず、クラスターの構成員を感染者と断定し、直ちに隔離します。」
これが日本の戦略の核心であり、成功していると見ています。
まさに安倍政権の広報や情報公開はあまり上手ではないが、肝心のコロナ対策の方針は大正解だったのである。
我国の検査は、あくまでもすべての感染者ではなく、感染集団を発見する為に実行し、疑わしい集団を発見次第、それ以上検査を行わず、全員をしばらく隔離するというクラスター潰しのためだったことがこれでよくわかる。
そして、これによって医療崩壊を防いだのである。しかも、この隔離で大きな貢献をしたのは、安倍総理である。安倍総理が個人的な友人であるAPAホテルや日本財団に隔離用施設を用意させたのだ。
実際、ある医師は、安倍総理がAPAホテルや日本財団を用意できなければ、大変な事態になっていたと示唆している。
安倍首相の「お友達」が名乗り出てくれなかった場合、軽症者を今年使われなかった(来年度も不明の)村に収容し、さてそこで勤務する医療スタッフは誰であるべきか、重篤化した場合にどうやって適切な医療機関に搬送するか、というPlan Bは議論されておりました。
— 萩野 昇 (@Noboru_Hagino) May 24, 2020
まさにドロステン氏は、これらが正しかったと賞賛しているのだ。
ドロステン氏「日本の意思決定者は、大胆で勇気があり、成功した」「絶対にこれを見本にしなければならない」
そして、ドロステン氏は、日本の指導者たちは大胆かつ勇気のある人々であり、ドイツは、日本の対策を絶対に参考にすべきだと断言する。
(意思決定当時)十分なデータがあったとは言えません。(意思決定した)人は、日本で早い段階から自身で全体像を観察、おそらく早い段階から自分のために観察しており、それに頼っていたのではないかと思います。大胆であり(勇気があり、mutig)うまくいったように見えます。
近い将来のためにも、絶対にこれ(日本の経験から得られた知見)を手本にしなければなりません。
(中略)
私たちが思うに今本当に試してみるべきは、クラスターの早期発見とクラスター構成員の即座の隔離です。
このように、「ドイツを見習え!」などと叫んできた出羽守たちが憤死しそうな内容だが、ドイツ最高のウイルス学の権威が、我国の対応を絶賛し、全世界が見習うべき模範だと絶賛しているのである。
そして、これはドイツ全体の動きなのだ。日経新聞は、ドロステン氏の見解を紹介した上で、以下のように指摘する。
もともとドイツは、多くの検査で新型コロナを封じ込めた韓国を対策の参考にしてきた。日本の対策は分かりにくいとの声が強かったが、英語での情報発信が最近増え始めたこともあり、注目が高まりつつある。
ドイツは検査数や病床などの医療体制で日本を上回り、ほかの欧州諸国と比べれば死者数も低く抑えている。ただ、感染の第2波を避けながらいかに正常化を進めるかが課題で、日本のクラスター対策やスマホアプリを使った追跡など、新たな対策を取り入れようとしている。
このように、やっと世界が我国と安倍政権の成功に気が付きつつあるのだ。
国民の皆さんにもぜひこうした事実をお伝えしたい。