平井文夫氏「給付の遅れは、日本だけがオンライン化されてないから。理由はメディアが反対論を煽ったからだ!」 → 坂上忍氏「国民のせいだと」 → 平井氏「…(坂上氏を指さす)」 →坂上氏「俺!?俺は国民です!」
せっかくの10万円の給付が遅れたり、二重給付という初歩的なミスをやらかす自治体が目立つ。その理由は、世界で我国だけが、マイナンバーがオンライン化しておらず、手作業で給付を進めているからだ。
なぜ、オンライン化してないのかと言えば、メディアと共産党などの野党が反対したからだが、今、彼らは給付の遅れを責め立てている。そのような中でこのメディアの欺瞞をフジテレビ上席解説委員の平井文夫氏が鋭く暴き、坂上忍氏を立ち往生させた。
平井文夫氏「10万給付の遅れは、日本だけがオンライン化ではないから。理由はメディアが反対論を煽ったからだ!」 → オンライン化では、シンガポール、米国、韓国以下の発展途上国!!
5月27日放送の「バイキング」は雇用調整助成金や持続化給付金の支給の遅れが紹介された。
司会の坂上忍氏は「こういった状況からもスピードが足りないって声が多いんですけど」とコメントしつつ平井氏に話を振ると、平井氏は「スピードが早まりません」と断言した。これはいつもの通りの批判するだけの彼のスタイルで驚くような話ではない。
しかし驚くべきことに、平井氏は、その理由について、以下のように述べはじめた。
平井氏「なぜなら、日本だけがオンライン化されていないからなんです。アメリカとかヨーロッパとか、アジアの国でさえ、シンガポールなんかきれいにオンライン化されているのに、日本だけがされていない。なんでされていないかという、別に政府がさぼっているわけではない。
僕らが反対しているんです。国民が、特にマスコミがですね、個人情報を渡すなと言うと、国民のみなさんも「そうかな」って思って反対しちゃうんですよ。もちろん、野党が反対する。自民党の中にも反対する人が出る。
それで、政府が怖がって、日本だけができてないんです。
もし、そういう法律(注 マイナンバーと銀行口座などすべての情報を結びつけることを整備する内容の法案)が出たら、この番組のみなさんは反対すると思いますよ。みなさんが。
マイナンバーを作るときに、納税記録とか貯金口座なんかを紐づけようという案があったんだけど、それをみんなが反対してなしにしちゃったんですよ。だから10万円もやたら時間がかかるでしょう?アメリカはすぐ来ますからね。それはオンライン化されているから。」
まさに正論である。メディアや野党の煽り、それを真に受けた国民、そして、それに日和見してしまった自民党議員によって、政府が怯えて、アジアで最もオンライン化が遅れた国になってしまったのである。
中国もシンガポールも米国も韓国もきちんと行政のオンライン化がされているのに、我国だけが遅れてしまい、こんな恥ずかしいドタバタをやっているのだ。
この平井氏の指摘は正しい。こんな素晴らしいメディアの方がいることに今回は本当に驚かされた。
公明党のエースである、いさ進一衆議院議員によれば、10万円給付は、振込先口座の書き間違いが多いというのだ。あまりにもひどい。
一律10万円給付の教訓、いちばん間違いの多かったのは「銀行口座」の書き間違いです。
口座ひも付けすら認められていない今、義務化までいかなくとも、せめて「口座登録してたら給付振り込みが早いですよ」くらいまではいかないと、何のためのマイナンバーかわからない。https://t.co/b2CEGkbtz3
— いさ進一 (@isashinichi) June 1, 2020
平井氏の批判に対し、坂上忍氏「(平井氏の主張は)マスコミ、ひいては国民のせいだと」 → 平井氏「…(坂上氏を指さす)」 →坂上氏「俺!?俺は国民です!」
さて、この平井氏の正論に対し、坂上忍氏は「じゃあ、マスコミ、ひいては国民のせいだ、と?」とどや顔でコメントしたが、平井氏は冷たい笑顔のまま、無言で坂上氏を指さした。
それに対し坂上氏は「俺!?」と茶化し、平井氏は「いやいや」と笑って大人の対応をしたが、坂上氏は「まあ、僕も国民ですからね」などと意味不明の回答を行った。どう考えてもメディアの側で、好き放題にテレビ番組で適当な話をできる以上、上級国民だ。少なくとも、一般国民ではない。
そして、平井氏は「結局みんなね、そうやって反対しておきながら、いざ(給付金が)来ないと文句言うんですよ。これマッチポンプじゃないですか」と厳しくメディア批判を展開した。
平井氏の予言通り!遅れを取り戻そうとする安倍政権!!それに反対するメディアと野党!!
この平井氏の予言は既に当たっている。
「一律10万円の現金給付」などが遅れていることを受け、自民党はマイナンバー制度を活用して現金給付を迅速に行うための法案の概要をまとめ、今国会での法案提出を目指している。
しかし、さっそくメディアは批判を展開し、それに煽られた国民の過半数が嫌がる始末。
もうこんな不幸なデマの弊害を繰り返してはならない。つくづく、メディアと野党が我国を衰退させていることがよくわかる。もうだまされてはならない。
そして今回の平井氏の発言には敬意を示したい。そしてこうしたメディアの方がいることがわかったことが本当に嬉しい驚きであった。
これからもフジテレビ上席解説員平井氏の発言と活躍を期待したい。ぜひメディアを改革して正確な情報が国民に届くようお願いしたい。