朝日新聞「コロナはイスラエルやイタリアの国民性が!」「コロナは痛快!!」 → 麻生副総理「民度が違う」 → 朝日・TBS他「失礼だぁああああ!!!」 → 国民?????
朝日新聞他のメディアが頓珍漢なことを言い出している。これまでさんざん、コロナ対策と国民性を結び付けた記事を配信しておきながら、麻生副総理が「日本には特殊な薬でもあるのか?(笑)」という外国人の友人への冗談として「民度が違う(笑)」と回答したという話を紹介すると袋叩きにし始めたのである。
そもそも、メディアはさんざん「我が国の死者が少ないのは、安倍政権のおかげではなく、国民性だぁああああ!!」「This is a pen!!」などとあおり、朝日新聞に至っては最高幹部の小滝ちひろ編集委員が「新型コロナは痛快!!」などと珍説を吐いたのに、ほとんど処分をしていないのだ。
麻生副総理の発言をわざわざ大きく報じた朝日新聞とTBS
6月4日、朝日新聞は、参議院財政金融委員会での麻生副総理の発言を大きく取り上げた。
日本で新型コロナウイルス感染症による死者が欧米主要国に比べて少ないのは、「民度のレベルが違う」から――。麻生太郎財務相が4日の参院財政金融委員会で、独自の説を展開した。そして、この認識が国際的にも「定着しつつある」と説明した。
(中略)
さらに、死者数の割合が高い米英仏を例に挙げ、「こういうのは死亡率が一番問題。人口比で100万人当たり日本は7人」と強調。他国の人から「お前らだけ薬を持ってるのか、ってよく電話がかかってきた」と明かし、「そういった人たちの質問には『お宅とうちの国とは国民の民度のレベルが違うんだ』と言って、みんな絶句して黙るんですけれども」と語った。「このところ、その種の電話もなくなりましたから、何となく、これ定着しつつあるんだと思います」との見方も付け加えた。
ちゃんと読めば、他国の麻生氏の個人的な知り合いからの冗談めかした「特別な薬でもあるのか?」という質問に対し、冗談めかして回答しただけだ。だいたい、安倍政権の対応がよかったとでもいえばよいのか?むしろ、麻生氏の発言は、口は悪いが、率直に国民を賞賛しているものだ。
また、TBSは、この発言を「麻生氏の発言は、日本と比べて他国の国民性を軽んじていると受け取られる可能性もあります。」と批判的に報じた。(参考)
しかし、これらの記事をいつものメンバーが拡散し、いつものような反応で騒ぎ立てているのだ。
しかし、その朝日新聞を筆頭とするメディアの連中が「国民性が違う!!!」などとしていたことを忘れてはならない。
朝日新聞「コロナはイスラエルやイタリアの国民性が!」「コロナは痛快!!」 TBSひるおび「This is a penの発音が日本人は静か!!」 と発言 → こんな人たちに批判する資格あるの?
例えば、朝日新聞は、以下のような新型コロナ関連の記事を配信している。
感染急増イタリア、国民性あだ? 在住20年、ヤマザキマリさんに聞く
こんな風に国民性がよかったからイスラエルは成功し、国民性がダメだからイタリアは失敗したなどという記事を配信してきた新聞社に何かを言う資格はないし、TBSもまずは朝日新聞を批判すべきだ。
しかも、この朝日新聞は、3月に、大幹部である編集委員の小滝ちひろ氏が「あっという間に世界中を席巻し、戦争でもないのに超大国の大統領が恐れ慄く。新コロナウイルスは、ある意味で痛快な存在かもしれない。」と、とんでもない発言をTwitterで行い、小滝氏のTwitter資格を取り消して朝日がお詫びするだけでごまかしている。
今に至るも、小滝ちひろ氏の謝罪も具体的な人事上の処分もされていない。こんな新聞社がどうこういう資格はない。
TBSも同様だ。先日ご紹介したように、TBSの「ひるおび」は、5月21日、ティッシュペーパーに向かって日本語と英語でそれぞれ「これはペンです」「This is a pen」と発音したところ、英語では「pen」の部分で紙が大きく揺れ動き、「同じ『ペン』でもやはり(息を)吐きだす量が英語と日本語で違いましたよね?」とした。(参考)
? A theory on why Japan was able to contain the coronavirus outbreak… according to TBS pic.twitter.com/9d0cIxvS1X
— Kurumi Mori (@rumireports) May 21, 2020
要するに、日本語は静かで、英語はうるさいので息がたくさん出るから英語圏では、感染爆発し、日本では抑え込めたという無茶苦茶な主張なのだ。人種差別と言われても仕方がない珍説だ。
こんな無茶苦茶な内容を流して未だに訂正もお詫びもしていないTBSに何かを言う資格はない。
なお、NHKも「宣言によって、日本人の国民性や身についた習慣が喚起された結果、感染拡大を抑制する効果が強く働いたという指摘が相次いだ。」と報じているが、これを批判したメディアを見たことはない。(参考)
このように、メディアは自分たちは言いたい放題なのに、政治家の言葉は許さず、しかも、悪意のない発言でも平気で燃やそうとするのだ。