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迫る中国の脅威。中国公船の領海侵入だけじゃない!航空自衛隊のスクランブル発進は、中国の領空侵犯に対して4月5月で100回の発進!!憲法改正は急務!!

中国の公船が尖閣諸島周辺に出没するのが常態化している。しかし、尖閣諸島は、言うまでもなく、日本の固有の領土である。

外務省でも「尖閣諸島が我が国固有の領土であることは、歴史的にも国際法上も疑いのないところであり,現に我が国はこれを有効に支配している。」「尖閣諸島をめぐり,解決すべき領有権の問題は存在していない。」と、明確に記している。(参考)

また、外務省は「我が国の主張のポイント」として、以下のように挙げている。

①1951年のサンフランシスコ(SF)平和条約で日本は台湾を放棄。尖閣諸島は日本領として残される。

→ 中国・台湾は異議を唱えず。

中国・台湾は石油の存在が指摘された後の1971年に初めて「領有権」を主張。

③1972年の日中国交正常化の際,また,1978年の日中平和友好条約の交渉の際,尖閣諸島「棚上げ」の合意はない。

④歴史的にも中国・台湾の実効支配の主張を裏付ける根拠はない。

⑤日本は東シナ海を「平和・協力・友好の海」にすべく努力してきた。

引用元 尖閣諸島について

しかし、尖閣諸島周辺には連日中国船がやってきて、領海を脅かしている。そして、脅かされているのは領海だけではなかった。

日本周辺の軍事活動が活発する中国の領空侵犯に対し、航空自衛隊は連日スクランブル発進していた!!

中国の領空侵犯に対し5月は36回、4月は64回のスクランブル発進を自衛隊はしていたのだ。

防衛省統合幕僚監部は、航空自衛隊の5月のスクランブル発進を44回と発表。

なんと、44回のスクランブル発進のうち、中国に対するものは36回だった。

どれだけ中国が日本の領空を脅かしているのがわかる。

4月は91回の発進のうち、中国に対するものは64回にものぼる。4月と5月を合わせると100回を超えるスクランブル発進をしているのだ。

増大する中国の軍事費と比例する自衛隊のスクランブル発進

中国機に対するスクランブル発進は、2010年以降急増。2012年からはロシアを抜いている。

中国は、東シナ海をはじめとする海空域において、軍事力を拡大活発化させています。また、太平洋や日本海においても軍事活動を拡大・活発化させており、特に、太平洋への進出は近年高い頻度で行われ、その経路や部隊構成が多様化しています。こうした中国の軍事動向については、国防政策や軍事力の不透明さと相まってわが国を含む地域と国際社会の安全保障上の強い懸念となっており、今後も強い関心を持って注視していく必要があります。

引用元 航空自衛隊について

2010年あたりの中国経済は、GDPが世界2位となり、経済大国となった。それに比例して軍事費も増大されていった。

中国は、2010 年の名目国内総生産で我が国を抜き世界第2位となるなど、急速な経済成長を遂げており、その経済成長を反映する形で、国防費の増額や、核・ミサイル戦力及び海・空戦力を中心とする軍事力の近代化を進めている。また、中国による南シナ海等における海洋権益確保の動きも活発化しており、このような動きに対する国際社会の警戒感が高まっている。

引用元 軍事力を強化する中国

中国が南沙諸島に軍用空港を完成させたのも、この2年前だ。

防衛白書でも、中国に対する警戒を記している。

近年、尖閣諸島に関する独自の主張に基づくとみられる活動をはじめ、中国海上・航空戦力は、尖閣諸島周辺を含むわが国周辺海空域における活動を拡大・活発化させており、行動を一方的にエスカレートさせる事案もみられるなど、強く懸念される状況となっている。

(中略)

また、インド洋などの遠方へと進出する海軍艦艇によるわが国近海の航行や、太平洋などへの進出を伴う海上・航空戦力の訓練とみられる活動の定例化を企図していると考えられる一方、活動内容は引き続き質的な向上をみせており、中には実戦的な統合作戦遂行能力の構築にけた動きもみられている。

引用元 令和元年版防衛白書 第2節 中国

防衛白書に記してあるように、中国は軍の活動を拡大・活発化させている。防衛省統合幕僚監部が訴えているように、それに対する、日本のスクランブル発進も増えている。

中国公船が連日尖閣周辺にきているのも、領空領海の両方から尖閣を脅かしていると考えられる。

このままでは、間違いなく南沙諸島と同じことが、尖閣諸島で起こるだろう。もう時間はない。憲法改正は急務だ。

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