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中国軍の潜水艦が日本の接続水域内に侵入!脅威でしかない中国政府!

中国政府の領土拡大の野心の現われか、中国の潜水艦が日本の接続水域内を航行した。それも国際法違反の潜水したままの航行だ。国際法上、潜水艦は浮上したまま航行するのがルールだ。

中国海警局の艦船が、尖閣諸島周辺に出没し、接続水域内への入域を繰り返し、時に領海侵犯をしている現状に加え、潜水艦が奄美大島付近の接続水域内を航行。

日本周辺での中国の行動は、脅威でしかない。

奄美大島付近の接続水域に潜水したままの潜水艦が現る!

18日の午後、奄美大島付近の接続水域を、潜ったまま航行する潜水艦を、海上自衛隊の哨戒機や護衛艦「かが」が発見した。日本の接続水域内を航行する潜水艦を確認したのは、2年半ぶりだ。

(護衛艦かが)

領海内を通過するときは、浮上し、国旗を掲揚する義務があるが、接続水域内の航行については取り決めがない。今回の潜水艦の航行目的については、自衛隊の探知能力に関わることから、防衛省・自衛隊は明らかにしていない。

河野太郎防衛相は23日の閣議後記者会見で、18~20日に鹿児島県・奄美大島の北東から横当島の西に向け、接続水域内を潜航した潜水艦について「中国方向に航行したことを確認した。総合的に勘案して中国のものと推定している」と明らかにした。その上で「中国の意図をしっかりみていかなければいけない」との認識を示した。

接続水域内を潜行した潜水艦の国籍を公表するのは異例。河野氏は「私の判断だ。尖閣諸島をはじめ、さまざまな情勢に鑑みた」と述べた。

防衛省によると、接続水域内を航行したのは潜水艦1隻で、領海への侵入はなかった。

引用元 防衛相、潜水艦は「中国と推定」 異例の公表判断

近年中国は、2隻目の空母、国産としては初めての空母「山東」を就役させるなど、海軍の能力向上に余念がない。

今回の潜水艦の接続水域内の航行を踏まえた上で、中国海軍の動向には、これまで以上に厳しい視線を送ることが必要だ。

更に警戒しないといけないことがある。それが尖閣諸島周辺に出没する中国海警局と中国海軍の融合の動きだ。

役割が強化された中国海警局。平時から軍と共同訓練が可能に!

尖閣諸島周辺で、接続水域への入域、そして領海侵犯を繰り返している中国海警局の艦船。中国海警局は、日本の海上保安庁に相当する組織だ。しかし、この中国海警局の役割が大きく変わろうとしている。

中国の習近平(シー・ジンピン)指導部が日本の海上保安庁に相当する組織である海警局の役割を強化する。中国軍と連携し、平時から軍と共同訓練をできるようにする。戦時は軍の指揮下に入り一体的に運用する。海警局と軍の融合が進めば周辺国にとって脅威となる。

(略)

改正法によると「戦時」と判断した場合、武警は習近平国家主席が率いる中央軍事委員会か、中国内で5つある中国軍の「戦区」の指揮を受ける。武警の一部である海警局にも同法を適用する。

(略)

改正法には武警の任務として「海上の権益保護と法執行」も盛り込んだ。これまで武警は治安維持や重要インフラの警備といった陸上任務がほとんどだった。60万~70万人の人員を擁するとの見方がある。今後は海上警備任務にも人員を振り分ける可能性がある。

(略)

引用元 中国海警局、軍と融合加速 法改正で平時から共同訓練

中国海警局の艦船は、尖閣諸島周辺で海上保安庁と睨み合い、南シナ海では、ベトナムやフィリピンと睨み合っている。

日頃から中国海警局と睨み合っている各国にとって、今回の中国海警局と中国海軍の融合の動きは、懸念しか生まない。

中国政府にとって、中国国民の視線を外に向けることは、失敗した新型コロナウイルス対策を覆い隠す特効薬と思っているのだ。

やることなすことが、周辺国にとって脅威以外の何物でもない。

数々の外交的成果を収めてきた安倍総理、そして現外相の茂木外相には、中国に対して、より一層厳しい対応をして頂きたい。

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