ついに憲法改正にも文句ばかりの石破茂さん、あなたは結局何がしたいの? 

6月26日、ついに石破茂氏は、憲法改正論議まで文句をつけ始めた。この迷走深める石破氏の実態をご紹介しよう。

もはや国会議員として末期症状?自民党の憲法改正議論にもケチを付けはじめる

石破氏は、ついに自民党の憲法改正議論にまで文句を言いはじめた。もはや、敵前逃亡はおろか、味方に対して鉄砲を撃ちはじめる始末である。そして何が言いたいのかも明確でない。

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昨25日木曜日、自民党憲法改正推進本部において、国民に理解を求める方法についての紹介があったのですが、徹頭徹尾「憲法に自衛隊を明記しよう」という事項にのみに絞られたプレゼンテーションに終始し、暗然たる気持ちになりました。

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引用元 石破茂オフィシャルブログ

6月26日付ブログは、憲法9条に自衛隊明記をする改正に絞った議論はけしからん、他にも議論をするべきことはあるはずだ、ということである。

これが石破氏の詭弁なのである。一体、どれだけ苦労して自民党や改憲勢力が憲法議論を進めてきたのか。

護憲勢力が国民投票という手続きに関する議論さえ逃げ回る状況において、どうにかして憲法改正の糸口を掴もうかと模索しているのが、今の憲法改正議論の姿なのだ。

そして石破氏はその中で何か具体的な努力を行ったのか?

ならば改めて問いたい。石破氏が自民党総裁そして内閣総理大臣になったとしたならば、憲法9条の改正は推し進めるのか?

今、石破茂が憲法審査会で発言している内容は、議論のための議論をひたすら自分が満足するまで行えと叫んでいるのが実態だ。形だけの議論に終始し、多数決で勝てない採決を徹底的にさせまいとする野党の姿勢に、都合よく与党として応じようというのだ。こう言う行動なので野党支持層から石破茂の人気が高いのも当然なのである。

衆議院 2020年05月28日 憲法審査会 #15 石破茂(自由民主党・無所属の会)

北朝鮮拉致問題も憲法9条が阻んでいるという意見が根強い

憲法9条の議論の他にも憲法問題では議論する必要があると持論を曲げない石破氏。しかし、憲法9条は北朝鮮拉致問題をはじめ、安全保障問題の根幹に関わっている。

憲法9条の改正によって拉致被害者を取り戻せる可能性が生まれるとの興味深い指摘もある。(参考

新型コロナウイルスの影響で停止していた拉致被害者家族の運動も6月に入って動きが活発になってきた。

北朝鮮による拉致被害者の家族や支援者が14日、東京・新宿のJR新宿駅前で署名活動を実施した。昭和52年11月に北朝鮮に拉致された横田めぐみさん(55)=拉致当時(13)=の父、滋さんが5日に死去。長く膠着(こうちゃく)状態が続く拉致の一刻も早い解決に向け、政府の積極的な取り組みの必要性を訴えるとともに、世論の後押しを求めた。

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引用元 拉致被害者家族「政府は実行あるのみ」 横田滋さん死去受け署名活動

石破氏は、いつまで、ぐちゃぐちゃ理屈をこねくり回し、行動に移ってくれるのだろうか。おそらく期待するだけ無駄なのかもしれない。

保守の政治家でもなく、協調性もない。そして味方を後ろから撃つ石破氏。安全保障、憲法について詳しいと思えた石破氏の姿は、現在見る影もない。

今、日本は、内政では、新型コロナウイルスからの一刻も早い経済回復、そして外交では、反日を続ける韓国、覇権を目指す中国を相手にしなければならない。

内政・外交の両面で日本は難しい舵取りをしなければならない。石破氏の変節っぷりを見れば、石破氏は、自民党の総裁、そして総理としての器ではないことは明白だ。

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