中国が国内初の空母で軍事アピール。尖閣奪取も秒読み段階か?

中国の公船が、尖閣諸島周辺の日本の接続水域への侵入が日常化してしまっている。これも悪夢の民主党政権の罪は非常に重い。彼らの失策により、侵入が日常化したのは明白だ。

5月8日には、中国公船が操業中の日本漁船に接近し、追尾したという事件も起きた。この事件により、中国の東シナ海進出を諦める気配がないことが、より明確になった。

実際に、侵入する中国公船も武装化した船や、ヘリコプターを搭載する船など、どんどん大型化してきている。

接続水域への侵入を繰り返す中国海警局は、中国海軍との一体運用規定の法律が施行された。(参考

中国海警局と一体運用されることとなる中国海軍では、軍事力が増強されている。

中国海軍が、中国初の国産空母で軍事アピール

中国海軍の軍事力増強の象徴として、中国海軍は初の国産空母を完成させ、試験航海を開始させた。

中華人民共和国人民解放軍海軍(中国海軍)は、初の国産空母001A型「山東」が2020年5月29日(金)、海上公試を実施していると公表しました。これは年間試験計画に基づいて実施しているものです。

「山東」は5月25日(月)、遼寧省の大連造船所を出航しました。これは2019年12月17日(火)の就役後初の航海となります。海上公試では戦闘能力の確認を行います。

「山東」は満載排水量50,000トン以上、推進システムは蒸気タービン方式、J-15戦闘機とヘリコプターを搭載し、スキージャンプを用いて離艦する短距離離陸拘束着艦機(STOBAR機)を採用しています。

中国国産空母「山東」

引用元 中国海軍初の国産空母「山東」、海上公試を開始

「山東」は、北部戦区海軍(北海艦隊)に配備させる予定だったが、南部戦区海軍(南海艦隊)に配備。

 1つは、一帯一路構想に基づく経済活動および海上輸送を保護するために、インド洋から西の海域において軍事プレゼンスを示すことである。2012年9月に「遼寧」が就役した際、中国は、「空母外交」を展開すると宣言している。

(中略)

2つ目は、南シナ海のコントロールだろう。中国にとって南シナ海は、複数の重要な意義を持った海域である。その第一は、米国に対する核抑止だ。戦略原潜から発射される弾道ミサイル(SLBM)は、核抑止の最終的な保証とも言える。それは、潜水艦の隠密性ゆえに、敵の第一撃後に残存する可能性が高いからだ。米国の核攻撃に対する抑止である。

中国の実行支配が進む南沙諸島

引用元 初の中国国産空母「山東」就役の意義

このように、中国は空母によって南シナ海、インド洋にて武力誇示をして、周辺国や米国に対して牽制するのが目的だ。

米シンクタンクも中国の軍事増強を危険視

こういった中国海軍の増強に、米国主要研究機関も危機感を募らせている。

中国海軍が日本の海上自衛隊に対して戦闘能力で大幅に優位に立ったことが、日本の尖閣諸島(沖縄県石垣市)領有や東シナ海の安定、さらに日米同盟に危機をもたらすと警告する報告書が5月中旬、米国の主要研究機関から公表された。中国側はその優位性を基礎に軍事力行使の可能性も含め、日本の安全保障に対する攻勢を強めており、尖閣占拠の具体的シナリオを作成するようになったという。

(中略)

報告書によると、中国人民解放軍の大規模な海軍増強は2010年ごろに始まり、習近平政権下の過去5年ほどで海軍艦艇の総トン数や性能、火力などが画期的に強化された。特に艦艇装備のミサイル垂直発射装置(VLS)の増強は日本を圧倒するようになった。

日本の海上自衛隊はこれまでアジアでの主要な海洋パワーとしての戦闘力や抑止力を保持してきたが、今では中国に確実に後れをとり、その能力逆転はインド太平洋における戦後の重要なパワーシフトだという。

尖閣周辺に出没する中国船(右)

引用元 中国海軍、海自より大幅優位「尖閣奪取、日本屈服も容易に」 米研究機関報告書

このように中国海軍は、日本の海上自衛隊よりも確実に力を増して、日本の安全保障を脅かす存在となっている。

中国は、さらなる空母を建造中で、5隻目は原子力空母を計画しているという。(参考)

このような中国の軍事力の強化、そして海洋進出を阻むためにも、日本には諸外国と連携し、毅然として態度で、習近平国家主席率いる中国政府に臨まねばならない。そして当然ながら防衛力の強化も重要だ。

数々の外交成果を上げた安倍総理には、諸外国と連携し、更なる外交成果を期待したい。そして、防衛力の強化、憲法改正も必須だ。同時に、改憲論議に冷や水ばかりで、ポンコツ欠陥兵器イージスアショアを推進していた石破茂氏には期待できないことである。

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