7月2日の石破茂氏「大災害が明日来るかもしれない。今やらねば、いつやるのか!」→ 7月4日に熊本水害が発生したのにダンマリ!!「大事な地方」の「大災害」ですよ!!
石破茂氏は、いつも評論家だ。これは鉄道マニアとしての盟友である前原誠司議員も「言うだけ番長」として有名だが、あの世代の政治家特有なのかもしれない。
その石破氏の評論家ぶりが改めて露呈した。7月2日、都議補選にかけつけた石破茂氏は、「大災害が明日来るかもしれない。今やらねば、いつやるのか!」と訴えた。しかし、その彼が直後に発生した熊本水害に対しては、現在までダンマリなのだ。
しかも、過去に地方創生やら防災省設置を訴え、熊本をさんざん持ち上げていたくせに、だ。
7月2日の石破茂氏「大災害が明日来るかもしれない。今やらねば、いつやるのか!」と熱く激しく訴える!!そして、過去には地方の重要性や防災対策を訴えていた!! → 7月4日、熊本で堤防が決壊し、大きな被害!!
7月2日、都議補選の応援に駆け付けた石破茂氏は、「政治家が誰でも良い訳がない。100年に1度の危機にどう対処するか。大災害が明日来るかもしれない。今やらなければ、いつやるか」と訴えた。
#石破茂 元自民党幹事長 #平将明 衆議院議員が応援にお越し下さいました。
“政治家が誰でも良い訳がない。100年に1度の危機にどう対処するか。大災害が明日来るかもしれない。今やらなければ、いつやるか。鈴木あきまさがやらなければ、誰がやるのか”という力強いお言葉をいただきました。#都議補選 pic.twitter.com/H100uozBTB
— 鈴木あきまさ 都議補選/大田区 (@akimasa_suzuki) July 2, 2020
また、翌3日には、石破茂氏は、「東京の主要課題は、震災・水害・噴火等々の災害と、急速な高齢化に対する介護・医療体制の維持確保であり、コロナはもともとあった課題を顕在化させたものだと私は思っているのですが、そのようなことを強く訴える候補者があまり見かけられないのをとても不思議に感じています。」とブログを更新して訴えた。(参考)
そして、石破茂氏は言うまでもなく、「地方創生」と「防災省の設置」を強く訴えてきた人物だ。
熊本県についても、総裁選の際に「ひいおじいさんが出身で、強い思い入れのある県」「熊本の血が流れている」「九州全体を引っ張ってもらわねばならない」「私、石破茂は御縁の深い熊本のみなさまとともに」などとさんざん持ち上げる動画を投稿していた。
しかし、現在のところ石破茂氏は沈黙したままなのだ。なぜ現地に馳せ参じない?なぜ提案も批判すらしないのか?
石破さん、7月4日に熊本水害が発生したのにダンマリ!!「大事な地方」の「大災害」ですよ!!
7月4日、熊本県と鹿児島県、大雨特別警報が発令され、浸水や土砂崩れなどの被害が出た。特に熊本県の球磨川は複数箇所で氾濫を起こし、広範囲の住宅や商店が水に浸かり、多くの死者を出している。
被害は、現在、大分県に波及し、筑後川が氾濫中だ。
しかし、石破茂氏のTwitterは7月3日で更新を停止したままだ。安倍総理が7月4日0450に大雨に対する警戒態勢を発令し、昼前後に自衛隊1万人体制や防災相の派遣を決定し、国民に対し、Twitterで警戒と避難を訴えた。
他の多くの自民党や公明党議員も防災情報をRTするなどした。石破議員の側近である平氏も官邸のわかりやすいサイトを紹介するなど尽力している。
ご活用ください。 https://t.co/9sAlbnmxCf
— 平将明 (@TAIRAMASAAKI) July 7, 2020
しかし、肝心のボスである石破議員は沈黙したままだ。メディアで発言したという話も聞かない。
なぜ、石破氏は、Twitterやブログで地方の専門家としての発言をしないのか。防災情報や支援や相談窓口の紹介をしないのか。要するに、いつも石破氏はこうなのだ。一丁前の発言はするが、口先だけ。
石破氏は、無役なのだから、一度ぐらい、安倍総理のように被災地支援に行けとまでは言わないが、口だけでなく、指先ぐらい動かしたらどうなのか。