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親中宣言!石破氏「自民党による習近平国家主席の訪日中止要請は、中国に失礼!」との趣旨の珍説!!そんなに二階幹事長に応援してほしいの??本当に、自由主義と民主主義を守る気ありますか?

とうとう石破氏が最後の一線を越えた。国民の皆さんは何気なくご覧になっているかもしれないが、この一線は政治的には非常に大きな線だった。しかし石破氏は超えてしまった。彼の政治生命が終わった瞬間でもあった。

韓国だけでなく、中国に対しても媚びる態度を隠さなくなったのだ。自民党の勇気ある議員たちの主導で行われた、安倍総理への習近平主席の訪日中止要請。自民党らしい総理への苦言だ。

確かに、コロナ以前であれば、米中対立により苦境であった習近平から妥協をもぎ取れたであろうが、現在の情勢下では中止すべきというのは妥当な判断だ。

しかし、石破氏は、習近平に失礼だ!ととんでもないことを言い出したのである。香港や大陸本土で多くの自国民を虐殺している習近平というファシストに対してである。

弾圧される香港市民。

親中宣言!石破氏「自民党による習近平国家主席の訪日中止要請は、中国に失礼!」との趣旨の珍説!!

7月9日、香港市民が恐怖におびえ、文字通り血を流し、明日無き身を九龍半島にさらしている中、石破氏は、ファシストの習近平主席に失礼などと言い出した。

9日の石破派(水月会)会合で、中国の習近平国家主席を予定通り「国賓」として招くべきとの考えを示したのだ。(中略)

「安倍晋三首相が国賓としての来日を要請した事実がある。われわれは民主主義国家として、礼儀は礼儀として尽くさないといけない」

石破氏は派閥会合で、こう語った。

引用元 自民党・石破茂氏、習主席「国賓来日」に固執 「ポスト安倍」めぐり二階氏の「支援」期待か

とんでもない暴言だ。

もはや石破氏が自由主義と民主主義を軽視し、政敵への攻撃であれば手段を選ばないことがわかった瞬間でもある。そしてその論理は珍説でしかない。

石破氏の珍説によれば、中国に対しては、相手が世界にコロナをバラまこうが、それに乗じて、インド、ネパール、南シナ海、東シナ海に、大日本帝国もびっくりの多方面侵略作戦を展開しようが、香港市民の民主的権利をはく奪し虐殺しようが、民主主義国家として、習近平主席という独裁国家のファシストを我々日本国民は諸手を挙げて歓迎しなければならないのだ。

確かに、コロナ以前は、トランプ大統領の再選が有力であり、米中対立も米国が圧倒的に優位であり、香港の情勢も現在に比べればマシであった。少なくとも一国二制度を廃止するようなことはなかった。

この時、明らかに習近平主席は追い詰められており、相変わらず説明不足ではあるものの、安倍総理が国賓待遇で我国に招き、有利な日中間の外交文書を結び、将来のますます不利になる日中のバランスに解決策を見出そうとしたのは当然である。

しかし、今や状況は変わった。中国不利の情勢は一気に覆り、中国以外はコロナに苦しみ、トランプ政権も弱体化し、米軍の戦力もコロナで麻痺している。そして、中国は一国二制度を国家安全法で事実上廃止し、自国民に虐殺と拷問を継続するファシズム国家としての色彩を強めている。

こんなファシストに民主主義国家が与えるべき礼儀があるのか?

そもそも礼儀の問題なのか?国家間の礼節の以前に、人権があり、安全保障があり、自由があり、生命財産の保護があるのではないか?

石破氏は、まさかナチスドイツのユダヤ人虐殺に対しても、礼節をもってヒトラーとナチスに当たればよかったというのか?

石破氏は、まさかユーゴスラビアでの民族浄化に対しても、米国は空爆ではなく礼節をもってあたればよかったというのか。

まさに平和ボケどころではない。彼の頭の中は権力の座への目標しかないのだ。

しかも、石破氏は、言うに事欠いて、日中関係への影響を考えるべきだという珍説を主張し出した。

自民党の石破元幹事長は、香港の国家安全維持法施行をめぐり、党が中国の習近平国家主席の国賓としての来日を中止するよう求めていることについて、“日中関係への影響を考えるべき”との考えを示しました。

引用元 非難決議、自民・石破氏“日中関係への影響考えるべき”

日中関係のために、香港の人民が苦しもうと、一国二制度が滅ぼうと、その結果、次は台湾や沖縄になろうと、欧米の失笑を買おうと、全ては日中関係が大事だというのか?いったい何を考えているのか?

しかも、最低なのは、自民党が意見をまとめた後になって、後出しじゃんけんで批判していることだ。いつもいつも後から別の場所で批判する卑劣さだ。

そんなに二階幹事長に応援してほしいの??本当に、自由主義と民主主義守る気ありますか?

まったく、石破氏は、いったい何を考えて、こんなことを言い出したのか。

夕刊フジは、この疑問に対し、以下のように指摘する。

石破氏はそもそも、日中国交正常化を成し遂げた田中角栄元首相に口説かれて政界入りした経緯がある。次期党総裁選をにらみ、「親中派のドン」とされる二階俊博幹事長の支援を受けたい思惑も感じられる。

引用元 自民党・石破茂氏、習主席「国賓来日」に固執 「ポスト安倍」めぐり二階氏の「支援」期待か

中国の暴虐な行為を前にしても、礼儀を尽くすべきと主張する石破氏は、明らかに自己矛盾だ。そうであるならば、彼の大好きな防衛力は何のためにあるのか?まさか、これまで我国を弱体化する為に、ポンコツ欠陥兵器イージスアショアの導入に熱心だったのではあるまいな?

もしくは、総裁選で勝ちたいから、二階幹事長に忖度してこんなことを言っているのか?そうであるならば、石破氏は自らの権力奪取の為に、香港の人民と日本の名誉ある地位と安全保障を売り渡したということになる。

許しがたい犯罪的行為だ。こんなことは二階幹事長ですら望んでおらず、二階幹事長にとっても迷惑極まりない。

石破氏は、自民党議員としての考え方に立ち戻り、猛省すべきだ。少なくとも、次期総理になど、論外だ。

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