毎日新聞&女性自身が「次期財務次官に太田氏が内定したのは、森友の論功行賞だぁああ」と珍説! → 官僚出身の元民主党議員が「少なくとも十数年前から次官候補でした」と否定!しかも、指摘するネットの反応は見つからず…
お金をもらって、人民日報のプロパガンダ雑誌「チャイナウォッチ」を新聞に折り込んで配布していた毎日新聞、皇室を誹謗中傷する記事をうれし気に掲載している女性自身が大誤報をやらかした。
彼らは「次期財務次官に太田主計局長が内定したのは、森友の論功行賞だぁああ」と珍説を主張したのだが、これに対し、官僚出身の元民主党議員から「少なくとも十数年前から次官候補でした」と否定されてしまったのだ。本当に取材されているのだろうか?取材なき発言はメディアの仕事ではありませんよ。
そもそも、主計局長が次官になるのは慣例通りなのに、いったい何を騒いでいるのか。おまけに女性自身がツィッターの声と称するものは発見できなかったか、誰も反応していないものだったのだ。
毎日新聞「ツイッターで騒然だぁああああ」と何の根拠もなく珍説!!
7月13日の毎日新聞は、以下の記事を配信した。
財務省の事務方トップの事務次官に、太田充主計局長が内定した。
太田氏は学校法人「森友学園」を巡る決裁文書改ざん問題で国会対応にあたった人物。SNS上では「論功行賞人事」などと批判が集まっている。
そういえば、改ざんを主導したとされる佐川宣寿氏も国税庁長官に昇任(後に依願退職)していた。どうも既視感を覚えてしまう。「首相を不祥事から守ったら出世する」という図式は定着してしまっ…(以下有料記事)
毎日新聞の記者ほど楽な仕事はない。適当にSNS上の反応、それも自分の主張に沿ったものをピックアップして、「批判が集まっている」などと書けば、お金がもらえるのだから、まさに紙のまとめサイトだ。
まず書くべきは、取材をしっかりして、実際に「総理を不祥事から守った論功行賞人事」なのかであろう。
女性自身も何の根拠もなく「ツィッターが騒然!」と断言し、力強く「かもしれない!」と下種の勘繰り!!
また、皇室に関する虚偽報道を繰り返し、宮内庁から複数回にわたり訂正を要求されている、不逞の奸賊雑誌の「女性自身」も同様の手抜きのデマ記事を飛ばした。
《森友問題で虚偽答弁して官邸を守り、その言い訳に「価格と金額は違う」って言った人が財務省トップに出世だって。日本の行政は腐り果ててるね。》
《論功行賞的な?》
7月7日、読売新聞などが、財務省の事務方トップである財務次官に太田充主計局長(60)が内定したことを伝えると、ツイッター上は騒然となった。
フォロー先や検索用語が偏っていたんじゃないですか?と聞きたくなる。いったいどこのツイッター上が騒然としたのか。
しかも、「森友問題で虚偽答弁して官邸を守り、その言い訳に「価格と金額は違う」って言った人が財務省トップに出世だって。日本の行政は腐り果ててるね。」というネットの反応はどこにあるのか?
こちらのTwitterの検索は完全ではない可能性もあるが、検索してみたが見つからなかった。まさか記者が捏造したのではないか?捏造ではないというならば、スクショなり、リンクをなぜ張らないのか。もし捏造ならば、世論操作でしかなく、重大な犯罪的行為だ。
2018年6月、一連の問題を受けて、「文書厳重注意」を受けた太田氏。だが、“森友問題の守護神”として汚れ役を買って、政権を擁護し続けた“功績”を安倍政権は忘れていなかったのかもしれない。
かなり重大なことを指摘しているのに、語尾は「かもしれない」と下種の勘繰りですと自白している。記者のくせに取材してないの?
女性自身の手抜き駄文は続く。
ツイッター上では、太田氏の人事にも批判が殺到している。
《『森友学園』で証拠を隠したり、嘘を付き通した人物を財務省のトップ官僚である財務次官に就任させる。安倍首相を守った功績で恣意的人事が許されるの?》
《佐川宣寿 前国税庁長官同様、安倍政権の味方をした人(虚偽答弁含む)は出世するんだね》
こちらの反応は発見できたが、それでも挙証責任があるはずだ。なぜ、こちらが調べてあげねばならないのか。
しかも、後者の最初のつぶやきは誰もRTもいいねもしていないのだが、よく発見しましたね。そもそも、誰も反応していない投稿を代表的な、さも国民の反応であるかのように扱うことを疑問に思わないのか?それともそれも自作自演ですか?
官僚出身の元民主党議員が「少なくとも十数年前から次官候補でした」と否定!!そもそも、野田政権で総理秘書官の時点で次官候補では??
そもそも、太田氏は本当に森友の件で次官になれたのか?
ここで通産官僚出身の元民主党議員で、玉木代表らの兄貴分にあたる慶応教授の松井孝治氏の指摘を紹介しよう。
氏は、少なくとも十数年前から次官候補でした。 https://t.co/azibPtjrOs
— Koji Matsui 松井孝治 (@matsuikoji) July 13, 2020
何のことはない。太田氏は安倍政権が発足する10数年も前からエリートコースに乗っていたのだ。
実際、太田氏は、財務省主計局主計官 → 野田内閣で内閣総理大臣秘書官 → 財務省大臣官房審議官 → 財務省大臣官房総括審議官 → 財務省理財局長 → 財務省主計局長と一貫して、次官コースまっしぐらだ。
民主党の野田政権の時点で、総理秘書官というエリートコースなのだ。まさか敵である野田政権が、その時は発生していなかった森友事案で、誕生してもいない第二次安倍政権をかばったとでもいうのか?
そもそも、理財局長の時点で次官候補確定、いわや主計局長の時点で次官確定なのは、歴代の財務次官の人事を見ていればわかることだ。今更騒ぐ方がどうかしている。Wikipediaで歴代財務次官の前職すら確認できないのか?
あり得ない人事だ。#赤木俊夫 さんの手記には「太田現理財局長が前任の佐川理財局長の答弁を踏襲することに終始し‥詭弁を通り越した虚偽答弁が続けられている‥近畿財務局職員の誰もが虚偽答弁を承知し、違和感を持ち続けている」
財務次官に太田主計局長、月内にも発令 https://t.co/4sxubDe5qu
— 望月衣塑子 (@ISOKO_MOCHIZUKI) July 7, 2020
しかし、望月衣塑子記者が代表例であるように、そんなこともわからないのか、無視しているのか、論功行賞だと決めつける連中ばかりなのである。
こんなメディアに国民は騙されませんよ。