大誤報!共同通信「『安倍離れ』進む」という記事配信 → 誤報との批判殺到でタイトルと内容を黙って変更 → そもそも現職は元民進党候補の上に、自民分裂選挙の上に立民・共産推薦候補は三位の大敗なんですが…
連日誤報やフェイクで大騒ぎ、先日は枝野代表・玉木代表・福山幹事長からも野党再編関連の報道が誤報だと指摘された共同通信。
今や、超党派でフェイクメディアとされる共同通信が、またもやデマを飛ばした。
今度は、鹿児島県知事選挙の結果について、「鹿児島知事選、自公推薦が敗れる 塩田氏初当選、「安倍離れ」進む」というタイトル&内容の記事を配信した。
しかし、これは「現職は元民進党候補の上に、自民分裂選挙の上に立民・共産推薦候補は三位の大敗」という事実を無視していると批判を浴びた。
そこで、共同通信は、しれっと黙ってタイトルを「鹿児島知事に塩田氏初当選 自公推薦の現職ら6氏破る」に差し替え、本文から「安倍離れが進んだ」という表現を削除したのだ。
共同通信「『安倍離れ』進む」という記事配信 → そもそも現職は元民進党候補の上に、自民分裂選挙の上に立民・共産推薦候補は三位の大敗なんですが…
7月13日午前0時過ぎの共同通信は、以下のように報じた。
任期満了に伴う鹿児島県知事選は12日投開票の結果、無所属新人で元九州経済産業局長塩田康一氏(54)が、再選を目指した自民、公明推薦の現職三反園訓氏(62)との接戦を制し、初当選した。
元知事伊藤祐一郎氏(72)ら5氏も及ばなかった。保守勢力が分裂した事情もあり、与党は2016年の前回知事選に続いて敗北。地方での「安倍離れ」が進んだ格好で、年内にも取沙汰される衆院解散・総選挙の時期など戦略に一定の影響を与える可能性もある。
これに対し、言論プラットホーム「アゴラ」は、「共同通信が「『安倍離れ』進む」と報じているが、ネット上でフェイクニュースだと指摘されている」と指摘したように、批判が相次いだ。(参考)
この批判は妥当だ。そもそも、今回の選挙は、元経済産業省九州局長の塩田氏が、現職の三反園氏を倒したわけだが、自民党公明党は現職と塩田氏で事実上分裂していた。これは、実際の投票行動からも明らかだ。
また、西日本新聞によれば、実際に自民党の国会議員や県議が、塩田氏についていた「保守分裂」だったと指摘する。
(自民党)県連が求めた後援会名簿の提出を拒否する県議も少なくなく、選挙戦に入ると「反三反園を貫きます」と国会議員に告げた。保守勢力は分裂。「自民支持層の6割前後が塩田氏や伊藤氏に流れた」とみる関係者もいる。
(中略)
7日、国会議員と県議を招集した森山裕県連会長はハッパを掛けた。ただ、集まったのは半分以下だった。
そもそも、落選した現職の三反園氏は、前回の初当選時は、脱原発を掲げ、民進党と社民党の推薦で当選した、野党候補だ。それが、一転して再稼働容認に転じ、自公の党本部が公認し、鹿児島県連は分裂したという構図なのだ。
しかも、この三反園知事は、審議中にFacebookに投稿したり、収支報告書を虚偽記載したり、海外訪問先で添乗員の一般人女性を怒鳴りつけたり、選挙直前に自治体の首長に集票依頼したと報じられたり、ろくでもないことばかりしていたのだ。
要するに非常に評判の悪い人物であった。
しかも、立憲民主党が推薦した、伊藤祐一郎候補は、前回選挙よりも20万票も得票数を低下させ、約三分の一になる始末。
これでどうやって「安倍離れ」「解散戦略に影響」などと言えるのか。しかも、安倍総理は一回も選挙応援に行っていない。現地入りしたのは、二階幹事長である。
こうした妄想爆発の世論操作のデマ記事が批判を受けるのは当然だ。
共同通信、しれっと黙ってタイトルを「鹿児島知事に塩田氏初当選 自公推薦の現職ら6氏破る」に差し替え、本文から「安倍離れが進んだ」という表現を削除!!
そして、フェイクニュースとの批判が殺到した共同通信は、卑劣にも本文と内容を黙って、同日22時過ぎに改ざんしたのである。
まず、共同通信は、タイトルを「鹿児島知事に塩田氏初当選 自公推薦の現職ら6氏破る」に差し替えたのだ。安倍離れを削除したというわけだ。
また、本文も「地方での「安倍離れ」が進んだ格好で、年内にも取沙汰される衆院解散・総選挙の時期など戦略に一定の影響を与える可能性もある。」を「安倍晋三首相の衆院解散戦略に一定の影響を与える可能性もある。」に変更した。
あまりにひどい。恥ずべき存在が共同通信だ。
過去に、産経新聞のデスクが「共同通信の記事は、変に『色』のついた原稿も多い。色はいらないから純粋に通信社としての業務に特化すべき。インフラ屋が毒水を流さないでほしい。とにかく5W1Hの原稿を」と批判したと報道されたが、本当にその通りだ。
皆さん、本当に共同通信は悪質なメディアです。注意しましょう。本当に危険なフェイクメディアです。