政府が地上イージス代替案 敵ミサイルを陸で探知、船から迎撃
政府がミサイル防衛のため配備を計画、断念した地上配備型迎撃システム「イージス・アショア(地上イージス)」の代替策について、海上自衛隊が現在保有している護衛艦を改修して対応する案を検討していることが19日、分かった。複数の政府関係者が明らかにした。地上イージスのレーダー「SPY7」は地上に配備し、残るミサイル発射装置などは護衛艦に搭載する。
既存護衛艦の改修で対応すれば、迎撃ミサイルのブースター(補助推進装置)は海上に落下し、当初配備予定だった陸上自衛隊演習場の外にブースターが落下する問題は解消される。レーダーのみを当初配備予定だった秋田県と山口県に置けば日本全体をカバーできる。
関連予算も低く抑えられる。契約額350億円のうち、すでに65億円を支出しているレーダーも無駄にならない。退役が計画されている護衛艦もあり、これらにイージス・システムを搭載するか、延命措置をとって海自全体の護衛艦態勢に不足が生じないようにすることも検討する。
政府・自民党内ではこのほか、イージス艦2隻を新造する案も検討されているが、調達費が高額になる問題がある。人工浮島「メガフロート」に地上イージスを設置する案はテロリストなど外部からの攻撃に対する警備上の問題があり、新たな別の場所に地上イージスを配備する案はその地元の反発も予想される。
ただ、レーダーを地上に配備する既存護衛艦の活用は、レーダーと護衛艦の間でやり取りされる無線通信が妨害される恐れがある。海自の人手不足がさらに進む面もあり、自民党国防族の中には問題視する声もある。
安倍晋三首相は地上イージスの代替案について「この夏、国家安全保障会議(NSC)で徹底的に議論し、新しい方向性をしっかりと打ち出す」と表明している。政府・自民党は地上イージスの代替案とは別に敵基地攻撃能力の取得も検討している。政府は9月末までに方向性をまとめ、12月末の令和3年度予算案編成に向け詳細を詰める方針。
https://news.yahoo.co.jp/articles/275c5a4713e80ae3dd2b20078b505a6cd76aa320
いずれにしても純軍事的合理性からいえばフルセットのイージス・アショアを陸上に配備できるのがベストだった筈で、杜撰な地元対策で失敗してしまったことが返す返すも悔やまれます。今からもう一度、公平な用地選定と地元に対する正直な説明を行い、別の場所にイージス・アショアを配備できないでしょうか。
スパイ防止法制定・強力な取締り
これらを早急に!
また 親中派議員は次の選挙で一掃!!
ただ、システムとして機能する形で成立するかというと、微妙ではあるな。
とはいえ、海自の現場は、陸上からの探知・迎撃システムを-切望-してるのも事実なんよ。
最終的には、地元の理解は得られずとなり、数年後に新しく建造されていく護衛艦へSPY6が搭載され、米軍と共に交戦する様になっていくでしょう。
現状維持が日本の戦略。
SPY7は実験艦に搭載して研究素材となるだろうね。
数日間で核を持てるように準備するだけで大国と対等に交渉出来るはず。
自衛隊装備品の中で、どの類はいくらもある
いや、パフォーマンスぐらいは使っているか…
中途半端な運用することで、それが穴となり機能しない可能性があるのなら、イージス艦を増やす方が合理的
今後空母運用をするなら尚更だ
用兵術というのはそういうものではないだろうか?