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石破氏「コロナ対応により国賓来日を延期するのが得策といっただけ」「媚中でも弱腰でもない!」とブログで言い訳 → え!?そうではなく「礼儀を尽くせ」「中止要請の影響考えろ」発言が問題ですよね?来日延期も失礼では?

自民党の石破議員が「習近平主席に礼を尽くせ」と発言し、人権軽視の議員として大炎上した。

そうしたところ、慌てた石破氏は、「コロナ対応により国賓来日を延期するのが得策といっただけ」「誤解だ」などとみっともない言い訳を始めた。

しかも、大炎上したのは、石破氏が「礼儀を尽くせ」だの「中止要請の影響考えろ」だのと派閥のあいさつで発言したからではないか。「コロナ対応でうんぬんかんぬん」は、彼のブログで書いただけで、話題にもなっていない。

卑劣かつ突っ込みどころ満載の石破氏の見苦しい行動を拝見してみよう。

石破氏「コロナ対応により国賓来日を延期するのが得策といっただけ」とブログで言い訳

7月17日、石破氏は自らの公式ブログを更新し、みっともなく言い訳を延々と始めた。

昨年、安倍総理が要請した中国国家主席の国賓としての訪日は、コロナウイルスの対応により当面延期するのが得策、と先日申し上げたところ、予想はしておりましたが、随分とご批判を頂戴いたしました。

外交は国民の理解と支持を得て行うべきものと思っておりますが、同時に国民の熱狂的な支持を背景に行うこともまた危険である、とも考えております。「断固たる対応」「毅然とした態度」的な格好の良い表現は極力使わないようにしておりますし、常にプラスとマイナスとの比較衡量で判断するように心掛けているのですが、これが中国に対して弱腰である、媚びている、阿っている、果ては反日左翼である…と連想ゲーム的に繋がって「失望した」「見損なった」「がっかりした」等々の反応になるようです。

引用元 マイクロツーリズムなど

要するに、石破氏は「コロナ対応により国賓来日を延期するのが得策といっただけ」「媚中でも弱腰でもない!」と言いたいのである。

しかし、果たしてそうか?

ニュースの殆どは、「コロナ対応により国賓来日を延期するのが得策」と言った石破氏の発言を取り上げていない。見たこともないのだが。報じられたのは「国賓来日中止要請に苦言」「礼を尽くせ」と言ったような媚中派の発言のみだ。

SNSの反応や報道を見る限りでは、直接問題となったのは、明らかに外交部会の中止要請に苦言を呈した7月9日の派閥での発言だ。特に「礼を尽くせ」発言が引き金だ。

ここでは、何が真実か明らかにするために、その際の発言を全文振り返ってみよう。

え!?そうではなく「礼儀を尽くせ」「中止要請の影響考えろ」発言が問題ですよね?来日延期も失礼では?

7月9日、石破氏は、石破派の集まりで以下のようにあいさつで発言を行い、テレビや新聞で多数報じられた。

党としてではなく、外交調査会として、外交部会として、中国国家主席の国賓としての来日中止を要請せざるを得ない、でしたっけ?そんな文言ではあったかと思います。

これについて侃々諤々いろんな議論があって、んー、新聞の書き方、テレビの報道の仕方、さまざまですが、これが今後の、好きとか嫌いとかそういう話ではなくて、日本と中国の関係にどういった影響を与えるかを、我々はよく考えねばいかんことだと思っています。

(聞き取れず)、総理が国賓としての来日を要請した、お招きしたということは事実としてあるわけで、それを止めてくれというのは、これから先どういうことになるのかということも、よく考えねばならんことです。

で、私は覚えていますが、江沢民国家主席が国賓として来日された時に、非常に我国の神経を逆なでするような発言があって、日本人はかなり憤激をしたことがありましたが。我々民主国家として、礼儀は礼儀としてきちんと尽くさねばならない。

しかし、その上で、尖閣にしても、あるいは香港にしても、新疆ウイグルにしても、チベットにしても、いわゆる人権問題。あるいは、イギリスと中国の宣言は、国際条約なので、もう返還になったら無効だという話には国際法上はならないはずなんですが、んー、そうすると向こうは内政干渉だという話になるんでしょうが。

我々は、礼儀は礼儀として、言うべきことはきちんと言うことも今後必要なことではないかと思います。

引用元 https://www.youtube.com/watch?v=-dIi-k7dE_Y

明らかに「コロナ対応により国賓来日を延期するのが得策といっただけの発言が誤解視された」という石破氏の言い訳が間違いだとわかる。ひどいごまかしだ。

確かに、石破氏は「コロナ対応により国賓来日を延期するのが得策」という発言をしているが、それは派閥での発言の翌日である7月10日に自らのブログに書いただけだ。ご本人の演説ではほとんど何も発言していない。

当面、現段階においては、コロナウイルスの対応で延期、とするのが、国益重視の判断ではないか、と考えております。

引用元 在職35年目など

明らかに翌日になって発言を軌道修正したとしか思えない。二階幹事長に媚びを売ろうと発言したものの、媚中だと言われそう、もしくは炎上したので、中止すべきだが理由を変えようとしたとしか思えない。

最初の発言をご覧いただければわかるが、どう見ても中止すること自体が失礼だと主張しているようにしか思えない。

だいたい、コロナ対応で来るなということは習近平に失礼なのではないか?その間、他の首脳を日本に招けば、習に嘘をついたことが、あからさまになり、さらに非礼だがそれでいいの?目先の権力欲で自分の信念も理念も捨てて、媚びる発言をするからこういうことになる典型だ。


このように石破氏は、理念も信念もなく、目の前の権力の為に大事なものを売り飛ばす政治屋としか思えない人物なのだ。

そもそも、石破氏は大きな勘違いをしている。

彼は「言うべきは言う」といつも繰り返し、今回の問題でもそのような発言をしているが、問題なのは、その発想自体だ。

政治家に必要なのは、結果であり、行動だ。「言うべきは言う」ではなく、安倍総理のように「やるべきをやる」だ。このことこそ、石破氏は口先だけの男だと明白に示している。

実際、熊本に縁があるだの、防災が大事だの、地方が大事だの言いながら、石破氏は熊本に行ってすらいない。何か具体的な支援に動いたという話も聞かない。

安倍総理や岸田政調会長が現地入りし、4000憶円もの救援策をまとめ、共産党ですら現地視察しているのに、石破氏は熊本水害の救援に赴いていない。やはり口先だけの情けない人物なのだ。そんな人物に国家の運命を託してはならない。

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