親中の川勝平太・静岡県知事がリニア建設を大妨害!!「習近平主席の言葉は、現代の人類社会へのメッセージ」などと主張する川勝知事が、今度は発言撤回したはずのリニア新幹線ルート変更を要望!!
リニア新幹線は、鉄道大国の我国にとって、次世代の世界に輸出できるインフラの切り札である。JR東海が長年かけて開発した世界に誇るべき技術とシステムの塊だ。
しかし、そのリニア新幹線も、国内における成功がなければ海外に輸出することは難しく、また商業展開がなければ技術の蓄積もできない。
その国内における着工が、今、筋金入りの親中で有名な静岡県知事の「暴挙」によって、遅れているのだ。
たった10kmの工区しか持たない静岡県知事の「暴走」!川勝知事、国土交通省次官の発言を「合理的判断」としながら否定し、リニア建設を遅らせる謎!
今、リニア新幹線の最大の障害となっているのは、静岡県内を走るたった10kmの工区である。他の東京から名古屋までの工区は同意が取れているのに、静岡県を横断するたった10kmだけが静岡県知事の川勝平太氏の反対で進んでいないのだ。
しかも、川勝知事は、いったん撤回した主張を蒸し返したり、非合理的な発言を繰り返し、リニア新幹線の建設を食い止めたがっているとしか思えない言動を繰り返している。
川勝知事と藤田次官は7月10日、静岡県庁で約1時間にわたって会談。トンネル坑口の整備など準備工事への着手の是非について話し合った。
川勝知事は、坑口整備などを本体工事と一体とみなす流域市町との合意を理由に、準備工事の早期着手を認めない考えを改めて強調した。さらに、大雨による作業用道路の崩落などを引き合いに、作業員の安全が十分に確保されていない中で、準備工事に着手するのは現実的ではないと指摘した。
藤田次官は「安全は大事だが、そのことと静岡県がJR東海に求めている自然環境保全条例の協定締結手続きとどのような関係があるのか」と質問。静岡県がこれまで認めてきた宿舎整備などと同じ扱いができないかと尋ねた。
川勝知事は藤田次官の発言を「合理的な判断だ」と述べる一方、現場では作業員の安全が確保されていないとみて、「空論」と切り捨てた。
しかし、藤田次官は「厳しい状況の中で安全を確保しながら施工することは可能だ。宿舎の工事のときも同じ条件だった」と反論。
このやりとりを見る限り、国土交通省の藤田耕三事務次官に対する川勝知事の主張は意味不明だ。
静岡県は、リニア建設のJR東海に自然環境保全条例の手続きをやれと主張してきたのに、今度は作業員の安全を主張してきたのだ。確かに、作業員の安全は重要だが、それは静岡県知事の仕事ではない。いったい、いつ、川勝氏は土木建設の現場監督になったのか?
そして、藤田次官が言うようにこれまでの宿舎整備という前例もあるのに、今回だけダメというのは意味不明だ。
そして、問題なのは、川勝知事本人が、藤田次官の発言を「合理的な判断だ」と認めていることだ。合理的な判断だと評価しながら、何故それを否定するのか理解にくるしむ。矛盾だ。
川勝知事、かつて発言撤回した「ルート変更」を再び持ち出す謎!!
しかもさらに理解に苦しむのは、川勝知事が次官との会談公判で、一回撤回したはずの、「静岡県を迂回するルートへの変更」を主張したことだ。
川勝知事はこれまでも、ルート変更について言及してきた。例えば、19年9月に開かれた静岡県吉田町の住民との意見交換会で、「リニアには賛成だが、南アルプスは守らなければならないので、両立させるには遠回りする以外ない。あまり大きな声で言うと駄目なので、ここだけということで」と述べている。
(中略)
川勝知事は吉田町の意見交換会の後、翌日の県専門部会の検討内容なども踏まえ、「ルート変更を言うべき状況にはない」と自身の発言を撤回した。しかし、今回の藤田次官との会談では、県議らの意見としてルート変更を提案し、「これは両立の1つの考え方だ」と同調している。
言うまでもないが、リニアはできるだけ直線でなければ意味がない。しかも、すでに長大な区間の用地買収も進んでいる中、突然のルート変更の持ち出しは嫌がらせでしかない。JR東海という優良企業のイジメだ。
いったい、どれだけJR東海が新幹線で静岡県経済に貢献してきたと思っているのか?
この川勝知事は、いったいどのような人物なのかと思い、調べたところ、このご時世に、恐るべき超親中・親習近平の人物だということがわかった。
「習近平主席の言葉は、現代の人類社会へのメッセージ」などと主張する川勝知事
川勝氏と、今や全人類の敵のファシストだとポンぺオ米国務長官から名指しされた、習近平は、きわめて懇意だ。
川勝氏のインタビューによれば、2009年に習近平が訪日した際、静岡県にも寄り道するように熱烈なラブレターを送ったところ、正月に中国に来るようにとの招待状が届き、2010年1月に、川勝知事は当時の中国国家副主席だった習近平と北京で会見したという。(参考)
その際、川勝氏は、習近平に対して「中国では昔から山水と言われます。山は富士、水は西湖、恋人同士」などと富士山を侮辱する意味不明な発言をしたところ、習近平からは「ロミオとジュリエットのようだ」と言われ、「話がはずみました」と大感激しているのである。(参考)
しかも、川勝氏は、習近平の配慮で2009年6月に上海から富士山静岡空港へ東方航空の直行便が開設されたとまで言っている。(参考)
つまり、川勝氏は習近平を崇拝し、尊敬し、招待され歓迎され、静岡県への経済的な協力まで受けているのである。
ちなみに、中国もまた我国に遅れているがリニア開発に熱心なことでも有名だ。
本日、この点は東洋経済で詳細に論じられている。
「東京―名古屋間を結ぶリニア中央新幹線の2027年開業が危ぶまれる中、中国で高速国産リニアモーターカーの開発が着々と進んでいる。6月には日本が試験で記録した「最高時速603kmにほぼ追いついた」といった報道も見られた。
このように我国は今リニア開発で中国との熾烈な争いの中にあり、少なくとも結果的には、川勝知事の行動は著しく中国を利する行為なのである。
多くの人民を殺害し、弾圧し、ナチスのように民族浄化している習近平という人類史上最大の独裁者に対し、このような態度をとる川勝知事は不見識であり、人権をどのように考えているのか、伺いたくなる。
何よりも、川勝知事の最近の非合理的な主張が、習近平への「忖度」だとか「配慮」でないことを祈るばかりだ。