中国軍、台湾が領有する東沙諸島奪取を計画!!緊張感が高まる東シナ海!親日の台湾に迫りつつある中国の脅威!!
南シナ海を我が物にしようとする中国。人工島を建設し、行政区を設け、さらには漁船を沈没させるなど、やりたい放題だ。
そんな中国の次のターゲットを決めたようだ。そのターゲットは、東沙諸島だ。東沙諸島は、香港の南東約340kmの南シナ海に位置しており、台湾が実効支配している。
東沙諸島で軍事演習を行おうとする中国!
香港に保障されている一国二制度を、破壊しようとしている中国。その中国が更なる現状変更を行おうとしている。
それは度々、緊張が生じる台湾が領有している東沙諸島だ。
中国人民解放軍国防大学の李大光教授は香港の親中系雑誌「紫荊」8月号に発表した寄稿で、中国軍は8月に南シナ海で、台湾が実効支配する東沙諸島の奪取を目標とする大規模な上陸演習を行うと指摘した。実施の具体的な時期や場所については明示していない。
演習内容によっては南シナ海で米軍との緊張が高まる可能性がある。
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中国軍が、行う予定の大規模な上陸演習。中国軍が、この記事で指摘されている上陸演習を実行に移せば、台湾との緊張が高まることに加え、アメリカとの緊張の度合いも高まるはずだ。
過去に、アメリカは、台湾と中国との緊張関係が高まった際に、台湾海峡に空母を派遣したことがある。
台湾も黙って見ているわけではない!!
中国による東沙諸島の奪取を想定した軍事演習。台湾も中国に対しての警戒は緩めることなく、6月には、東沙諸島で台湾海軍陸戦隊が訓練を行っていた。
国防部(国防省)は22日、海軍陸戦隊(海兵隊)が南シナ海の東沙島に場所を移して訓練を行うと明らかにした。短期的な派遣で、長期の駐留ではないとしている。沿岸警備や整備面の後方支援などの防衛能力強化を狙う。
東沙島を巡っては、中国人民解放軍が8月に南シナ海で、台湾が実効支配する東沙諸島の奪取を想定した大規模上陸演習を計画していると日本メディアが伝えていた。
台湾も自国の領土が、中国に狙われていることを認識しているのだ。その危難を前に、台湾は、目に見える形で、自国の領土を守る姿勢を示した。
中国と台湾の緊張関係はピークに達したことは過去にもあった。それは1995年から1996年の台湾海峡危機だ。
台湾海峡危機では、アメリカ軍が、空母ニミッツ、そして空母インディペンデンスを台湾海峡に派遣するなど地域の緊張が高まった。
台湾海峡危機の時と現在とでは大きく異なることがある。それは中国海軍が、空母を保有しているということ。
そして中国海軍は、現状変更を目指し、7月には3つの海域で軍事演習を実施したことが判明している。
中国海軍は6日までに、南シナ海や東シナ海など3つの海域で軍事演習を行いました。中国海軍が3つの海域で同じ時期に軍事演習を行うのは異例で、これらの海域での影響力を誇示するねらいがあるとみられます。
国営の中国中央テレビなどによりますと、中国海軍は6日までに、南シナ海、東シナ海、黄海の3つの海域で、それぞれ軍事演習を行ったということです。
軍事演習が行われた具体的な時期や場所は明らかになっていませんが、新型の国産のミサイルフリゲート艦やミサイル駆逐艦などが投入され、実弾を使った訓練も行われたと伝えられています。
中国海軍がこれらの3つの海域で同じ時期に軍事演習を行うのは異例です。
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軍事力を背景に、南シナ海、東シナ海、黄海等で影響力があることを誇示した中国海軍。
その力の誇示は、台湾が領有している東沙諸島にも向けられ始めた。地域の安定に資することがない中国。これ以上、中国によって地域の安定が害されることがあってはならない。
中国が現状変更の動きを見せているなか、石破茂氏に代表される中国に媚びる政治家を日本のトップである総理大臣の座に据えたら、ますます中国の横暴が加速することは目に見えている。
中国に毅然とした対応してきた安倍総理、そして実務を積んだ菅官房長官、茂木外相、河野防衛大臣らが、中国の横暴を止めることに期待したい。
そして国民が理解できるようにこうした中国の横暴と危険性をしっかりと情報発信いただきたい。