南シナ海を手中に収めようとする中国!その中国に対して包囲網を形成する日本、アメリカ、オーストラリア!!一体となって中国に挑むのに石破さんは??
中国がわけのわからぬ主張を持ち出し、南シナ海を手中に収めようとしている。中国が主張する九段線は、1953年から中国が、南シナ海全域にわたる権利を主張するために引いた線だ。
その九段線に対しては、国連海洋法条約に基づいてフィリピンが仲裁裁判所に、違法性を申し立てた。そして仲裁裁判所は、2016年7月に、中国の主張に対して「法的根拠がない」と判断を下した。
それにも関わらず、中国は相変わらず、南シナ海の領有を主張しているのだ。
中国の目に余る行動に対して、日本、アメリカ、オーストラリアといった自由主義諸国が一体となって対抗する事態になっている。
安倍政権、中国に対して警告!!
日本は、東シナ海の尖閣諸島が、中国によって危機に晒されている。そのような状況にもあり、南シナ海での中国の行動に対して警戒感を抱いている。
そんな中、安倍政権の河野防衛大臣が、CNNのインタビューに応じ、中国に対して警告を発した。
東京(CNN) 河野太郎防衛相は7日、CNNの単独インタビューに応じ、南シナ海の現状を変更しようとする中国の試みについて、国際社会から厳しい対応を招く可能性があるとの認識を示した。
河野氏はこの中で、「力による現状変更を試みる者は全員、高い代償を支払うことを余儀なくされる必要がある」と述べた。
河野防衛相が述べた高い代償。中国政府は、南シナ海は、日本等の自由主義陣営が無関心であるとでも思っているのか。
中国は、石破茂氏のような媚中派の議員と大使が面会するよりも、安倍政権のメッセージに耳を傾けるべきだ。
そして、中国に対して警告を発するのは、安倍政権だけではない。
南シナ海をめぐっては、アメリカもオーストラリアも!
アメリカは、航行の自由作戦を実施するなど、南シナ海に対して注視し続けてきた。そのアメリカは先月、南シナ海に対するアメリカの立場を表明した。
ポンペオ国務長官が発表した声明では、「違法だ」と中国政府の行動に対して厳しい姿勢を鮮明にした。
(略)
アメリカのポンペイオ国務長官は13日、「南シナ海での海洋権益の主張に対するアメリカの立場」と題した声明を発表しました。
声明では「アメリカはこの地域での政策を強化しており、中国の南シナ海のほぼ全域における海洋権益の主張は、完全に違法だということを明確にする」としています。
そのうえで南シナ海をめぐる中国の主張を否定した国際的な仲裁裁判の判断にアメリカの立場を一致させる方針を打ち出し、「世界は中国が南シナ海を自分たちの海洋帝国として扱うことを許さない」としています。
(略)
今までアメリカは、領有権に対する争いは、当事国が平和に解決をするとの立場をとってきた。しかし、今回の声明では、厳しい姿勢を表明するに至った。
そして、オーストラリアも、国連に宛てた宣言の中で、中国側の主張を「法的に根拠がない」と断罪した。(参考)
アメリカもオーストラリアも、日本と同様に、南シナ海での中国の行動を注視し、自らの立場を明らかにしている。
中国の横暴に対して、自由主義陣営は一致団結して挑んでいるのだ。
そんな中、次期総理候補として名が挙がっている石破氏は、この南シナ海問題に対して、どのような考えをお持ちなのか。媚中派の代表格でもある石破氏のことだ、中国の行動を黙認するつもりではないのか。
石破氏には、ぜひとも、横暴極まる中国に対する姿勢について、一度、ご高説を賜りたい。
中国の横暴に対して、日本、アメリカ、オーストラリアが一致団結して挑んでいる中、この路線を継続できる人物こそ、ポスト安倍として名前が挙がるべきだ。その人物は、菅官房長官、河野防衛相、茂木外相、岸田政調会長だ。