イスラエル、UAE国交正常化で合意　トランプ大統領「大きな進展があった！歴史的な和平合意だ」

　【ワシントン時事】トランプ米大統領は13日、イスラエルとアラブ首長国連邦（UAE）が国交正常化で合意したと発表した。

トランプ氏の仲介で、イスラエルのネタニヤフ首相、UAEのアブダビ首長国のムハンマド皇太子の3者が同日電話会談し、合意に達した。トランプ氏はツイッターで「大きな進展があった！　　歴史的な和平合意だ」と強調した。

アラブ諸国はこれまで、パレスチナ国家樹立と引き換えに、イスラエルと国交正常化する案を提示していた。イスラエルとパレスチナの和平交渉が進展しない中での国交正常化の動きは、交渉停滞を固定化する可能性がある。湾岸諸国がパレスチナ問題よりも、対イランでのイスラエルとの協力を重視する姿勢が鮮明になった。

3カ国の共同声明によると、今回の合意を受けてイスラエルは占領地ヨルダン川西岸の一部併合を凍結。イスラエルとUAEは数週間以内に、投資や直行便、大使館開設などに関する合意に署名する。トランプ氏は記者会見で、調印式は「おそらく3週間」以内にホワイトハウスで行われると語った。11月の米大統領選での再選に向け、トランプ氏が外交実績として仲介を強調する狙いがある。

https://news.yahoo.co.jp/articles/8b89205e711299739f956cb453354c22f2608fc5

HUGE breakthrough today! Historic Peace Agreement between our two GREAT friends, Israel and the United Arab Emirates!

— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) August 13, 2020

ネットの反応(引用元）

イスラエルを国家として認めないアラブ諸国が圧倒的多数の中で、UAEが国交正常化に踏み切ったのはサプライズ。対イラン包囲網強化の一環と見るべきだろう。オバマ政権下でのイランとの核合意を覆して制裁をするトランプ政権の、対イラン圧力のカードがもう1枚切られたと理解できる。

置いてけぼりになるのはパレスチナで、実際UAEの判断に反発していると伝えられている。今回の国交正常化が地域の平和と安定に寄与する「良いこと」かどうかは立場によって異なる。

大きなニュースが飛び込んできた。イランとの対立などから、イスラエルとUAE、さらには米国との利害関係が一致した結果と言えそうだ。11月の米大統領選での再選に向け、トランプ氏が外交実績として仲介を強調する狙いがあるのは確かだと思うが、これによって中東情勢が変化してくる可能性もある。金融市場はこの大きなニュースをどう捉えるのか。株式市場などではひとまず好材料と捉える可能性があり、外為市場ではドル高要因となる可能性も。いずれにしてもリスクオンの地合を強める材料となるのではなかろうか。

これめっちゃ凄いニュースだな

世界史の教科書の中東問題のところに掲載されるレベルだね

でも、この国交正常化に反発する中東の国の方が多いだろうね

トランプ再選を熱望するイスラエルの譲歩なんだろうけど理由はどうあれ良いことだね

このニュースでもトランプが叩かれる国。

時事さんの単独でなく裏取れてるし。世界情勢からしたらまあまあ大きい話だよ。

凄い。驚いた。
例え上部だけの合意だとしても、まずはこの第一歩がないと始まらないし、これがなかなか難しい。
北朝鮮との階段にしろ、今回のことにしろ、詳細はともかくとして、ホントに歴史的なことをトランプ政権で実現出来てることは、素直に凄いと思う。

これってかなり凄いことですよね。
一般的にアラブ諸国は互いに仲が悪いですが、対イスラエルにおいては共通の敵として利害の一致がありました。ＵＡＥが抜け駆けすることをよしとしない国は少なくないかと思います。

これ物凄いニュースでトランプ大統領は凄い功績を残したのではないだろうか。
何気にトランプ大統領はよく仕事してるよね。
締めるところは締め、譲歩する所は譲歩して上手く纏めてる印象がある。

素直に嬉しいことだと思うが一時的な事でないことを願いたい。

トランプさん歴史の教科書に残るような凄いことやったね。ただ、これだけ大きく動けば周りにも動きがある。何処かに波風が立って新しい問題が出なければいいが。
このまま平和に向かってくれたらいいですね。

スンニ派のサウジアラビアとUAEがイスラエルと組み、シーア派のイランやパキスタンは取り囲まれたも同然。アメリカはイスラム圏に楔を打ったようなものだ。

しかし、イランやパキスタンがこれでより中国と利害を共有することになった。ホルムズ海峡に中国軍が駐屯する事になる。日本にとって面倒臭い事になりそう。

アメリカは中東から撤退するような、チグハグな政策をしないでほしい。

イスラエルがヨルダン川西岸地区の一部を併合しようとした計画については、国連安保理から、国連、欧州およびアラブ各国にとって中東和平が打撃を受けると警告を発していました。それに反して、アメリカはイスラエルの計画を支持していたはずです。

それなのに、今回の国交正常化実現とのバーターでヨルダン川西岸地区の併合を凍結することになってしまいました。
国連や欧州の意向に沿うことで、国際的な指示を取り付けようとの思惑があったのでしょか。それにしても、イスラエルにとっての旨味がなんであったか、疑問が残ります。