尖閣諸島に迫りくる中国漁船!横暴を許せば日本固有の領土が揺らぐ可能性も!!石破さん、「言うべきは言う」を実行してください!
尖閣諸島を執拗に狙う中国。中国海警局の公船の長時間の滞在が常態化している。中国の脅威に晒さている日本固有の領土である尖閣諸島。その尖閣諸島への脅威が一段と変化しようとしている。
中国海警局の公船に加え、中国の漁船までもが「操業」と称して、尖閣諸島に接近しようとしている。
尖閣諸島に迫る中国の漁船団!
尖閣諸島には、台風の接近時除き、連日、中国海警局の公船が接続水域へ入域したり、時として領海侵入を繰り返している。その中国海警局の公船に対して対応しているのが、海上保安庁の巡視船だ。そこで「数」として持ち出されたのが中国の漁船だ。
中国では、一応、尖閣諸島沖の東シナ海に休漁期間を設けていたが、その休漁期間が16日の午後1時に明けたのだ。
中国政府が尖閣諸島(沖縄県石垣市)沖の東シナ海に設定していた休漁期間が日本時間16日午後1時に明けた。
中国福建省最大の漁港、祥芝(しょうし)港では同日朝、停泊していた漁船約550隻が出漁を祝う爆竹を鳴らしながら一斉に港を出た。漁船の多くは台湾海峡付近で操業する見通しだが、一部は尖閣沖に向かうとの証言もある。
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この中国漁船を前にして、日本政府も黙ってみているわけではない。しかしだ、日本政府の動きを察知してか、中国が妄言を繰り出した。
中国政府が日本政府に対し、尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺での多数の漁船による領海侵入を予告するような主張とともに、日本側に航行制止を「要求する資格はない」と伝えてきていたことが2日、分かった。16日に尖閣周辺で中国が設定する休漁期間が終わり、漁船と公船が領海に大挙して侵入する恐れがある。日本の実効支配の切り崩しに向け、挑発をエスカレートさせる可能性もあるとみて日本政府内では危機感が高まっている。
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中国は、日本政府に航行制止を要求する資格はないと言ってのけたのだ。この中国の主張は明らかに好戦的だ。
今回、尖閣諸島周辺に来ることが予想されている中国漁船。この横暴を許せば、日本固有の領土尖閣諸島が、中国に奪われる第一歩になりかねない。
前回の中国の多数の漁船の襲来時には、尖閣諸島周辺は混沌とした状況になっていた。
多数の漁船、その光景は異様だった
中国漁船が、尖閣諸島周辺に現れたことは4年前にもあった。その時は200~300隻に上る漁船だった。その際、一部の漁船は、日本の接続水域内に入域し、さらには領海侵犯を発生していた。
外務省は6日、東シナ海の尖閣諸島(中国名:魚釣島)の接続水域で中国の漁船約230隻と海警局の船6隻を確認し、中国側に抗議したと発表した。これほどの多くの中国漁船が同接続水域に入るのは異例。海警局の船のうち、3隻は武装しているという。
外務省のアジア大洋州局長は同日午前、在日中国大使館の公使に対し、領海内に入らず、接続水域からも退去するよう求めた。さらに、一方的に緊張を高める行為だとして強く抗議した。
日本が中国に抗議をするのは2日連続。前日は中国の漁船と海警船が同時に尖閣周辺の日本の領海内に入ったとして、外務省の事務次官が中国大使を呼んで抗議した。
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中国は、この2016年の時の再来を狙っているのか。
この中国の横暴を、当然のことながら決して許すわけにはいかない。尖閣諸島をめぐっては、今回の中国漁船の件のほかに、中国海警局の公船の展開と同時に後方では、ミサイル艇の展開も明らかになっている。(参考)
尖閣諸島が、中国の脅威に晒されている中、日本国内では、ポスト安倍の名前がちらほら聞こえてくる。そのポスト安倍の候補の1人としてメディアに持ち上げられているのが、自民党の元幹事長、石破茂氏だ。そんな石破氏は、まるで暴君のように振る舞いの中国に対して、弱腰の姿勢を晒してしまった。
今、日本が置かれている状況は、決して安定的な状況ではないのだ。激動の東アジアで舵を取れる力量は、石破氏にはない。
荒波を乗り越えるためには、安倍総理の外交力に期待するしかない。