月刊WillがPCR検査拡大派は、東大出身者ばかりの上に、特定企業との関係も!?得体のしれない闇があると指摘!!PCR検査拡大派の闇とはいったい!?
8月17日、月刊Willが興味深いウェブ記事を掲載した。白川司氏によれば、PCR検査拡大派には闇があるというのだ。
以下、一部引用してご紹介しよう。
PCR検査拡大は、専門外のくせに感染症専門家を叩きまくる、東大出身者ばかり!と指摘
まず白川氏は、PCR検査拡大派で気になるのは、東大出身者ばかりだと指摘する。
テレビをつけると、毎日のように「PCR検査を拡大せよ」と主張する専門家が出てきて、コメンテーターが政府批判を繰り返す。視聴者には「なぜ政府は検査を拡大しないのか」と怒りを覚えている人も多いだろう。
専門家の発言を整理しているときに、私は奇妙なことに気づいた。それはPCR拡大派に東大医学科出身者が多いことだった。仮に東大G(Gはグループのこと)と名付ける。具体名を挙げると児玉龍彦氏、上昌宏氏、小林慶一郎氏、渋谷健司氏などである。
これらの人たちの共通点として、臨床医であること、感染症の専門家や国立感染症研究所(以下、「感染研」)に批判的なことが挙げられる。言い換えると、臨床医の多い東大Gが、現在、政府の新型コロナウイルス政策を支えている感染研など疫学畑の専門家の方針を批判しているわけだ。仮に、東大Gに批判されている側を、非東大Gと名づける。すると、おおざっぱには次のようにまとめられる。
(1)東大G=臨床医中心=PCR検査推進派が多い
(2)非東大G=疫学者中心=PCR検査抑制派が多い
たしかに専門外の東大出身者が、感染症の専門家、それも実際に政府の対策をアドバイスし、戦っている医師たちをひはんしているのが、児玉龍彦氏、上昌宏氏、小林慶一郎氏、渋谷健司氏だ。
そして、児玉氏は細胞医学、上氏は血液と真菌、小林氏はマクロ経済学、渋谷氏は産婦人科医といずれも専門外の東大出身者だ。
どう考えてもおかしい。
東大Gの児玉龍彦氏と企業を結ぶ点と線!!
そして、白川氏は児玉氏と複数の企業を結ぶ線があると指摘する。
東大Gの児玉龍彦氏は東大先端科学技術研究センター名誉教授であるが、2011年から2017年まで東大アイソトープ総合センター(以下、東大アイソトープ)長として福島原発事故政策に関わり、除染の必要性を説いたことでも知られている。同センターで児玉氏が中心となって日本企JSR社の関連会社であるJSRライフサイエンス社とともに開発を進めたのが「化学発光ビーズ」(以下、「ビーズ」)である。
そのビーズを使った測定器を、中国深圳にあるにYHLO(亜輝龍生科技)社が開発していたが、新型コロナウイルスが武漢で拡大したのを機に、武漢で測定器開発が急速に進み、新型コロナウイルスに関しては、この中国企業YHLO社の測定器が世界標準になっているそうだ。
東大アイソトープのサイトによれば、YHLO社測定器の導入は「新型コロナウィルス抗体検査機利用者協議会幹事会」(以下、幹事会)なる組織で進められている。幹事会は東大アイソトープの川村猛准教授を代表に、東大先端科学センター、東大病院、慶応病院、阪大病院などのそうそうたるメンバーで構成されている。児玉氏の名前はアドバイザー会議代表として掲載されている。また、幹事会にはJARの抗体検査会社MBLと韓国の抗体検査会社ヤマト科学が名を連ねて、オブザーバー参加している。
YHLO社は東大、慶応大、大阪大など各病院に医療用マスク10万枚と防護服250着を寄付しているので、かなり近い関係にあると考えられる。
(中略)
興味深いのは、YHLO社の測定器を東大病院などに導入する際に資金援助した組織だ。2つあるが、その1つが村上財団であることだ(もう1つは、NPO法人ピースウィンズ・ジャパン)。
(中略)
児玉氏は2020年7月16日の参議院予算委員会で、新宿などの感染エピセンター(=震源地)の制圧には、地元医師会ではなく東大や企業に検査を任せるべきだと述べ、テカン(=テカンジャパン)という会社に言及している。
気になるのは、児玉氏が予算委員会にテカンジャパン作成資料をそのまま提出していることだ。テカンジャパンが技術やコスト面で圧倒的優位にあり、児玉氏がテカンジャパンとの直接的な利害関係がなければ許容していいのかもしれないが、それにしても1社の説明を国会の予算委員会に出す行為は、宣伝活動にもとられかねない。
児玉氏についてはもう1つ気になることがある。PCR検査をいつでも受けられるしくみを世田谷区で作ろうとしていることだ。世田谷区長の保坂展人氏と組んで、「世田谷モデル」と名付けて、1日300件程度のPCR検査を、数千件まで拡大する計画を立てている。なお、保坂区長は、前職は社民党に所属する衆議院議員で左派色が強い首長として知られている。
世田谷モデルの導入に危機感を持つ区議が、かかった費用の全額が区の負担であることや、村上財団が支援することに懸念を示している。保坂区長は世田谷モデルの導入を区議会に諮っておらず、学校も対象なのに教育委員会にも知らせていなかったという。
もちろん、これは状況証拠に過ぎない。
しかし、一回の学者にしては、どうも奇妙な点が多い。ぜひ全文をご覧いただきたいが、児玉氏は、このWill記事に対する説明を行うべきだろう。
特に池田信夫氏は、以下の踏み込んだ指摘をしている。本当ならば大変だ。
世田谷区のPCR検査の推進役になっているのは、福島で除染利権を生んだ児玉龍彦。日本や中国の検査会社と結託して、検査利権をつくろうとしている。世田谷区の検査も、彼の関連会社が受注するだろう。
PCR検査プロパガンダのウラに得体のしれない「闇」https://t.co/XrSlWkbh3h
— 池田信夫 (@ikedanob) August 24, 2020