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「あつ森違反」に「無派閥の菅官房長官に大劣勢」とやることなすこと裏目に出てしまう石破陣営。石破内閣が誕生したとしても、ガバナンス能力の低さは明らかだ!

石破陣営に勢いがないように感じてしまう。

この理由は実は簡単だ。安倍総理が退陣してしまい、攻撃できる相手がなくなってしまったのだ。菅官房長官は貧農から集団就職し、夜学に通って市議からここまできた本当に苦労人。これを攻撃はできないでしょう。

巷間言われる、当初の石破陣営の筋書きはこうだ。安倍総裁の禅譲を受けた岸田文雄氏には国会議員票で当初劣勢だが、石破人気を「地方」から巻き起こし、雪崩式に議員票を呼び込もうという作戦だったとされる。

ただし、その筋書きは菅官房長官が総裁選出馬を決意した時から既に破綻している。

既に朝日新聞の世論調査では、「ポスト安倍」にふさわしい人物は、①菅38%②石破25%③岸田5%だった。自民党支持層に限れば、さらに不利となり菅49%、石破23%、岸田6%。無党派層でも菅31%、石破22%、岸田4%だった。

2018年総裁選では自民党員に自動音声電話かけるも、顰蹙を買う。米国でも「ロボコール(ロボットように無差別に自動音声を流す様子を指して)」として政治利用に禁止している州も。

2018年の総裁選でも人海戦術が取れなかった石破陣営。彼らが取った手法は、自民党員の電話番号に自動音声電話をかけまくるという、極めて雑な戦術であった。その評判は最低であったのは言うまでもない。

また、その肝心の電話番号が古い名簿であったらしく、維新の会の足立康史議員の事務所にまでかかってきたという。全くもって笑えない。

この自動音声電話は非常に効率が良く有権者にアプローチができる反面、電話を取った側にとって非常に印象が悪い。

また、デマを流布するのにも非常に手軽な手段でもある。実際に2015年大阪都構想の住民投票で、賛成派は橋下徹元大阪市長の音声を流し、反対派は賛成なら投票に行かなくても良いという不審電話を流した。(参考

(出典 iphone mania)

自動音声電話はこのようなシロモノであるから、米国の一部州では政治活動への利用に規制がかかっているという。

このような悪手を使わざる得ない石破陣営は、非常にセンスが悪いか、極端に人手が足りないか、もしくはその両方なのであろう。

「LINEスタンプ」は一番早かったが、「あつ森」でつまずく。バイデンの劣化コピーもならず。

そこで今回の総裁選で石破陣営が繰り出した手は、米国大統領選を丸パクリしてネットゲームを駆使する手法だ。

米国大統領選で民主党バイデン候補がNintendo Switch『あつまれ どうぶつの森』を利用して、ゲーム内で自身の選挙プラカードを掲げてもらおうという手だ。

(出典 日テレNEWS24)

石破陣営が華々しく9月6日に登場人物「いしばちゃん」、本拠地として「じみん島」をデビューさせるも、なんと規約違反の恐れを指摘され、利用取りやめに。2018年の自動音声電話に続いて、なんとも陣営の歯車が合わないようだ。

「あつ森」の愛称で知られる同作は、米大統領選の民主党候補バイデン氏も利用している。陣営は「任天堂の規約が米国と日本で違うことが判明したので、いったん停止することにした」と説明している

引用元 石破氏「あつ森」活用を中止 政治利用の疑義続出で

石破茂が失速した理由は、全てのやり方が陳腐で劣化コピーであること。ドブ板選挙も、民放に出演しまくるメディア戦略も全てが裏目に。

石破茂元幹事長の特徴は徹底したドブ板選挙である。田中角栄氏が「握った手の数しか票は出ない」と称するこの手法は、石破氏が信じて疑わない戦術であり、かつてはその姿を評価する声もあった。

しかし、ドブ板感覚で民放に出まくる姿は、逆に悪印象を与えているようだ。

石破氏がテレビに出演しても、安倍首相を非難していた矛先を菅官房長官に向け、自分を支援してくれない他派閥を名指し批判しているだけなのである。結局は相手を非難して、自分を高く評価を受けようとすることは、既に限界なのだ。

菅官房長官も実は脱派閥。石破氏と菅官房長官の違いは、2012年から8年かけて着々と仕事をしてきた評価。

繰り返しであるが、石破氏は石破派以外のどの派閥も自分を応援してくれない状況を嘆き、派閥政治を繰り返している。

しかし、忘れてはならないのは菅官房長官も無派閥であり、また石破氏と同じ竹下派に属しながらも当選早々に離脱した「脱派閥」なのである。また石破氏は2012年総裁選では決選投票にまで残った、8年前から将来を有望視された存在であったはずだが、なぜ菅官房長官に人望で負けているのであろうか。

答えは簡単。菅氏は8年間近く安倍政権の官房長官として結果を残し、そしてまた身を粉にして政権を支えてきた。対する石破氏は8年も政治家として何も結果を残せず、目先の利益を追って政権に与し、そして政権批判といえば聞こえがよいが、実際は安倍総理の悪口を繰り返し言っていただけだ。

今回、無派閥の菅氏に支持があつまり、19人とはいえ派閥のある石破氏に支持が集まらないことこそ、その証拠であろう。

(出典 産経ニュース)

同じ8年の過ごし方で、ここまで明暗を分けてしまう政治家も珍しい。

石破陣営が苦しむ姿は、今になって生じた問題なのではない。8年間も仲間を増やせず、実績も残せず、メディアにチヤホヤされるだけだった石破氏本人に全ての問題があるのだ。

(出典 毎日新聞)

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