おまいう!石破茂さん、「総理に失礼!」「自民党で歯を食いしばって頑張っている人たちを見捨てるわけにはいかない」とブーメラン発言!石破さん、自身に対する戒めですか??
安倍総理の後継総理総裁を決める自民党総裁選が告示された。菅官房長官、岸田政調会長、石破茂氏の三者で争われることになった。
候補者の1人、石破氏は、菅官房長官と岸田政調会長を相手に埋没しないように、必死にメディアに出演している。
メディア露出を高める石破氏だが、その言葉の軽さが目立ってきた。
安倍総理に対して非礼の限りを尽くしてきた石破氏が発した「総理に失礼」
石破氏は、フルスペックの総裁選を求めていた。地方に強いとされる石破氏は、党員票がどうしても欲しかった。結果として、緊急性を要すること、総裁任期の途中であることから、両院議員総会で、次期総裁を選出することになった。
総裁選の方法をめぐって、石破氏は、煽動バラエティー番組のモーニングショーで、次のように語った。
自民党の石破茂元幹事長が1日、テレビ朝日「モーニングショー」に出演。自民党が総裁選出で党員投票を見送ることが濃厚となり、「石破潰し」と言われていることに皮肉交じりに見解を述べた。
石破氏は「潰しとか殺しとか物騒な言葉が飛び交ってますが、総理が次の総理に選ばれるまで全力で執務するとおっしゃってるのに、総裁選挙やったら政治空白生まれるというのは総理に失礼」と述べ、党員投票を行わないための理由を批判した。
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確かに安倍総理は、後継が決まるまで、執務を行う。しかし、聞き捨てならないのが、「総理に失礼」という言葉だ。
石破氏は、安倍総理に対して「失礼」なことをしていなかったか?覚えてないのか?
安倍総理が、内閣改造をし、石破氏にポストを打診する際、石破氏は、安倍総理が提案した閣僚ポストに対して、拒否したのだ。2014年に次のように報じられていた。
石破氏は8月25日、ラジオ番組で安倍首相の看板政策である安全保障について「(私とは考え方が)違う」と語り、「首相と考え方が100%一緒の人が国会で答弁するのが一番いい」と打診されていた安保担当相就任の拒否を明言した。
組閣は総理大臣の大権のひとつで権力の象徴である。正式な就任要請の前に世間に向けて拒否宣言するやり方自体が前代未聞で、安倍首相に対する非礼極まりない宣戦布告だった。
(略)
安倍総理に対して、正式な閣僚就任要請前に、「俺は考えが違う」「100%したがう犬を大臣にしろ」などという趣旨の発言を行い、閣僚ポストを拒否した石破氏。これほど失礼なことはない。
他にも先の総裁選時は、「正直・公正」などと訴え、まるで安倍総理が嘘つきで不公正であるかのようなキャンペーンを行い、当時の石破氏を応援していた参院竹下派からすら、個人攻撃をするなと批判が出た。
安倍総理に対して、非礼極まりない態度をとっていた石破氏が「総理に失礼」などよく言えたものだ。
石破氏の衝撃的な発言はまだある。自民党についてだ。
石破氏は維新との協力に消極的??その理由は…
大阪の民放番組に出演した石破氏。大阪の民放ということもあり、日本維新の会との協力関係について問われた。
そこで石破氏が発した言葉が、またもや衝撃的だった。
9月4日、自民党の石破茂元幹事長は、自らの政権構想をめぐり、日本維新の会との協力関係を聞かれ「自民党で歯を食いしばって頑張っている人たちを見捨てるわけにはいかない」と否定的な見方を示しました。
毎日放送の報道番組「ミント」に生出演した際に語ったものです。
次期総裁をめぐっては9月3日、大阪府の吉村知事が「菅官房長官幹部が適任」との発言をしていて、これを受けた形で石破元幹事長は“日本維新の会とは距離を置く姿勢”を明らかにしました。
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日本維新の会との協力関係について否定的な見解を示したが、その理由が、「自民党で歯を食いしばって頑張っている人たちを見捨てるわけにはいかない」だ。
少なくとも、石破氏に発言の資格がある言葉ではないことは明らかだ。細川連立政権の発足後、野党に転落した自民党を離党したのが石破氏だ。
自民党が野党に転落すると、立て直しに四苦八苦する森喜朗幹事長に 「私はね、政権与党にいたいんです。自民党の歴史的使命は終わった」 と捨て台詞をはき離党届を出したというのである。
当時、野党に転落し、自民党で歯を食いしばって頑張っている人たちを見捨てたのは石破氏ではないのか?
また、第一次安倍政権末期には代議士会で安倍総理をつるし上げ、麻生政権末期には農林水産大臣でありながら麻生おろしを行った。
当時、自民党は苦境にあったが、歯を食いしばって頑張っている人たちを背中から撃ったのが石破氏だろうに、何を言っているのか。
石破氏は、無役だったせいか、他の総裁候補の菅官房長官、岸田政調会長と比べ、言葉の軽さが目立つ。
「総理に失礼」「自民党で歯を食いしばって頑張っている人たちを見捨てるわけにはいかない」との発言は、石破氏自身への戒め、自虐ギャグとしか思えない。
石破氏が総裁選で掲げた「納得と共感」。少なくとも多くの自民党支持者が石破氏に対して「納得と共感」をしていない。