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退任日直前で日英EPAが結実!これにより日英協商が成立!安倍総理が長期にわたって培ってきた日英関係! #ありがとう安倍総理

安倍総理が退任し、菅新総理へとバトンが引き継がれた。安倍総理は就任以来、「地球儀を俯瞰する外交」を掲げ、実行してきた。

第198回国会でも安倍総理の姿勢は変わらず、所信表明演説で地球儀を俯瞰する外交に言及している。(参考

(出典 首相官邸)

2020年1月17日時点で、訪問回数は81回、訪問国・地域は80、そしてのべ訪問国・地域は176にも上った。

この地球儀を俯瞰する外交の最後の成果が、退任直前に結実した。それは日本とイギリスとの包括的経済連携協定だ。

退任日直前に実った外交成果、日英EPA!

日英EPAは、イギリスがEUを離脱することを決めたため、両国の経済において重要な意味相を持つ。

日本側からしてみれば、英国のEU離脱後の移行期間終了までに本協定が発効すれば、日EU・EPAの下で得られている利益の喪失を回避し、日系企業のビジネスの継続性を確保することができる。イギリス側も同様だ。

この日英EPAに関しては、経団連の会長である中西宏明氏も次のようなコメントを発表している。

経団連の中西宏明会長は、日英EPAの大筋合意を受けて、同日コメントを発表。英国には多くの日本企業が進出し、日英のみならずEUを加えた3地域内で密接なサプライチェーンを構築しているとして、同EPAの大筋合意を歓迎するとともに、日本政府に対し「2021年1月1日に協定を発効させ、切れ目なく自由な貿易投資を続けるために、日英両国において所要の手続きを速やかに進められたい」と要請した。

(略)

(経団連会長の中西氏  出典 サンケイビズ)

引用元 日英EPAの早期発効に強い期待を寄せる日本企業

経済界も期待を寄せる、この日英EPAだが、大筋合意に至るまで、信じられない速さだった。大筋合意に至るまでに要した期間は、なんと3か月だ。2020年6月10日に第一回主席交渉官会合が開催され、大筋合意をしたのが9月11日だ。

これほど早くEPAをまとめ上げることができた背景には、安倍総理が第二次安倍政権発足以来、培ってきたイギリスとの信頼関係が関係している。

第二次安倍政権発足後、まっさきに電話会談した国の1つがイギリス

安倍総理が、総理就任した際に、まっさきに電話会談をした国は6か国ある。そのうちの1つがイギリスだ。

この日英首脳電話会談の相手は、キャメロン首相。キャメロン首相からは、安倍総理就任への祝意を受けた。

(出典 首相官邸)

キャメロン首相は、その後、2016年、EU離脱を問う国民投票を実施し、その後、メイ氏がキャメロン首相の後継として首相に就いた。

EU離脱交渉を行ったメイ首相は、2018年2月26日、日英首脳電話会談で次のように語った。

本26日,午後6時30分から約20分間,安倍晋三内閣総理大臣は,先方からの求めに応じ,テリーザ・メイ英国首相(The Rt Hon Theresa May MP, Prime Minister of the United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)と日英首脳電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

(略)

英国のEU離脱に関し,安倍総理大臣から,メイ首相がビジネスラウンドテーブルを主催したことに謝意を示しました。これに対し,メイ首相から,日本企業が英国のEU離脱後も引き続き,英国でビジネスを行える環境としたい旨述べました。両者は日英の貿易・経済関係に関し,両国の関係強化を含め,引き続き協力していくことで一致しました。

(略)

(出典 首相官邸)

引用元 日英首脳電話会談

これを踏まえて、2018年に開催された二回目の日英首脳会談で、安倍総理は日英EPAに言及した。

(略)

安倍総理から,英国のEU離脱後の両国の経済関係の強化のため,日EU・EPAを踏まえた,日英間の新たな経済的パートナーシップの構築に速やかに取り組みたい旨述べました。 さらに,安倍総理から,日英は最も力強い自由貿易の旗手であり,その観点から,年末に発効するTPP11加入への英国の関心表明を歓迎する,ルールに基づく開かれた自由貿易体制の強化に向け協力したい旨述べました。

(略)

(出典 外務省)

引用元 日英首脳会談

安倍総理は、総理就任後一貫して、イギリスとの信頼関係の強化に努めてきた。その結果が日英EPAという一つの形となったのだ。

安倍総理の辞意表明を受けて、イギリスのジョンソン首相は、Twitterでメッセージを送った。

その後、日英首脳電話会談が開催され、その場でも、ジョンソン首相から安倍総理にメッセージが送られた。

(略)

冒頭、安倍総理から、内閣総理大臣の職を辞することとなったことを説明するとともに、ジョンソン首相のこれまでの協力への謝意を述べました。これに対し、ジョンソン首相からは、安倍総理の辞任を心から惜しみ、国際場裡における安倍総理の偉大な功績に敬意を表すると共に、日英関係が安倍総理の下、これまでになく強固になったことに感謝する旨述べました。

(略)

(出典 産経ニュース)

引用元 日英首脳電話会談

安倍総理が培ってきた日英の信頼関係。菅新総理におかれては、安倍総理の外交成果を継承、そして発展させていただきたい。

日英同盟締結時の桂太郎首相のように、安倍総理には、持病回復後、可能であるならば、総理に就任し、日英関係の更なる発展のために、また尽力していただきたい。

(出典 朝日新聞)

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