共同通信、「菅総理の人事は傲慢」「官邸政治は忖度の温床」という悪質な印象操作記事を配信!汚職が蔓延した官僚政治に戻れというのか??ノーパンしゃぶしゃぶが懐かしいの?
「最近の共同通信は酷い」そういった言葉をネットの掲示板や、ツイッターを見ているとよく目にする。
多くは「タイトル詐欺に、切り取り報道」や「印象操作や誤報による世論誘導」を問題視しており、政治知新も批判してきたところである。
そんな共同通信が、またも悪質な印象操作で菅新総理を貶めようとする記事を配信した。
共同通信、「官邸主導は強権政治だ」と印象操作
まずは共同通信の記事をご覧いただきたい。
自民党総裁選に立候補した菅義偉官房長官は13日のフジテレビ番組で、中央省庁の幹部人事を決める内閣人事局に見直すべき点はないと明言した。政権の決めた政策の方向性に反対する幹部は「異動してもらう」とも強調した。石破茂元幹事長、岸田文雄政調会長と出演したフジテレビ番組で発言した。
内閣人事局は2014年5月に内閣官房に新設された。幹部人事を掌握するため、官邸主導の意思決定を後押しする一方、官僚の忖度を生む要因と指摘される。
この記事だけ見ると、菅内閣は強権政治を強いるように見える。しかも、官邸主導や政治主導が驕り高ぶりそのもののように報じている。
では、まずフジテレビの日曜報道で、菅総理が何を語っているかご覧いただきたい。
菅総理の部分と橋下徹氏の部分だけ文字起こししてみよう。
橋下氏:政策を決定した後に反対をした官僚を異動させるか?
菅総理:私ども選挙で選ばれていますから、そういう中で、何をやるという方向を決定したのに反対するのであれば異動させる。
橋下氏:内閣人事局制度について修正すべきところはあるか?
菅総理:修正する箇所はないと思う。私ども一強だとか言われるが、まず、(幹部人事の)原案は大臣に書いてもらう。大臣は自分の省庁のことをしっかり見ている。大臣に対して疑問があれば、私も言うが、そこは、最終的に大臣が了解しなければ動かすようなことはしない。だけど、私たち政治の仕事は国家運営なのでその方針には従ってもらうということだ。
まず、一般社会と照らし合わせてみよう。企業がこういう方針でいくと決定した際、その基本方針に社員が反対した場合、仕事が進まなくなる。したがって、反対した社員はポストを外されるのは普通の話だ。
菅総理は、そのことを言っているだけだ。選挙で選ばれたリーダーが示した政策に賛同できないのなら、異動してもらうのは普通の話だ。
一般社会でも、会社と自分の方針が違うことで、不満を持ちながらも仕事をする人と、我慢できないといって、会社を辞める人がいる。それと同じことだ。
官邸主導や政治主導を批判する意見に「忖度が生まれる」というが、一般社会でもそんな話はゴロゴロ転がっている。逆に、いちいち政治家が細々と命じなければ動かない指示待ち官僚では困る。これも一般社会と同じだ。
ましてや、政治家は選挙で選ばれた人たちで、総理大臣はそのトップに立つ人物だ。大きな責任を背負っている。政策に対しても責任を負っているのだから当然のこと。
共同通信は官僚主導に戻れというのか?
官邸主導や政治主導に対し、多くのマスコミが否定的な意見を述べるが、その前になぜ官邸主導にしなければいけなかったのかを考えなくてはならない。
確かに、戦後日本の発展は、多くの優秀な官僚たちが行政の舵を握っていたことだということは事実だ。当時の官僚たちは、花形だった。しかし、多くの汚職などの不祥事が発覚した。そういった理由で、官僚主導は、批判の的になった。
前川元次官がそうであるように、暗黒の天下りを組織ぐるみでやり、天下り先に従う官僚政治がよいのか?あの特殊法人や社会保険庁やノーパンしゃぶしゃぶなど、官僚の暴走を忘れたのか?
そして、民主政権時でも脱官僚を掲げたが、達成できなかったが、第二次安倍政権で官僚政治から官邸主導になって、内閣人事局が設立されたのだ。
そういった背景があった事を忘れてはいけない。
官僚主導では、迅速な行動が出来なかった。しかし、安倍政権になってから目覚ましい外交成果に、内政でも「働き方改革」「一億総活躍」「人生100年時代」と、次々と政策が打ち出された。
なぜそんなことが出来たか。それは官僚主導から官邸主導、政治主導となり、総理の責任のもと、スピィーディーに行動できるようになったからだ。
共同通信はこれを否定するということは、汚職まみれでスピード感の無い官僚主導に戻せということか?
おそらくそんな事まで考えていまい。単純に政権にダメージを与え、世論を煽ればいいと考えているのだ。なにせかつて官僚政治をボロクソに批判したのは共同通信をはじめとするメディアだからだ。
これだけネットが普及した中、いまだにそんな事をやっているから、国民のマスコミ離れが進んでいることをまだ理解していないのだろうか。