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歴史を動かした安倍総理の米議会演説!この名演説が安倍総理の真珠湾訪問とオバマ広島訪問による日米和解を実現し、日米関係は最後のしこりを解消した!

2016年5月27日、当時の米国大統領、バラク・オバマ大統領が米国大統領として、初めて広島を訪問した。そして、それから約半年後の2016年12月26日から27日にかけて、安倍総理(当時)が真珠湾と追悼施設「アリゾナ記念館」を我国の総理として初訪問した。

どちらも非常にハードルが高く、歴史的快挙と言ってよい。前者も後者も米国内の世論が正反対に反応する可能性もあった。しかし、安倍総理は過去の憎悪を歴史として消し去ることに成功した。

この背景には、米国での議会演説の大成功があったのである。

安倍総理による米議会大演説は、日米の歴史問題を解決する契機となった!14回もスタンディングオベーションが起き、終了後も米議員が安倍総理に殺到し、サインをねだる!

安倍前総理は、総理在任中に靖国神社を参拝した。これが一度で終わってしまったことは残念だった。一方で、当時はオバマ政権であり、米国のリベラル派に強い懸念を持たれたのも事実であった。

にもかかわらず、安倍総理の大演説は、こうした懸念を吹き飛ばす名演説だったのである。

13年末の安倍首相の靖国神社参拝により、米国では安倍首相の歴史認識に強い懸念が生まれた。しかし、15年4月に安倍首相が米議会上下両院合同会議で行った演説は、安倍首相が極東軍事裁判の結果を受け入れない「歴史修正主義者」ではないかという米国内の懸念を払拭した。

この演説の中で、安倍首相は真珠湾、バターン・コレヒドール、珊瑚海……、メモリアルに刻まれた戦場の名が心をよぎり、私はアメリカの若者の、失われた夢、未来を思いました。歴史とは実に取り返しのつかない、苛烈なものです。私は深い悔悟を胸に、しばしその場に立って、黙とうをささげましたと述べ、戦争で命を落とした米国人の魂に哀悼を捧げた。

安倍首相は、この演説で謝罪はしなかった。日米は、太平洋戦争で凄惨な戦いを経験し、双方に数多くの犠牲者を出した。だが、日米の和解に謝罪は必要ない。安倍首相は、犠牲者を悼み、威厳を持って悲劇の歴史を共有した上で、不戦の決意を実践することが日米の和解の方法だということを示したのだ。

(米議会で演説する安倍総理 出典 首相官邸)

引用元 安倍首相真珠湾訪問、もう一つのパールハーバー

米国連邦議会上下両院合同会議における安倍内閣総理大臣演説 動画有

まさに米議会での安倍総理の素晴らしい演説が、米議会が抱えていた懸念を払拭したのである。この演説は格調高く、米国人の心情に訴えるものであった。

これは聴衆が立ち上がって拍手を送るスタンディングオベーションが14回もあったことから明らかである。これが単なるお世辞や儀礼ではないことは回数の多さもさることながら、

大演説を終え、議場を引き揚げようとする安倍総理の回りに人だかりができ、多くの議員が演説をたたえ、握手を求めた。中にはサインをねだる議員もいた。おかげで総理は10分以上も議場から出られなかったのである。

この感動が、日米両首脳の広島訪問、真珠湾訪問に結び付いたのである。

そして、安倍総理はこの時謝罪をしなかった。この事実があったからこそ、オバマ大統領に広島での謝罪を求めず、広島訪問のハードルが低くなった。それは、安倍総理の真珠湾訪問も同じことである。

日米両国は完全に忌まわしき過去を克服したのである。

真珠湾のだまし討ちの汚名を晴らすことに安倍総理は成功したのである。

真珠湾の訪問そして安倍総理の訴えた「希望の同盟」

こうして安倍総理の真珠湾訪問は実現することになった。BBCは、安倍総理の真珠湾訪問時の演説を報じた際、「希望の同盟」というフレーズに注目した。

安倍首相は和解と平和を約束し、「戦艦アリゾナに眠る兵士たちに、米国民、世界の人々に、固い、その決意を表明する」と語った。

(中略)

また、米国と日本の現在の同盟関係について安倍首相は、「希望の同盟」だと述べた。

(中略)

オバマ大統領はまた、「日本がいつも私を歓迎してくれたように、友情の精神で」安倍首相を歓迎する、と述べた。

安倍首相は、日本の首相として初めてアリゾナ記念館を訪れた。同首相は、慰霊に訪れたものの、当初から予想されていたように、謝罪はしなかった。

(出典 産経新聞)

引用元 日本の安倍首相、真珠湾を訪問 日米首脳そろっては初めて

(※米国訪問 日米両首脳によるステートメント 動画有

まさに安倍外交の見事さだ。謝罪をせずに真珠湾問題を片付け、そして、「希望の同盟」という新たなるステージに導いたのだ。

そして、安倍総理は、真珠湾演説で謝罪ではなく和解と未来への希望を訴えた。しかも、誇り高く、日の丸をあの真珠湾に翻し、である。

あの「パールハーバー」から75年。歴史に残る激しい戦争を戦った日本と米国は、歴史にまれな、深く、強く結ばれた同盟国となりました。

それは、いままでにもまして、世界を覆う幾多の困難に、共に立ち向かう同盟です。明日を拓く、「希望の同盟」です。

私たちを結びつけたものは、寛容の心がもたらした、the power of reconciliation、「和解の力」です。

私が、ここパールハーバーで、オバマ大統領とともに、世界の人々に対して訴えたいもの。それは、この、和解の力です。

(出典 AP通信 真珠湾に日の丸が堂々とひるがえり、元兵士と誇り高く握手する日本の総理の姿が想像できただろうか?)

引用元 米国訪問 日米両首脳によるステートメント

こうして日米の和解は成り立ったが、重要な意義を忘れてはならない。

安倍総理は、戦後70年談話で既に伏線はあったのである。

安倍総理は、「あの戦争には何ら関わりのない、私たちの子や孫、そしてその先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません。」と未来の日本人に謝罪をさせないという決意を述べていた。(参考

そうすべてはここにあったのだ。安倍総理は、私たちの子や孫にまでもう謝罪の歴史を繰り返させないために、すべてを成し遂げたのである。

(出典 産経新聞)

そして、この歴史的和解にて、日米関係は今に至る。オバマ政権からトランプ政権に代わっても、安倍総理により日米の強固な関係はさらに強まった。

菅総理も、安倍政権が作り上げた、強固な日米関係を継承して欲しい。幸いなことに先の日米電話会談で、トランプ大統領が「24時間、いつでもなにかあったら電話してほしい」と述べたという。これも、安倍前総理が在任中作り上げた、日米の信頼関係があってこそだ。

一方、安倍前総理には、内政、そして外交でやり残したことがまだある。菅総理と電話会談をした各国首脳が、安倍前総理の体調を心配していたように、多くの国民も心配している。体調が回復し、時が来た際には、安倍前総理には、三度目の総理就任を期待したい。

国民は、安倍総理、あなたを待っている。

(出典 朝日新聞デジタル)

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