松宮教授「菅首相はヒトラーのように独裁者になろうとしている!」 → 安倍総理もヒトラー、橋下氏もヒトラー、いったい我国にヒトラーは何人いるの?そして誰が民族浄化と自国民虐殺と戦前の領土要求やったの?隣国の方では?
科学哲学の世界的権威の村上陽一郎・東大名誉教授が「(任命拒否の6人は)就職の機会を奪われただけ。学問の自由を奪われた人はいない。」と最もな指摘した、日本学術会議をめぐる大騒動。
しかし就職に失敗した松宮孝明教授の「口撃」は止まらない。ついに菅総理を、ヒトラーとまで言い出したのだ。
松宮教授「菅首相はヒトラーのように独裁者になろうとしている!」 → 安倍総理もヒトラー、橋下氏もヒトラー、いったい我国にヒトラーは何人いるの?
10月23日、任命を拒否された6人の大学教授らが外国人記者クラブで記者会見を行い、任命拒否は違法であると訴えた。特に松宮孝明教授の怪気炎は凄かった。
立命館大学大学院・松宮教授「ナチスドイツのヒトラーでさえも全権を掌握するには、特別の法律を必要としましたが、菅総理大臣は現行憲法を読み替えて自分がヒトラーのような独裁者になろうとしているのか」
松宮教授は、公務員の任命権などは国民にあるとする「憲法15条」を根拠に、政府が、任命拒否を合法だとしているのは「恐ろしい話だ」と訴えました。
またもやだ。正直私にはあなたの論理の方が恐ろしい。国民の皆さんの多くもそうだろう。
左派はいつも相手をヒトラーに例える。安倍総理、橋下徹府知事、石原都知事、小泉総理などをヒトラーだと決めつけ、好き放題叩いてきた。安易すぎる批判だ。
いつ菅総理が民族浄化と自国民虐殺と戦前の領土要求やったの?隣国の方では?
彼らはヒトラーがやったことを知っているのか?
いつ、菅総理や過去の我国の政治家が、ヒトラーのように戦前の領土と生存圏としての領土を要求したのか?
いつ、菅総理らが特定の民族に対し虐殺や迫害を行ったのか?
いつ、菅総理らが言論を弾圧し本を焼いたのか?
いずれも答えはNo!である。菅総理らはヒトラーのように戦前の全領土や自国経済のための新領土を要求したことはないし、民族浄化も言論弾圧もやっていない。
菅総理がヒトラーになるには、満州・朝鮮・台湾・北方領土・千島列島・南樺太を要求しなければならないが、実際には北方領土を安倍総理に倣い、2島+αで決着させようとしている。つつましい。
菅総理がヒトラーになるためには、退廃書籍を償却するイベントを開催し、言論を弾圧しつつ他民族を迫害しなければならないが、実際の菅総理はそんなことをしていない。むしろ菅総理は迫害されていたアイヌ民族を復活するために力をいれている。
むしろチベット民族やウイグル民族を民族浄化し、自国民の言論の自由を封殺し、清朝の最大版図を要求している隣国の習近平こそ、帰ってきたヒトラーだろう。松宮教授の論理で行けば、隣国にもっともヒトラーらしい独裁者が存在しているのだが、そちらをまず批判するべきだろう。
松宮教授「菅首相は憲法15条を根拠にしている」 → 菅政権は憲法65条、72条を最大の根拠にしていますよ
また松宮教授は、菅総理は憲法15条を根拠にしていると指摘しているが、それは間違いだ。憲法15条は一根拠に過ぎず、野党合同ヒアリングでも説明されているように、憲法65条、72条の内閣総理大臣の行政各部に対する指揮監督権限も根拠にされている。
そして説明文も憲法65条と72条の方が先に出されている。
あくまでも憲法65条「行政権は、内閣に属する。」と72条「内閣総理大臣は、内閣を代表して議案を国会に提出し、一般国務及び外交関係について国会に報告し、並びに行政各部を指揮監督する。」を根拠に、行政機関である日本学術会議に対し内閣が指揮監督を行っただけなのであり、15条はついでに過ぎない。
にもかかわらず、15条だけを持ち出して「菅はヒトラーだ」と主張するのは筋悪だ。
このように国会開会を前にして、国民世論から遊離した主張を展開している学者たち。これでは国民の理解は得られないであろうし、時間のムダだ。的外れな主張を繰り返すのではなく、本当の“帰ってきたヒトラー”とこそ戦うべきだ。