内ゲバ!菅総理と未来志向で一致した日本学術会議の梶田会長に対し、蓮舫議員と前川喜平氏が猛批判!!いったい誰の為に批判しているの??菅総理を批判したいだけでしょ!!!!
菅総理に対して、口撃材料が見つかったと喜んでいる野党。そして左派の人達。日本学術会議の会員に6人がなりそこなったというボヤ騒ぎにすらならない話に、必死に薪を組んで火を起こそうとしている。
野党第一党の立憲民主党の枝野代表は、10月26日から召集される臨時国会で、「地域と国会の活動に全力で立ち向かい、命と暮らしをコロナ危機から守る国会にする」と表向きのことを発言しているが、日本学術会議関係で政府と対決する姿勢も示している。(参考)
政策ではなく、政府批判、そして政局に明け暮れる野党の姿は、散々見てきた。それの光景が繰り返されようとしている。
しかし、だ。日本学術会議の件では野党を筆頭とする左派陣営が、またもや仲違いを始めたのだ。そのきっかけは、菅総理と日本学術会議会長の梶田隆章氏の会談だ。
自身の意に添わなければ、内ゲバ。ここでもまた左派陣営は毎度おなじみの光景を繰り広げている。
菅総理と梶田会長の会談。梶田会長、無念なり
菅総理と梶田会長の会談を、より一層の政府への口撃材料になると思っていた野党と左派陣営。しかし、梶田会長は、会談の主要な目的にはせず、学術会議の在り方について話すにとどまった。
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日本学術会議・梶田隆章会長:「6名の方が任命されていないことについて、学術会議総会としての決議がありまして、その決議文について総理にお渡ししました」「(Q.総理から明確な説明はあったのか?)きょうはそこの点について特に回答を求めるという趣旨ではないので、特にそこについて明確なことがどうこうということはないです」「(Q.梶田会長から聞かなかったのか?)それよりも未来志向で学術に基づいて社会や国に対してどう貢献していくか、そういうようなことについて主に話をしました」
(略)
梶田会長の見事なまでの腰砕けっぷり。日本学術会議も大問題と認識しているなら、菅総理との会談で、当然その問題を持ち出すはずだ。
これで終わりかと思いきや、何とこのことに噛みついた人達がいる。おなじみの左派の人達だ。
始まった!!毎度おなじみの内ゲバ!
梶田会長が、任命拒否について回答を求めず、そして「未来志向」で、菅総理と会談したことに驚いたのが、任命拒否問題で、菅政権を口撃していた人達だ。
肩透かしを食らったことに、梶田会長を批判する声が散見された。
立憲民主党の蓮舫参院議員が17日付ツイッターで、菅義偉首相が16日に日本学術会議の梶田隆章会長と会談後、取材対応したことを伝えるテレビニュースが「菅首相『会長と“未来志向”で合意』」とのテロップで報じていることを引用し、「『任命見送り説明なし』これがニュースの見出し、でしょう。双方が6名削除に触れずにどんな『未来志向』があるというのか」と投稿した。
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蓮舫氏も、梶田会長に肩透かしを食らった一人だ。そして報道の仕方についても噛みついている。国会議員がニュースのテロップにまで噛みつく。今回の日本学術会議の件で、「学問の自由の侵害だぁぁぁ」と騒いでいた人達の論法なら、蓮舫氏の噛みつきは、「報道の自由」の侵害になるはずだ。
肩透かしを食らったのは、蓮舫氏だけではない。一日も早い貧困調査のレポートの公表が待たれる前川喜平元文科次官もその一人だ。
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前川氏は「梶田学術会議会長は、何をしに官邸まで行ったのか。腰砕けもいいところだ。菅首相の思う壺にはまってしまった。情けない」と憤まんやるかたないといった胸中をにじませた。
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梶田会長に対して、批判を展開する蓮舫氏と前川氏。左派陣営は自身の思い通りに、物事が進まないと、すぐに内ゲバを開始する。
この「内ゲバ」について、ジャーナリストの長谷川幸洋氏が、面白い指摘をしている。
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それは、彼らが「反権力」を至上命題にしていて、権力と戦うためには、どんな理屈でも持ち出すからだ。争点はなんでもいい。理屈もなんでもいい。それぞれ勝手な理屈を掲げて戦いを始める。だからこそ、ひとたび敗色が濃厚になると、次は理屈の争いになる。
「オレの言ってることが正しい」「いや、それは甘い。オレの話こそが根本だ」「それより、こっちの話が現実的ではないか」「そんなことはどうでもいい。大事なのは攻めているかどうかだ」などと言い争いを始める。本来の敵に勝てないからこそ、身近な同志を敵視するようになる。
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実に面白い。野党をはじめとした左派陣営の過去の言動を見ると、長谷川氏の指摘が的確であることがわかるはずだ。
政権を批判できるなら、どのような理由でもよく、敗北濃厚になると内ゲバ。まさに野党が繰り返してきた歴史そのものだ。
今回の日本学術会議の件でも、梶田会長が「未来志向」で菅総理と会談した。そしたら、野党らは風向きが変わったようで、梶田会長を批判した。
振り上げた拳を下ろすことができず、臨時国会も始まった。日本学術会議の件を契機に、野党、そして左派陣営が、どのような面白い喜劇「内ゲバ」を展開するのか期待したい。
そしてこうした野党の連中が支持するのが、今回任命されなかった学者連中なのである。つまりこの学者連中は、お里の知れた連中だったということだ。