日本学術会議の梶田会長「任命拒否の理由の説明と6人の任命を引き続き求めていく!」 → 菅総理と会談した際になぜ言わなかったの??面と向かっては言えない性分ですか??
野党と左派メディアが騒ぎ続けることによって終わりの兆しが見えない、日本学術会議の会員任命拒否問題。問題ではないことを、さも問題があるように見せ、国会の時間を浪費するのは、国会で充実した政策論争、特に新型コロナウイルス対策や経済政策を期待する国民に対する背信行為に他ならない。
当事者となった日本学術会議、その会長の梶田隆章氏は、任命権者である菅総理と会談をした際に「未来志向」の会談をしたと語り、任命拒否の理由と6人の任命を求める要望書に対する回答は求めなかった。
菅総理と梶田会長との会談で、この問題は終わったものと思われた。しかし、梶田会長は、会談後に再度「理由」と「任命」を求める姿勢を示したのだ。
任命権者に直接言う機会があったにも関わらず、言わず、後日記者会見で、その姿勢を示す。なんとも煮え切らない人物、それが梶田会長なのだ。
菅総理との会談、要望書への回答を梶田会長は求めず
日本学術会議の会員任命拒否。これが問題とされてから、初めて菅総理と梶田会長の会談が実現したのは、10月16日。野党、左派メディアは、「任命拒否の理由の説明を!」と騒いでいた時期だ。
その時期に行われる会談とあって、梶田会長は当然、直接、菅総理に対して、説明を求めるものと思われた。
菅総理大臣は16日、総理大臣官邸で、日本学術会議の梶田会長と会談し、今後の学術会議の在り方などをめぐり意見を交わしました。会談のあと、梶田会長は、学術会議が推薦した会員候補6人が任命されなかったことについて、明確なやり取りはなかったと明らかにしました。
(中略)
一方、学術会議が推薦した会員候補6人が任命されなかったことについて、記者団が「菅総理大臣から具体的な説明はあったのか」と質問したのに対し、16日は要望書の回答は求めず、明確なやり取りはなかったと明らかにしました。
梶田会長が、菅総理に説明を求めなかったことで、この問題は終息するものと思われた。会談を受けて、加藤官房長官も、会談が、共通の目標をもって進めていくためのスタートと位置付けられるのではないかと語っていたほどだ(参考)。
しかし、だ。会談から日にちが経った10月29日。梶田会長は、「理由」と「任命」を求める姿勢を再度示したのだ。
メディアには言えて、任命権者には直接言えない??それとも内部からの圧力に屈した??
任命権者たる菅総理に対して、直接、「理由」と「任命」を言わなかった梶田会長。そんな梶田会長に対して、内部から圧力でもかかったのか、記者会見で終わった話を再度持ち出したのだ。
日本学術会議の梶田会長らが会見を行い、菅総理による6人の任命拒否が活動に支障をきたしているとして、理由の説明と6人の任命を引き続き求めていく考えを示しました。
「6名の任命が見送られ99名しか任命されていません。これは学術会議にとって、いわば青天の霹靂という事態で第25期の運営や活動に著しい制約となっている」(日本学術会議 梶田隆章 会長)
日本学術会議の梶田隆章会長と副会長らが会見を行い、学術会議が推薦した会員105人のうち6人が菅総理から任命されなかった問題について、「任命拒否の理由の説明と6人の任命を引き続き求めていく」と話しました。
また話を振り出しに戻そうとしている梶田会長。記者に向かって発言するのではなく、任命権者たる菅総理に対して直接言うべき問題だ。
梶田会長は、菅総理には直接問いただす機会があった。しかし、その機会で言及しなかったことを忘れたのか。にもかかわらず、再度、「説明」と「任命」を口にするのは、筋が通らない。
梶田会長は聡明な学者だ。本当に問題と思っているならば、誰に言えば問題が解決するのかわかっているはずだ。日本学術会議の問題によって、梶田会長の華麗なる学者歴に傷がつかないか、心配しかない。
梶田さん、「理由」と「任命」を蒸し返す前に、イチ学者に戻られた方が賢明ではないですか?