大爆笑!日本学術会議が「学問の自由は複雑な概念!簡単に論じられるものではない」 → 野党のみなさん、そして当事者のみなさんも赤っ恥!?
「学問の自由」を錦の御旗とし、政権批判を始めた野党、そして日本学術会議の会員になれなかった当事者たち。「学問の自由」を持ち出せば、政府批判に賛同する世論を煽動できるとでも思ったのか、事ある毎に「学問の自由の侵害!」と騒いだ。
しかし、冷静な人達がわかっているように、今回の日本学術会議の問題は、「学問の自由」と直接関係しているのかというと、そうではない。6人の学者が特別職国家公務員に就くことができなかったというだけの話だ。
野党、そして当事者たちが声を上げる「学問の自由」。だが、日本学術会議から思いもよらない言葉が飛び出したのだ。
「学問の自由そのものにダイレクトに関係しているかという論点は、少なくとも学術会議としては言っていない」と日本学術会議の第一部幹事が語ったのだ。
今まで騒いでいた人達は、見事なまでに否定されたのだ。
「学問の自由」という錦の御旗を掲げた野党らを日本学術会議が真っ向否定!
菅総理の日本学術会議会員任命拒否。これが問題化された際、野党は恒例のレッテル貼りに走った。そのレッテルに使われたのが「学問の自由」だ。
「学問の自由の侵害だぁぁぁ」と野党が主張すればするほど、「学問の自由」が陳腐化すると思った人たちも多いはずだ。野党、そして任命拒否された当事者たちが叫んだ「学問の自由」に対して、当事者である日本学術会議の第一部幹事が衝撃の発言をした。
日本学術会議の新会員候補のうち菅義偉(よしひで)首相が6人の任命を見送った問題に関し、日本学術会議は29日、記者会見した。メディア報道やSNS上で「学問の自由への侵害だとの批判が出ていることに対し、第一部幹事の小林傳司(ただし)大阪大学名誉教授は「学問の自由そのものにダイレクトに関係しているかという論点は、少なくとも学術会議としては言っていない」と慎重に語った。
(中略)
小林氏はさらに「学問の自由とはもっと複雑な概念で、そう簡単に論じれるものではない」と指摘。任命拒否問題が学問の自由に与える影響について「直接の答えは差し替えたい」としたものの、「無関係だとは思わない」とも付け加えた。
「学問の自由そのものにダイレクトに関係しているかという論点は、少なくとも学術会議としては言っていない」「学問の自由とはもっと複雑な概念で、そう簡単に論じれるものではない」と、野党、そして任命拒否された当事者の主張に対して否定的な見解を示した小林傳司阪大名誉教授。
野党らの主張は、学者から見ても異論がある代物だったのだ。
赤っ恥をかいた「学問の自由」を主張していた人達
小林傳司阪大名誉教授よって、「学問の自由はもっと複雑な概念」と指摘された野党らの主張。「学問の自由」を理解せずに、政権批判のために持ち出したのが、立憲民主党の福山哲郎幹事長だ。
福山哲郎幹事長は2日、日本学術会議の会員の一部候補の任命を菅総理が見送ったことを受け、記者団からの取材に応じました。
福山幹事長はこの問題について、「学問の自由に対する国家権力の介入であり、到底看過できるものではない」と強調しました。
福山幹事長がこの調子だから、立憲民主党の公式Twitterも次のようなものをTweetしていた。
小林傳司阪大名誉教授によれば「学問の自由はもっと複雑な概念」であるのに、福山幹事長らは、複雑な概念を理解することもせず、多くの国民をミスリードしようとしていたと言えよう。
任命されなかった6人のうちの1人、岡田教授も先日開催された日本外国人特派員経協会での会見で、「会員の適否を政治権力が決められれば、憲法23条が保障する『学問の自由』の破壊になる」と主張していた(参考)。
政府を批判したいがために持ち出された錦の御旗「学問の自由」。しかし、当事者である日本学術会議の第一部幹事から「学術会議としては言っていない」と梯子を外されてしまった。
「政府を批判したい」、この思いが先行して、持ち出された「学問の自由」。特に野党の皆さんは、政府批判をする前に、一旦立ち止まって、冷静に物事を分析するべきだ。それが出来ないなら、自発的に国会から去って頂きたい。
10年前は国民の生活が第一と訴えていたくせに、いまや特権階級である大学教授の名誉が第一というのでは残念過ぎるだろう。