珍説!立憲民主党・福山幹事長「(国民政党が学術会議のあり方を議論するのは)ナンセンスだと思いますよ。独立性を有してる。」 → 皇位継承は議論するのに、学術会議はダメなの??学術会議は神聖にして侵すべからずですか?
立憲民主党の福山幹事長が恐ろしいことを言い出した。国民政党が学問や学術会議のあり方を議論することをナンセンスだと断言し、議論をすべきではないと言い出したのだ。
畏れ多くもご皇室に関することであっても政党内で議論しているのは、自民党や立憲民主党も同じだ。つまり福山幹事長は、皇室よりも学者や日本学術会議こそが神聖で侵すべからずと無意識か意識的かは知らないが、そう考えているに等しいことになる。
立憲民主党・福山幹事長「(国民政党が学術会議のあり方を議論するのは)ナンセンスだと思いますよ。独立性を有してる。」 → 皇位継承は議論するのに、学術会議はダメなの??学術会議は神聖にして侵すべからずですか?
10月27日のBSフジ「プライムニュース」で、自民党の山際大志郎衆議院議員と福山幹事長は大激論をかわしたが、福山幹事長はとんでもない珍説を主張した。
以下の動画をご覧いただきたいが、文字でもまとめてみよう。
【議論もナンセンス】自民党・山際大志郎「自民党が学術会議のあり方に関して、議論するそのものがナンセンスであるような言い方は違う」
立憲民主党・福山哲郎「ナンセンスだと思いますよ。独立性を有してる」
議論もするなってよ。 pic.twitter.com/9xpvP9lGkE— Mi2 (@mi2_yes) October 27, 2020
山際議員「自由民主党と言う政党が、公党としてですよ、国民政党として、学問のあり方、あるいは学術会議というもののあり方に関して、議論することそのものがね、それそのものがナンセンスであるような言い方は、ちょっと違う。」
福山幹事長「ナンセンスだと思いますよ。独立性を有しているから。」
凄い珍説だ。見識を疑わざるをえない発言だ。
福山幹事長によれば、国民が選んだ国会議員で構成される国民政党が「学問」や「日本学術会議」について議論することはナンセンスだというのである。
言うまでもないが、立憲民主党も自由民主党も皇位継承のあり方など皇室の根本的な部分について党内論議を行い、議員たちも自由に発言している。枝野代表に至っては女系天皇制にしろと発言したことすらある。
福山幹事長がこの点について批判したとは聞いたことがない。まさかご皇室よりも、日本学術会議は神聖にして侵すべからずとでも考えているのか?日本学術会議も国民の税金は使われている行政組織に過ぎないだが?????
また独立性を有しているから国会議員が議論できないのであれば、日本銀行についても政治家は議論してはいけないことになる。しかし、福山幹事長がそうしたことを主張したとは聞かない。
山際大志郎議員、福山幹事長をたしなめる!!
このような無茶苦茶な主張を行う福山幹事長に対し、山際議員は噛んで含めるように反論を行った。
山際議員「それは福山さんの話では、そうかもしれないけど。」
福山幹事長「はい。」
山際議員「少なくとも我々は、そうではないと言う思いをもって見ているし、おそらく学問そのものもですね、その時代、その時代によってトレンドもあれば、必要とされるものも違うと思います。それがまったく政治と無関係でいられるかと言えばいられないでしょう。
なんとなれば、国民の税金を使って、学問の自由は担保されているじゃないですか。それを我々としては政治家として議論をしていくのは当たり前のことであってね。なんでもかんでも放任主義で勝手に何でもやっていいというのは自由ではないと思いますよ。」
福山幹事長「勝手にやれなんて私は一言も言っていませんよ。安倍政権の時代に…」
山際議員「だから、そもそも議論をするというのは、どこまで我々としては枠組みを作ればいいかも含めて議論をしているわけですから。議論することそのものが何か学問の自由に触ると言うような見方は違うと思う。」
山際議員の主張の通りだ。多くの税金を使う行政組織である以上、国会議員がチェックするのは当然だ。そうでなければ昔の軍部と同様に暴走してしまうし、実際に軍事研究の弾圧や構成員の著しい偏りに代表されるように「暴走」しているのが実態だ。
そうした問題を踏まえ、どのような制度に改革すればよいのかを議論するのは当然であり、それが間違っているならば反論すればよいだけ。日本学術会議の問題は無視するくせに、議論そのものを封殺しようとする福山幹事長の姿勢は理解不能だ。
もはや無理筋でしかない野党の学術会議への珍擁護は、百害あって一利なしだ。