珍説!青木理氏、「学問の自由」の旗色が悪くなったせいか、今度は「思想の自由」を持ち出す!!おまけに8月に国会でコロナ対策を議論しろと言っていたのに、今こそ野党に言わない怪!!
野党や一部メディアが「学問の自由」を振りかざしたものの、多くの学者から「今回の騒動と学問の自由は無関係。」「学問の自由を弾圧してきたのは日本学術会議!」「学問の自由を守っているのは専門学会だ!」と大反論されてしまい、今では立憲民主党も何もなかったかのように全く主張しなくなった。
こうした中、ジャーナリストの青木理氏はTBS「サンデー・モーニング」に出演し、今度は6人の学者が排除されたのは思想によるものだと言い出したのだ。「学問の自由」で負けたので、「思想の自由」で反撃というわけなのだろうが、これも珍説でしかなかったのである。青木氏のコメントは、いつもこんな感じで欺瞞と偽善にあふれている。
そもそも8月ごろの青木氏は「国会を開き、コロナ対策を議論しろ!!」と主張していたのに、国会が開かれた今、どうしてコロナ対策の優先順位が低い立憲民主党や共産党を批判しないのか。彼が立憲民主党や共産党を批判したことなど聞いたことがない。
珍説!青木理氏、我国の公安部や警備部を“思想警察”と決めつける!!世界中で公安警察がない国家があるの??どの国も我国より強権的ですよ!!
11月8日のTBS「サンデー・モーニング」に青木理氏が登場し、以下のような発言を行った。
8日、TBS系「サンデー・モーニング」に出演し、菅政権を支える杉田和博内閣官房副長官について「警備公安警察の出身」「ある種、思想警察のようなところ」などと解説した。
冒頭から意味不明だ。“思想警察”とは辞書によれば「自己の支配にとって危険ないし有害と思われる思想の取締り,弾圧を目的として設置された警察をいう。」とのことであるが、いったいいつ我国の警察の警備部や公安部が思想だけを理由に逮捕や処刑をしたのか。嘘を言うのはやめましょうよ。
戦前の悪名高い特別高等警察のように小林多喜二を逮捕した挙句、拷問したことがいったいあったのか。
オウム真理教も中核派も革マル派も立派に存続し、活動しているではないか。にもかかわらず、我国に思想警察が存在し、活動しているかのように指摘するのは無茶苦茶だ。
そもそも青木氏は我国の警察の警備部や公安部を“思想警察”だと批判するが、米国のFBI、フランスの国内治安総局、ドイツの連邦刑事庁、イスラエルの公安庁、中国の公安部、カナダの王立カナダ騎馬警察などのように世界中どの国でも公安警察は存在する。
そのいずれもが我国の警備部や公安部よりも強権的であり、中国の公安部は何もしていないのに密告だけで強制収容所送りにしている、青木氏は批判するならば、こちらをまずすべきであろう。
それにもし“思想警察”が存在するならば、青木理氏が連日連夜のようにテレビで政府批判をすることが出来るはずもない。
珍説!青木理氏、「学問の自由」の旗色が悪くなったせいか、今度は「思想の自由」を持ち出す!!
青木氏は「その方がこの6人を排除するということを主導したんだとすると、なんて言うのか…思想によるパージ。ある種の思想によって特定の人をパージしたことが疑われるんです。少なくとも僕らはそうみる。そうだったらそうだと説明していただかないと困るし、そうじゃないなら明確にしてもらわないと、色んな問題で政権ももたないけれど、この社会、日本政治に大きな禍根を残すと思います」と懸念を示した。
青木氏はなぜか世界中でもっとも穏健な我国の公安警察を持ち出して、思想によってパージしたと主張する。
まったく理解できない。仮に6人が思想によってパージされたのであれば、以下のように10人以上も平和安全法制に反対した学者が任命されていることと矛盾している。
前川喜平「任命拒否された6人は安保法などに反対が拒否理由と強く推定!学問の自由、表現の自由、思想の自由の侵害!」
上念司「任命された人のに反対派は何人かいる」マスコミや野党や前川は都合が悪い事実を表現の自由で無視してますが、学術会議の新会員となった安保法反対学者は少なくとも10人 pic.twitter.com/GKSLsGfveE
— Dappi (@dappi2019) October 14, 2020
もし思想で差別したのであれば、平田オリザ氏は絶対に選ばれないはずだ。青木氏の主張は事実と矛盾している。つまりこの人物が言っていることは嘘としか思えない。
しかも笑止なのは、青木氏が「思想の自由」の問題であるかのように主張していることだ。露骨な論点ずらしだとしか言いようがない。「学問の自由」はどうでもよくなったのか??
おまけに8月に国会でコロナ対策を議論しろと言っていたのに、今こそ野党に言わない怪!!
しかも青木氏は8月頃の「サンデー・モーニング」でしきりに、国会を開いてコロナ対策を話し合えと叫んでいた。
「国会で東大の児玉先生が、このままだと来月は大変なことになると仰ってましたけど、実際、その通りになってるじゃないですか。それなのにマスクにGoToトラベルでしょ。崩壊寸前の医療提供体制のこととか、問題が山積しているのに国会も開かない。やる気がないならやめてくれって言いたくなる」青木理 pic.twitter.com/XmHjOf6ywO
— りょう(脱原発に一票チーム京都二区) #相互フォロー募集中 (@Ryohhei039724Rs) August 2, 2020
当時のコロナは落ち着いていたが、今や冬に向けて悪化しつつある。何よりも青木氏が開けと主張していた、国会が開いている。
しかし国民民主党以外の野党は、国会質問時間を見る限りでは、コロナよりも学術会議を優先している。にもかかわらず、今の野党を批判しない青木氏は政治的偏向報道に加担していると言われても仕方がない。
青木氏の猛省を望む。
そしてT B Sなどは報道機関としての存在意義などもはやない。電波法でも放送法でもさっさと政府は改革して、こうした公共の電波を私物化し、国民に害しか与えないような放送局の免許などさっさと停止すべきである。これは国民に対する政府の責任だ。