反論できない現役官僚へのメディアのいじめを許すな!北村滋国家安全保障局長への名誉棄損記事が裁判所で名誉毀損認定され賠償命令!!
最近目立つのが、反論できない現役官僚へのメディアや野党の攻撃である。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎いのか、安倍前総理や菅総理への攻撃が通じず、大臣や副大臣や政務官にも通じないことで、何とその部下である官僚への誹謗中傷や攻撃が野党やメディアから相次いでいるのだ。
その官僚が暴走なり汚職なり違法行為をしたなら責められて当然だが、総理以下に忠実だからと野党合同ヒアリングから国会質問に、毎日の報道で批判しているのは無茶苦茶だ。
しかも今回、東京地裁は現役の官僚へのメディアの報道を名誉棄損として認定し、賠償命令まで命じたのだ。
北村滋国家安全保障局長への名誉棄損記事が裁判所で認定され賠償命令!!
NHKは11月20日の報道で、北村滋国家安全保障局長が官邸内の権力を掌握しているとする記事を掲載した月刊誌に対し、東京地裁が賠償命令を下したと報道した。
北村滋国家安全保障局長が月刊誌の記事で名誉を傷つけられたと訴えた裁判で、東京地方裁判所は訴えを認め、出版社側に200万円余りの賠償とウェブサイトの記事の削除を命じる判決を言い渡しました。
現役官僚への誹謗中傷はこれまで見過ごされる傾向にあり、メディアの言いたい放題とやりたい放題であったが、それに対し賠償命令としては極めて珍しい。
よほど悪質であったと思われるが、これは多くの反論できない立場にある、現役の官僚や企業関係者にとっては、良い先例となるものであり、励まされる思いだろう。
日本学術会議騒動でも、マスク騒動でも、桜騒動でも、森加計騒動でも、反論できる政治家と違い、反論できない立場にある官僚や民間企業に対し、推論に基づく誹謗中傷が行われた。民間企業では、ユースビオや寿司屋の久兵衛も冤罪なのに、被害者だった。
それに対し、被害者側からようやく反撃が成された形だ。
北村局長が訴えた名誉棄損の内容!!そして、裁判所が月刊誌側に賠償命令200万円!!
さて北村局長は何を訴えたのか??
月刊誌の「選択」が平成29年から30年にかけて、当時、内閣情報官を務めていた北村滋局長が官邸内の権力を握っているなどとする記事を複数回、掲載したことについて、北村局長は名誉を傷つけられたと訴えました。
20日の判決で、東京地方裁判所の伊藤繁裁判長は「記事は、北村局長が権限を乱用して秘密裏に政界関係者の情報を集め、政権を操っているという印象を読者に与える。記事を裏付ける証拠もなく真実とは認められない」などと指摘し、出版社側に200万円余りの賠償と、ウェブサイトに掲載されている記事の削除を命じました。
これは酷い誹謗中傷だ。
北村氏は、2017年7月からの1年間、安倍総理に126日という、3日に1回以上という最も高い頻度で面会したが、これにおごることがなく謙虚なコメントをメディアの取材に次のように回答していた。(参考)
「時々の国際・国内情勢下において、安倍総理に最も知っていただきたいことを取捨選択し、明解かつ端的に説明するように心がけております。職務を誠実に遂行した結果がブリーフィングの回数であり、その多寡については、格別の感慨はございません。」
このような謙虚な人物が官邸を支配し、権力を乱用するなど考えにくく、あり得ないことだ。だからこそ、裁判所も明確な証拠のない報道と認定し、200万円と言う相場より高額な賠償と削除命令と言う全面勝訴判決を下したのであろう。
その意味で、今回の判決は実に意義深い。
これまでメディアは相手が現役官僚や民間企業といった反論できる立場にもなく、発信力でも劣る相手に対し、言いたい放題の報道をしてきた。彼らの猛省を望む。
国民はもう悪質メディアに騙されない!!!