国民が我慢した三連休に、立憲民主党枝野代表はGoTo沖縄!!そこで語ったことは「移設なき普天間飛行場の返還!!」迷総理だった鳩山氏の再来は不可避!!
新型コロナウイルスの感染拡大を警戒して、多くの国民が我慢の三連休を過ごした。その間、立憲民主党枝野代表は、滋賀、兵庫、沖縄と各地を訪問していたのである。あんなにGoToを批判していたのに、ご自分は我国各地を漫遊していたのだ。
しかも枝野代表は、沖縄立憲民主党の結党大会に参加し、なんと枝野代表は、政権交代実現後に「移設なき普天間飛行場の返還」を主張したのだ。まるで「最低でも県外」発言などで迷総理だった鳩山由紀夫氏の再来と見間違えるほどのものだった。
無責任な言動を繰り返した鳩山氏のように、枝野代表にも「無責任」という民主党のDNAを継承しているのだ。鳩山氏が日米関係を混乱させたように、枝野代表も日米関係を混乱させるのは確実だ。
鳩山氏の無責任な思いつき「最低でも県外」。結果は…辺野古移設に戻る
沖縄県が抱える問題の1つとしてあがる、在日米軍基地の返還。この返還に大きな混乱をもたらしたのが、悪夢の民主党政権で総理を務めた鳩山氏だ。
鳩山氏は、総選挙の1カ月前に突如として思いついたかのように、普天間飛行場の移設先について「最低でも県外」と発言したのだ。
政権交代をかけた衆院選を翌月に控えた19日、沖縄市で開かれた集会で、鳩山氏は政権獲得後の米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先について、「最低でも県外」と発言した。同飛行場について日米は18年5月、同県名護市辺野古に移設することで合意していたが、その見直しを約束する発言だった。この「最低でも県外」をめぐり、鳩山氏と後に誕生する民主党政権は迷走を重ねる。
鳩山氏の「最低でも県外」という発言によって、日米間に大きな障壁を生んだ。
鳩山政権で、防衛大臣を務めた北沢俊美元参議院議員は、後年、「普天間だけを県外に移すのは、全く現実的ではなかったのです。」と語っていた。(参考)
鳩山政権の防衛大臣を務めた人物に、ここまで言われる鳩山氏の「最低でも県外」発言。いかに思いつきで無責任なものだったのかがわかる。
この民主党の無責任さは、脈々と受け継がれている。それがはっきりしたのが、沖縄を訪問した枝野代表の発言だ。そうつまり枝野代表は迷総理鳩山の正当なる後継者なのである!
枝野代表、政権交代後「移設なき普天間飛行場の返還」と求める!!!
沖縄立憲民主党の結党大会のために、「我慢の三連休」に、沖縄を訪問した枝野代表。その場で意気揚々と沖縄に関して方針を述べた。
その中で、驚愕な発言が飛び出した。それが「移設なき普天間飛行場の返還」を政権交代後、アメリカと交渉するというのだ。
「2009年の政権交代で沖縄の皆さんの多大な期待に応えられなかったことは一番大きな反省点だ。あの反省と教訓を生かすことで今度は期待に応える」。立憲民主党の枝野幸男代表は23日、那覇市であった新たな党沖縄県連の結成大会で、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古への県内移設計画について、政権交代を実現後に「移設なき普天間飛行場の返還」を求めて米側と交渉する考えを改めて表明した。
(中略)
そのうえで、枝野代表は「米国のアジア太平洋地域におけるプレゼンス(存在感)を考えた時に、沖縄に今と同じ規模の米海兵隊の基地が必要なのか。時代は変わっている」と指摘。「無責任なことは言わない。米国との交渉は簡単ではない。だが、米国も民主主義の国だ。日本が『民主的に、この方針でなければと困る』と、期限を切らずに粘り強く交渉すれば、沖縄の皆さんの思いを届けることは必ずできる」と述べた。さらに、大会後の記者会見では「政権を取れば、辺野古への移設工事はいったん停止する」とも明言した。
枝野代表は、鳩山氏の「最低でも県外」を念頭に、期待に応えられなかったのが一番大きな反省点と語っているが、本当に反省しているのか。
政権交代実現後、「移設なき普天間飛行場の返還」を求めて米側と交渉する、「政権を取れば、辺野古への移設工事はいったん停止する」との発言は、無責任極まりない。
「移設なき普天間飛行場の返還」は鳩山氏のような迷走を生む可能性大だ。さらに「政権を取れば、辺野古への移設工事はいったん停止する」は一体何年後に政権を取れると思っているのか。
そして、「政権交代実現後」と枝野代表は強弁を張るが、支持率が消費税以下の政党に政権が取れるわけがない。
枝野代表は、わざわざ「我慢の三連休」に沖縄を訪問し、夢物語、そして詭弁を言ったのだ。
枝野代表が、私人なら、いくら夢を見ようが構わない。しかし、国会議員だ。夢を見ている暇があるなら、国難の新型コロナウイルスの影響を現実的に直視していただきたい。
国民のことよりも、自身の夢物語を優先するなら、一日も早く、国会からの退場を願いたい。