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中国の王毅外相が来日!日中外相会談で茂木外相が尖閣諸島について言及!!尖閣諸島について、野党は無関心??

中国の公船が連日出没している尖閣諸島。11月24日時点で、中国の公船が尖閣諸島周辺に出没したのは、なんと79日連続になった。

中国の公船が出没する度に、第11管区海上保安本部が対応にあたっている。中国の公船は、尖閣諸島周辺で、操業中の日本漁船を追尾するなど、尖閣諸島周辺を我が物顔で航行している。(参考

日本にとって、中国の行動は、主権に関わる重要な問題だ。そのような中、中国の王毅外相が来日し、茂木外相と日中外相会談を開催した。しかし、その場で王毅外相は、中国の立場をより鮮明にし、「自国の主権を守っていく」と言い放った。言い換えれば、日本固有の領土である尖閣諸島の奪取を明言したのだ。

中国の強硬姿勢に対して、政府与党の反応を見聞きすることはあるが、野党側の反応を聞くことはほとんどない。野党は、日本の主権に関わる重要な問題には関心がないのか。少なくとも、日本学術会議の問題ほどの関心はないことは明白だ。

(出典 外務省)

中国が虎視眈々と進める尖閣諸島奪取

尖閣諸島周辺に出没する中国の公船は、中国海警局のものだ。中国海警局は、海上法執行機関であり、各国の沿岸警備隊に相当する。

中国海警局は、2018年に再編成され、武装警察部隊に編入された。11月の上旬には、中国海警局の根拠法の草案が示され、外国船に対して、武器使用を認める方針が明らかになった。

中国の国会に相当する全国人民代表大会は4日、海上警備を担う中国海警局の根拠法となる海警法草案の全文を公表した。外国船が中国の管轄する海域で違法に活動し、停船命令に従わない場合は武器を使えると明記した。

沖縄県・尖閣諸島周辺の海域で衝突リスクが高まるとの指摘がある。海警局の船は武器を搭載しており、草案は国家主権の侵害があると判断して警告の効果がない場合や緊急時には使用できるとの法的根拠を付与した。

武器使用に厳格な規定がある日本の海上保安官に比べ使用要件が緩い特徴がある。

(出典 日本経済新聞)

引用元 中国海警の根拠法草案 外国船に武器使用認める

尖閣諸島周辺で、日本漁船を追尾する中国海警局。その中国海警局の武器使用基準が緩和された場合、現状ですら、日本漁船に脅威である中国海警局が、更なる脅威になることには間違いない。

緊迫の度を増す尖閣諸島。このタイミングで来日したのが王毅外相だ。王毅外相が記者会見で語った言葉を聞くと、中国が尖閣諸島を奪取する気に変更はない。

茂木外相が尖閣諸島に言及するも、王毅外相は「引き続き自国の主権を守っていく」

尖閣諸島に対して、中国が攻勢を仕掛けている中、開催された日中外相会談。会談後の記者会見で、茂木外相が、尖閣諸島について言及したことを明らかにした。

しかし、中国の王毅外相は、茂木外相の言及を全く気にしていない様子で、次のように語った。

茂木氏は「(尖閣の領有権に関する)日本の立場を説明し、中国側の前向きな行動を強く求めるとともに、今後とも意思疎通を行っていくことを確認した」と説明した。

これに対し、王氏は「一部の真相が分かっていない日本漁船が釣魚島(魚釣島の中国名)周辺の敏感な水域に入る事態が発生しており、中国側としてはやむを得ず、非常的な反応をしなければならない」と反論。「引き続き自国の主権を守っていく」と強調した。

(出典 外務省)

引用元 日中外相、尖閣めぐり応酬 王氏は漁船追尾正当化

2月以来の対面で行われた日中外相会談。しかし、王毅外相の発言を聞くと、中国の尖閣諸島への姿勢には、微塵も変化がない。むしろ中国海警局の根拠法の改正草案を見れば、強硬になっているとみるべきだ。

日本固有の領土を脅かす中国。そのような東アジア情勢の中、野党第一党の立憲民主党はというと、尖閣諸島に対して関心が全くないのか、どのような姿勢で中国に挑むのか、一切、聞こえてこない。

対外姿勢も明確にしない政党が、政権奪取を夢見るなど愚の骨頂だ。このような政党が、仮に政権を取ればどのようなことが起きるか。

立憲民主党の政権獲得は、悪夢の民主党政権の再来になりかねない。立憲民主党は、総選挙で大敗北に追い込まなくてはならない。

(出典 CNN)

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