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大爆笑!立憲民主党「GoToで感染拡大の論文がある!」→ 厚労省「著書が因果関係は断定できないとしている」→ 原口議員「論文のどこにあるんだっ!何行目だっ!」 → 論文の作者「論文に書いてあるよ」→ 原口さん、読んだの?

立憲民主党は、他人を批判することばかり考えているせいか、足元を見ることなく落とし穴に落ちていくことが多いが、今回のは極めつけだ。爆笑レベルだ。

官僚吊し上げショーとして悪名高い野党合同ヒアリングで、立憲民主党の議員たちが「GoToで感染拡大したとする論文がある!」と騒ぎ立てたのだが、これに対し厚労官僚が弱弱しく「著書が因果関係は断定できないとしている」と事実で反論した。

これに対し立民の原口議員は「論文のどこにあるんだっ!何ページだ!何行目だ!」とネチネチと否定し、官僚を追い込んだ。

これを立憲民主党のTwitterアカウントがどや顔で投稿したが、肝心の論文の作者から原著にも日本語版プレスリリースにも「因果関係であるかどうかは不明。」と引用RTで直接、立憲民主党に指摘されてしまったのである。

原口さんは、本当に論文を読んだのでしょうか??

立憲民主党「GoToで感染拡大の論文がある!」→厚労省「著書が因果関係は断定できないとしている」→原口議員「論文のどこにあるんだっ!何行目だっ!」

立憲民主党は、12月8日、得意げに官僚いじめとしか思えない動画を公式Twitterで公開した。いつもながら何を考えているのか、理解に苦しむところである。

そこでは以下のような、野党議員によるパワハラ的なやりとりが展開された。

山井和則議員

GoToトラベル利用者の方がコロナ感染症を示唆する症状をより多く経験している、と言うことが明らかになった、この東大チームの初調査、2万8千人対象。これについても厚生労働省からの見解をお聞きできますか?

厚労官僚

筆者自身がおっしゃっているわけですけれども。このGoToトラベル利用とその症状の増加につながったと言うような、その因果関係は断定できないと言うことを。それからトラベルの利用とその発生率…

原口一博議員

(勝手に官僚の発言を遮って)どこに、どこに書いてあります、論文の。ぼく、論文を読んでから言ってますけど。

厚労官僚

はい、あのそれについては、あのちょっと、えー、私も論文そのものを見ているわけではないので。

原口一博議員

論文について言わないと。私、論文について言ってるんですよ。手元になるから。何ページですか?だって人様の論文をそこまで言うんだったら、何行目ですか?

厚労官僚

確認しないと。ちょっと正確な…

原口一博議員

こう書いてありますよ。

山井和則議員

実際の新型コロナウィルスの感染が疑われる症状の有無には、強い強い相関が示される。そういうように書いてある。

原口一博議員

これまでGoToトラベル事業と新型コロナ感染リスクの関係性は十分に分かっていませんでした。そこで今回私たちの研究チームはって書いてありますよ。あなたがおっしゃったの何行目ですか?

そんな人様の論文のあれをおっしゃるんであれば何行目か言ってみてください。ここにあるから!

引用元 https://twitter.com/cdp_kokkai/status/1336250371853840387

原口議員の粘着質な官僚いじめとしか思えない追求だ。

本人が読んでいないと言っているのに、論文の何行目だ、言ってみろ!と繰り返し迫るなどとほとんどパワハラだ。小学生の何時何分何秒地球が何周回ったとき?くらい低レベルでもある。

しかも、この原口議員の「論文に書いてないもん!」との主張は、論文の著者から否定されてしまったのである!!

論文の作者が「論文に因果関係は断定できないと書いてあるよ」と立憲民主党公式Twitterに引用RTで大指摘!! → 原口さん、論文をちゃんと読んだの?

この“パワハラ動画”に引用RTで訂正したのが、問題の論文の作者の一人であるUCLA助教授の津川友介氏だ。

津川氏は上記にあるように立憲民主党の投稿に対し、

・原著論文(DiscussionのLimitation部分)にも、日本語版のプレスリリースにも「今回認められた関係が因果関係であるかどうかは分からない」と明記している。

・”相関”関係と”因果”関係とは違う。

・プレスリリースで「可能性がある」という表現を使っているのは、断定できないからです

と指摘している。

厚労官僚が正しいと論文の著者が指摘しているのである。しかも、原口議員と山井議員が“因果関係(明白な関係がある)”と“相関関係(偶然の一致を含む)”を混同しているとまで婉曲に指摘している。

「論文の何ページだ!何行目だ!人様の論文だぞ!」とドヤ顔で説教していた原口議員が、もっとも論文を理解もしていないし、ちゃんと読んでもいなかったのである。


この論文は、まだ審査中で掲載が決まってもいない。著者たちもあくまでも“相関関係”が示唆されるとしているだけだ。しかもアンケート調査でしかない。

尾身会長も論文の限界を指摘している。

にもかかわらず、ロクに理解もせず、なんとなく政府批判や官僚いじめにつかえそうだからと論文に飛びつく立憲民主党には恐怖しか憶えない。よくわからずに都合の良い解釈で科学をつまみ食いする姿勢は、ナチスと変わらない。

こんな政党は即刻退場いただきたい。原口議員も官僚に謝罪し、自身の珍説を撤回すべきだ。そしてできれば1日も早く国会からいなくなっていただきたい人材だ。

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