デマ!立民・山井議員「コロナ禍で旅行を推進する国はどこだ!」 → 尾身会長「今余裕がないが、必要ならすぐ調べます。」 → 山井議員「イタリアぐらいで少ない!!」 → 山井さん、少なくとも15か国がGoToやってますよ!
尾身会長は我国の至宝であり、感染症対策の世界的権威である。
その尾身会長が身の危険も省みず、不眠不休でコロナの分析と対策に働いている姿は尊く、少しでも休んでいただきたいと多くの国民が願っている。
しかし立憲民主党は、この不眠不休の尾身会長にクイズ大会を仕掛け、彼の体力と時間を奪っているのである。まるでコロナウイルスの味方をしているようだ。そんな立憲民主党の悪行を皆さんに是非ご紹介したい。そしてなぜ大手メディアがこの点を報道しないのか?その悪行も皆さんに是非認識いただきたい。
例えば、最近でも立憲民主党の山井和則議員は、尾身会長に対し「コロナ禍で旅行を推進する国はどこだ!」などと突然質問したのである。しかも尾身会長に「権威だから知ってるだろう?」などと挑発までしたのである。
これに対し、紳士である尾身会長が「今余裕がないが、必要ならすぐ調べます。」 と回答したのに山井議員「イタリアぐらいで少ない!!」などと説教したのだが、これが真っ赤なデマで、少なくとも15か国がGoToのような旅行を推進する補助政策をやっていたのである。
コロナ対策の功労者をクイズ大会で愚弄した挙句、疲労させ、人格否定、能力否定を行い、終いにはデマで政府批判する立憲民主党の横暴をご紹介しよう。
デマ!立民・山井議員「コロナ禍で旅行を推進する国はどこだ!」 → 尾身会長「今余裕がないが、必要ならすぐ調べます。」 → 山井議員「イタリアぐらいで少ない!!」
12月9日の国会で、立憲民主党の山井和則衆議院議員は、尾身会長に対し事前通告していたとは思えないクイズ大会をやった。以下の動画が詳しいが、文字起こしもしておこう。
立民 山井「コロナ禍で旅行を推進する世界の国はどんな国があるのか尾身先生ならご存じでしょう」
尾身茂「私や大臣始めとする厚労省関係者は今の感染をどうするかの情報収集はしているが、世界の国の情報収集する余裕が無いので必要ならすぐ調べます」
山「イタリアがやってる‼️」
1人だけ暇人が? pic.twitter.com/TyQcOXazQK
— ピーチ太郎2nd (@PeachTjapan2) December 9, 2020
山井議員「コロナ禍において、GoToトラベルのように旅行どんどんしましょうと言って、コロナ対策をやっている世界の国って、どんな国があるんですか?」
尾身会長「お答えします。どの国がGoToと同じようなことについては、今私自身がデータを残念ながら、今申し上げるのは、ありません。」
引用元 https://twitter.com/PeachTjapan2/status/1336584057270882305
非常に馬鹿馬鹿しい質問だ。
尾身会長が今データがないと答えたことからもわかるように、明らかに山井議員は事前に通告することなく、尾身会長に質問したのである。コロナ対策に奔走すべき、疲弊している尾身会長に不意打ちのくだらないクイズ大会を仕掛けたと言うわけだ。
しかも山井議員は、尾身会長を小馬鹿にしているように思える態度まで取ったのである!!
山井議員「いや、それは尾身先生ですからぁ、世界のことご存じだと思いましたよぉ、コロナ対策の権威ですから。だから(笑)、尾身先生が知っている範囲では(笑)、今田村大臣も笑ってらっしゃいますが、尾身先生のご存じの範囲では世界にそんな国はないと言うことですか?」
引用元 https://twitter.com/PeachTjapan2/status/1336584057270882305
事前通告もしていないであろうに、しかも何度も笑いながら失礼極まりない発言だ。田村大臣も笑っているなどと言い訳をしているが、呆れているであろうことがなぜわからないのか!
仮に事前通告していようが、不眠不休でコロナ対策に奔走している尾身会長に聞くことではない!
しかし尾身会長はあくまで紳士的に、そんなくだらないことをやっている余裕はないと回答するのである。
尾身会長「あのぅ、実は私は、先生、もちろん国際的なことに関心がありますけれど、今回、先生もそうですし、ここにおられる厚生労働省の大臣をはじめ、みんな今の関心は、今の感染をどうするかについての情報を色々集めてはいますが、どの国が同じかと言うのは、そんなに多くはやっていないと思います。
世界の国がどうのと言うのは、正直そこまで余裕がないので、また必要でしたら、すぐ調べさせていただきます。」
引用元 https://twitter.com/PeachTjapan2/status/1336584057270882305
そして結局大人の対応で論破されてしまった、山井議員。結局、彼は既に回答を知っていたことを自白する。
山井議員「私も調べましたが、まぁイタリアがちょこっとやっていると言う話はありますが、ほとんどやっている国は少ないです。きわめて。」
引用元 https://twitter.com/PeachTjapan2/status/1336584057270882305
馬鹿馬鹿しい。何故そうであるなら、尾身会長にクイズ大会する必要などあるまい。イタリアだけのようだが、どうなのか?と最初から聞けばよいだけの話。尾身会長に専門家の癖に知らないの?などという趣旨の小ばかにした質問など不要だったはずだ。
しかも、この山井議員の主張はデマだったのだ。
山井議員「イタリアぐらいで少ない!!」 → 山井さん、少なくとも15か国がGoToやってますよ!
山井議員によれば、コロナ対策を行いつつ、旅行を促進する政策を行っている国家はイタリアがちょこっとで少ないと言う。
しかし、実際はイタリアは平均年収より少し上以下の国民が、ホテルやキャンプ場やヴィラや農泊などを全額無料で使えるような支援策を3000億円規模の旅行割引策を行っている。(参考)
他にもギリシャ、ポーランド、スロベニア、タイ、マレーシア、マカオ、オーストラリア、ハンガリー、トルコ、コスタリカ、メキシコ、ニュージーランド、シンガポールと我国とイタリアを合わせれば、少なくとも15か国がコロナ対策と旅行促進策を両輪で推進しているのである。(参考)
調査不足な山井さんの為に、以下纏めてみよう。
まずギリシャは平均年収以下の個人や平均世帯収入以下の家族に対し、ホテルでの最大四泊分の半額を供与するとしている。総額は3700億円で年末までの予定であるが、延長が議論されている。
イタリアは既に述べた通りである。
ポーランドは18歳以下の子供のいる家庭に国内旅行を促進すべく、子供1人当たりに1万5000円の電子クーポンを全家庭に配布している。これは2022年3月末まで実施予定である。
スロベニアも全国民に対し、18歳以上は2万5000円、18歳以下は6000円の宿泊施設で使えるクーポンを供与している。
シンガポールは18歳以上の全市民に対し、8000円分の宿泊施設や観光施設で使えるクーポンを配布し、これは来年6月まで実施するとしている。
タイは18歳以上の全国民の宿泊費の4割と航空券は3500円の割引を政府が来年1月末まで行うとしている。
このほか、マレーシアやオーストラリアも全国民や特定の地域の国民を対象とした、所得税控除やクーポンの配布をやっている。
また、ハンガリー、トルコ、マレーシアは国内航空便や宿泊に対する消費税を減税している他、コスタリカ、メキシコ、ニュージーランドは本来の祝日を移動させて、連休を意図的に増やし、国民の旅行を促している。
このように多くの国家が旅行を促進しているのである。むしろ山井議員は、多くの国々が電子クーポンや減税措置といった先進的な措置をとっていること、所得制限を行っていることを材料に、現状のGoTo対策を批判すべきであっただろう。
しかし彼はそうした建設的なことすらできず、ロクに調査もせずに、尾身会長を攻撃すると言う愚行に走ったのである。こんなひどい質問をする議員の集まりでしかない立憲民主党は、即刻解散し、別の人間に議席を譲るべきである。