珍説!枝野代表「選挙期間に近くなければ、野党の支持率が上がることはありません」「対策は地方回り」 → 随分前から低支持率が続いていることをどう説明??しかもコロナ禍の今、地方で集会ですか??
帰ってきた民主党、立憲民主党の枝野代表は、珍しくインタビューに応じていた。来年には必ずある総選挙。その総選挙に向けて、現状ゼロな存在感を出そうと必死だ。
枝野代表が焦る総選挙だが、多くの国民にとっては、偽野党の立憲民主党を分裂・解党に追い込むためのまたとない機会だ。
支持率が低迷、低位安定していることについて、枝野代表が珍説をぶち上げた。その珍説を見れば、枝野代表の本質は、「風見鶏」「その場しのぎ」ということがよくわかる。
枝野代表、支持率低迷の理由を説明。誰が納得しますか??
立憲民主党は、合流前後を通して見ても、安定的に支持率が低い。おおむね支持率は4%前後だ。(参考)
こんな低支持率なのに枝野代表は恥ずかし気もなく、政権交代の夢を語っていた。ただし、枝野代表は、一応、支持率は気にかけているようで、以下のように珍説を披露していた。
――支持率は微増ですが、合流の前から長く“低位安定”です(時事通信の12月4~7日の調査で、自民党24.7%、立憲民主党4.1%)。
これは選挙や世論調査の専門家の間では常識ですが、選挙期間に近くなければ、野党の支持率が上がることはありません。選挙が近づくと、普段政治に関心のない方が、どこの党にしようかという意識を持たれる。その時に支持していただくための布石を打っています。
その一環として、党の考え方を伝えるために地方を回っていますが、コロナの感染拡大によって集会などを絞り込まざるを得ず、制約は受けています。
この他にも合流によっての支持率上昇を、全く期待していなかったと語った枝野代表。それにしても、支持率について、なんとも言えない珍説の披露だ。
枝野代表に言わせると、選挙期間が近くなれば、野党の支持率は上がることがないそうだ。
百歩譲って、枝野代表の主張が正しいとしよう。しかし、旧立憲民主党が幾度の選挙を経ても、ずっと低迷していたことの説明はどのようにするのか。
枝野代表の発言は、「風見鶏」「その場しのぎ」で、何一つ戦略・戦術がないことの証左だ。
戦略・戦術がない枝野代表。一生懸命考えたのが集会では、わずかな支援者もがっかりだろう。
枝野代表が言う布石、各地で行わる集会。新型コロナウイルス対策大丈夫ですか?
枝野代表が一生懸命考えて行っている各地での集会。新型コロナウイルス対策で、PCR検査を絶対視している枝野代表らしく、各地を訪問する際には事前にPCR検査を実施すると語っていた。
立憲民主党の枝野幸男代表は20日、自身を含む党幹部が講演などで地方を訪れる際は、必ず事前にPCR検査を受けて新型コロナウイルスの陰性を確認すると発表した。随行する警視庁の警護官(SP)や党職員も対象。衆院議員会館で記者団に語った。
この枝野代表が打ち出し方針に則って、立憲民主党の幹部たちは、地方で政策を訴え、上がらない支持率をどうにかしようと躍起だ。
立憲民主党のホームページを見る限り、蓮舫氏が埼玉と滋賀、泉健太氏が山梨と福井をそれぞれ訪問している。
新型コロナウイルスの感染再拡大を前にして、集会を開くことは正しいことと言えるのか。感染対策を万全にしていても、新型コロナウイルスに感染してしまった人は数多いる。
集会を開催し、もしそこで、新型コロナウイルスの感染が確認されれば、一大クラスターとなる可能性も捨てきれない。
臨時国会の立憲民主党の姿勢は、新型コロナウイルスより政局だった。そして今は、新型コロナウイルスより、党勢拡大だ。
枝野代表、そして立憲民主党の言動を見れば見るほど、この政党は百害あって一利なしだ。