川勝知事が年末年始の長野への自分だけ帰省で何をやっていたかと言えば、ベートーヴェン鑑賞と菅総理への手紙を書いていたと言うのが本人の弁である。

その菅総理への手紙に何を書いたかと思えば、「外国からワクチンを買うと外国の人の分が無くなって外国の人が困る！全部ワクチンは自国生産しろ！」と言う、日本人の命を軽視しているとしか思えない大暴論といつもの珍説リニア論だったのである。

危険！川勝知事「政府が外国からワクチンを買うと、外国の人の分が無くなるから全部自国生産しろ！」

川勝知事は、１月４日の記者会見で記者から年末年始をどう過ごしたかを尋ねられ、自ら“優雅な軽井沢帰省”を敢行したことを自白した。

その際、軽井沢の自宅で何をやっていたかと問われた川勝知事は、クラシック鑑賞と菅総理への手紙を書いていたと説明したが、その手紙の内容が無茶苦茶だったのである。

川勝知事「年末、意を決しまして、菅首相にお手紙を書きました。一つには静岡県の主張、何しろファーストレディの真理子様が、清水ご出身でございます。そういうこともございまして、まずコロナについては、今外国からワクチンを買うということが本決まりになって、２月下旬から接種が始まるというような発表もされておりますけれども、基本的にこれは、日本は、製造能力を持っているので、外国から買うということは、他の外国の人たちが、買える分量が少なくなるということですから、従って、日本としては、自分で作るのがいいと、そういうことで、大きな一歩を踏み出していただきたいということでございます。

それから、静岡県が直面しているもう一つの危機はリニアの問題です。

（中略）

併せまして、実は西伊豆に菊水という、有名な飴屋さんがありまして、そこからたくさんの飴が届きました、私のところに。それを開けてみますと、そこに菅総理のかわいい似顔絵と、真理子様のこちらの方は漢字だけだったんですけれども、お２人ペアの飴がございましたものですから、それをペアで入れまして、お酒は飲まない方だというふうに聞いておりましたので、ぜひ頑張ってくださいという、そういう書簡をしたためました。」

引用元　http://www2.pref.shizuoka.jp/all/kishakaiken.nsf/WebDateView/A88F68DB35A28BEB4925865C000C0D90

無茶苦茶な珍論だ！

川勝知事によれば、安倍前総理と菅総理が必死に各国から取り付けたワクチン融通の取り組みが、外国の人が困ると言うのだ。

外国からワクチンを買えば、外国の人が困るから買うなというのだ。

つまり川勝知事は我国のワクチン開発や量産が遅れ、日本国民の命がそれで失われてもかまわないと言うことなのだろう。

最低の発想だとしか思えない。

日本人より外国人が大事なの？医薬品の自給率が低いの知らないの？放射性医薬品の原料は０％ですよ！

だいたい川勝知事は医薬品の自給率を知っているのか？乳がんや前立腺がんの転移の診断に使われる放射性医薬品の原料「モリブデン９９」は１００％輸入、生薬の重量自給率は12％なのである。

こんなに重要なものも含めて医薬品を海外に依存しているのに、いまさらいったい何を川勝知事は言っているのか！

そもそも余剰の分を融通しあうのが貿易であり、国際協力なのに、川勝知事はそんなこともご理解ない。こんなのは高校レベルの知識だが、本当に川勝知事は経済史が専門なのか？？

このように川勝知事は県知事としても、経済史学者としてもポンコツとしか思えず、国民の生命よりも外国の人の命を優先すべきと言う恐ろしい発想の人物なのだ。

一刻も早く、この危険思想の人物を県知事の職から追放すべきだ。