枝野代表「拉致問題解決に向けての熱意や必死さが感じられない！」 → 貴方が閣僚そして幹事長を務めた政権では何人担当大臣変わりました？立民はまともに質問しましたか？
菅総理の施政方針演説を受けて、立憲民主党からは枝野代表が代表質問に立ったが、その中で拉致問題について聞き捨てならないことがあった。
枝野代表は菅総理に対して、拉致問題解決に向けた熱意、そして必死さが感じられないと言うのである。
拉致問題を放置し続けた社民党の一部を吸収し、また残った社民党とも統一会派を組み、ロクに拉致問題で質問してこなかった、立憲民主党に拉致問題で政府を批判する資格はない。
さらにだ。枝野代表はお忘れのようだが、枝野代表が閣僚、そして幹事長を歴任した悪夢の民主党政権では、拉致問題担当閣僚が一体何人交代したのか。
とってつけたように、菅内閣の最重要課題を批判する枝野代表、そして立憲民主党に政権担当能力がないことは言うまでもない。
代表質問に立った枝野代表。貴方なら拉致問題を解決できるの？？
枝野代表は代表質問で新型コロナ対策を述べつつも、珍しく拉致問題について言及した。
偉そうに批判なさるが、枝野代表から、ここ数カ月、拉致問題について発言があったとメディアからは聞こえてこない。
しかも過去に紹介したように、拉致問題にほとんど無関心だったのは立憲民主党である。
野党は拉致より米黒人問題！？立憲民主党会派の柚木みちよし議員、横田滋さん死去直後に熱く黒人問題語り、「無関心は最大の罪」と断言した上で、拉致問題には沈黙！しかも、この１０年でもほとんど触れず！！これが野党の実態だ！！https://t.co/jxpVnDzGgS
#拉致問題 #柚木みちよし— 政治知新 (@seijichishin) June 11, 2020
これでは枝野代表は取って付けたかのように拉致問題を引っ張り出したと言われても仕方がない。
そもそも立憲民主党の前身組織、民主党の拉致問題の取り組みも酷かった。
悪夢の民主党政権、なんと拉致問題担当相は、8人！
「熱意」がないと批判した枝野代表だが、悪夢の民主党政権で拉致問題担当相が何人交代したのか覚えていないのか。
悪夢の民主党政権の閣僚、そして党務を預かる幹事長を歴任した枝野代表が、まさかお忘れなわけがない。
鳩山内閣では、中井洽氏、菅（カン）内閣では、中井洽氏（再任）、柳田稔氏、仙谷由人氏、中野寛成氏、野田内閣では、山岡賢次氏、松原仁氏、田中慶秋氏、藤村修氏、合計８人もの人物が代わる代わる拉致問題の担当閣僚を務めているのだ。
言うまでもないが、悪夢の民主党政権は２００９年９月から２０１２年１２月までだ。僅か3年の間に、これほど閣僚が交代しているのだ。
更に、拉致実行犯の助命・釈放請願書に署名した菅直人元首相が、未だに立憲民主党には残っている。
そもそも、民主党に拉致問題で安倍首相を批判する資格があるだろうか。民主党議員で、拉致実行犯で北朝鮮本国では拉致被害者の監視役も務めていた辛光洙元死刑囚の助命・釈放嘆願書に署名した人の名前は何人も思いつく。
それも菅直人元首相、江田五月元参院議長、千葉景子元法相…。民主党政権で主要ポストにいた人物ばかりである。民主党は、自分のことは棚に上げる癖をもう少し直さないと再び国民の期待を集めることなど無理な話だろう
（辛光洙元死刑囚 出典 産経ニュース
こんなとんでもない自身らの行いを棚に上げ、菅義偉総理を批判するというのはお門違いもいいとこだ。枝野代表は菅総理に噛みつく前に、菅元首相を除名処分するべきだ。
枝野代表は、通常国会で政権担当能力をアピールする目論見のようだが、悪夢の民主党政権時代を反省していない人物の主張など、聞き入る人はコアな立憲民主党支持層しかいない。
枝野代表と立憲民主党には、政権担当能力のアピールなどの悪あがきはせずに、総選挙で潔く散って頂きたい。
（出典 毎日新聞）