森会長の発言全文を読んでいない?「欠員があれば、すぐ女性を選ぼう」と語った森会長を狙い撃ちする後藤田正純議員。森会長の発言が「傷害罪」ならご自身の過去の女性問題はどうなる??
森会長の発言が、各方面で報じられ批判の的になっている。森会長の発言の全容を確認した上での批判なのか、疑問を抱かざるを得ない批判が数多ある。
森会長への批判に、遅ればせながら乗っかった人物がいる。後藤田正純衆議院議員だ。
後藤田氏が、森会長の発言に痛烈な批判を展開している。だが、1つ疑問がある。それが後藤田氏の過去の問題だ。
後藤田氏も過去の問題の反省があったからこそ今がある。そして森会長の発言の全容の一読を勧めたい。
突如、狼煙を上げた後藤田氏!!
森会長の発言を、なぜか菅総理への批判材料へとすり替えているのが、我国の野党だ。森会長の発言に抗議したいなら、国会ではなく、東京五輪組織委員会にでも行って直接やるべきだ。
新型コロナの感染者数が減少すると、油断するのが野党の性格ということがよくわかる。
そして、何を思ったのか、後藤田正純衆議院議員までもが、批判を展開し始めた。
後藤田議員は、今回の森会長の発言直後から、自身のSNSで「『男性、女性、そして両性』東京五輪組織委員長の発言 マジで本当に辞めてください。かばう方々、その理由を述べてください」など、森会長辞任を求める言葉を投稿している。
後藤田議員は「グッとラック!」の電話取材に対し「女性の方々の誇りとか、プライドを傷つけるっていう、傷害罪ですよ」と厳しい言葉で非難。「理念があるから五輪なんですよ。理念なしの運動会になっちゃう。撤回したから許されるということ自体、僕はもう、あり得ない」とも語った。
後藤田氏は、森会長の発言を「傷害罪」とまでいって批判を展開した。
しかしだ。後藤田氏が、そのような「傷害罪」と発言できる資格があるのか。
後藤田氏は、女性の誇り等と傷つける行動をしていたではないか。
女性問題が訴訟にまでいった後藤田氏と女性の理事の必要性を語った森会長との差!!
後藤田氏は、森会長の発言を批判しているが、そんな後藤田氏は、過去に女性問題を起こしていたことを忘れてはならない。
後藤田正純衆議院議員(49)が、結婚詐欺で訴えられたと15日発売の『週刊文春』が報じた。後藤田議員といえば、「カミソリ」と呼ばれた後藤田正晴元官房長官を大叔父にもつ政界のサラブレッド。妻は、かつて「お嫁さんにしたいナンバーワン」と言われた女優の水野真紀(48)だ。ふたりは結婚して14年、子どももいる。
そんな後藤田氏が、今回訴えを起こした女性と知り合ったのは昨年の夏。共通の知り合いがいてフェイスブックで「友だち」になり、最初に会ってランチをしたその日の夕方には、後藤田氏から女性に「ホテルの部屋で飲みませんか」と誘いがきたそうだ。電光石火、モテる男の早業である。モテる男は女に考える隙を与えない。
森会長の発言を「傷害罪」というのであれば、後藤田氏の過去の問題も「傷害罪」と同様またはそれ以上に重い罪になるはずだ。
過去の問題を忘れ、森会長を口撃する後藤田氏は、森会長の発言の全文を把握しているのか。森会長は、問題視された発言の中で、組織委員会の女性理事について、次のようにも語っているのだ。
みんな競技団体からのご出身で国際的に大きな場所を踏んでおられる方々ばかりです。ですからお話もきちんとした的を得た、そういうのが集約されて非常にわれわれ役立っていますが、欠員があるとすぐ女性を選ぼうということになるわけです。
この森会長の発言からは、森会長が女性の登用に積極的な姿勢を示していることを、十分窺い知ることが出来る。
後藤田氏は、森会長の発言を批判するよりも、森会長の姿勢を見習ったらいかがか。
森会長の発言、そして後藤田氏の過去の問題を並べてみると、森会長の方が、女性に理解があるように思える。
森会長に、今求められているのは、東京オリンピック・パラリンピックをいかに開催するかだ。森会長の開催に向けた一層の尽力に期待だ。