悪質！週刊ポスト「森喜朗氏が五輪納入業者などから年６０００万円も献金されていたゾォ！！」→ 本文を読むと２０１４年に４０万円分のパーティー券を地元の一社が購入しただけだった！！しかも国内シェアトップの大企業で当然！！
謝罪し、辞職表明し、娘や孫まで週刊誌記者が追いかけているのに、森会長へのメディアのいじめは止まらない。
そんな中、とうとう週刊ポストが「「無報酬」と胸張った森喜朗氏 五輪納入業者などから年6000万円献金」などと書き立てたのである。
もはや死ぬまで追い込む気なのかと怒りを覚えてるが、この記事のタイトルは酷い詐欺だったのである。何と本文を読むと２０１４年に４０万円分のパーティー券を地元の一社が購入しただけだったのである！！しかもその企業は国内シェアトップで、五輪納入業者になるのは当然だったのだ！！
悪質！週刊ポスト「森喜朗氏が五輪納入業者などから年6000万円も献金されていたゾォ！！」
まず記事のタイトルは「「無報酬」と胸張った森喜朗氏 五輪納入業者などから年6000万円献金」となっている。そして、週刊ポストは森会長が銭ゲバであるかのような印象を抱かせるように書いていくのである。
森氏は自著『遺書 東京五輪への覚悟』（2017年 幻冬社刊）に、組織委の仕事は「無報酬」であることを誇らしげに記していた。
〈（ロンドン五輪組織委のセバスチャン・コー会長は）年間六千万円だか八千万円だかを貰っていたそうです。
それに引き換え日本の組織委員会会長は、一円も貰っていないどころか、飯代も自分、車代も自分、運転手も自分で雇っています〉
だが、その“ボランティア精神”は本当なのだろうか。森氏は2012年に政界を引退したが、自身の政治資金管理団体「春風会」は2017年まで存続した。
その収支報告書を見ると、組織委会長に就任した2014年1月以降も多額の資金を集めていたことが分かる。
2014年は年間で6000万円超の収入があり、そのうちパーティー券収入は約5200万円。
ここまで読めば、森会長がまるで６０００万円も賄賂を五輪業者から受け取ったように感じてしまう。
しかし、実際にその後を読むと、呆れるほど拍子抜けで、むしろ森会長の清廉さがわかるものであったのだ！！
２０１４年に４０万円分のパーティー券を地元の一社が購入しただけだった！！しかも国内シェアトップの大企業で五輪納入業者になるのは当然！！
以下をご覧いただきたい。
パーティー券の購入者には森氏の地元・石川県の企業が多く名を連ねるが、その中に東京五輪と関連する会社もあった。
オフィスの間仕切りやトイレの個室の壁などパーテーションメーカーとして国内トップシェアを誇るコマニー（石川県小松市）はそのひとつ。
春風会の収支報告書によれば、同社は2014年に40万円分のパーティー券を購入しており、東京都オリ・パラ準備局が発表した「東京2020大会に係る共同実施事業の契約案件一覧」には、選手村関連の間仕切り工事を受注したことが記されていた。
ここの部分でわかる情報を次のように整理しよう。
・週刊ポストが掴んだ五輪納入業者からの献金は、一社だけの上に４０万円。
・それも２０１４年という７年も前の出来事。
・しかもパーテーションメーカーとして国内トップシェアを誇る大企業で、選定は当然。
こんなに馬鹿馬鹿しいことはない。
森会長はたった４０万円の為に7年間も働いてきたことになる。いったい、どこの元首相が月５０００円のパーティー券を売る為に五輪会長を引き受け、汚職をすると言うのか！！
しかもこの企業は繰り返すが、国内シェアトップの企業で、どう考えても失敗の許されない五輪企業に選定されるのは当然で、入札でリスクを冒さなくても勝てる企業だ。もし業界シェア１０位以下の中小企業なら疑念もわかるが、なぜこんな有利な条件を抱えた企業が森会長に頼む必要があるのか。あるわけがない！！
これほど悪質な印象操作記事はない。週刊ポスト誌の猛省を望む。