珍説!枝野代表「温暖化対策の道筋を言うのは無責任だ!言わない!」と珍発言!道筋を示せない野党第一党は存在価値あるの??そして、一貫して道筋を示すのが菅政権!!
東日本大震災からまもなく10年を迎える。悪夢の民主党政権で、重要閣僚を務めた立憲民主党の枝野代表は、10年を迎えるにあたり、メディアからのインタビューに応じた。
そのインタビューの中で、野党第一党の党首として、耳を疑いたくなる言葉を発していた。
何と枝野代表は、「道筋を言うのは無責任」と言い放ったのだ。
永田町イチの無責任な人物、それが枝野代表だ。
立憲民主党の看板政策遠のく??相次ぐ原発再稼働
枝野代表が、立憲民主党を結党して以来、党是・党の看板政策として掲げられている「原発ゼロ」。
枝野代表をはじめとした立憲民主党所属の国会議員に目の敵にされている原子力発電だが、再稼働の知らせが相次いでいる。
運転開始から40年を超えた関西電力美浜原子力発電所3号機について地元の福井県美浜町は15日、再稼働への同意を表明しました。福井県内ではすでに高浜原発の2基が地元自治体から同意を得ていて、今後は40年を超えた3基の原発に対する福井県の判断が焦点となります。
原発の運転期間は原則40年に制限されていますが、原子力規制委員会の審査に合格すると最長60年まで延長が可能で美浜原発3号機はすでにこの審査に合格しています。
美浜原子力発電所3号機の再稼働に、地元の美浜町が同意を表明したが、遡ること約2週間前には、同じく福井県の高浜原子力発電所の1号機・2号機について、高浜町が再稼働に同意する方針を固めていた。(参考)
電力の安定供給のため、そしてカーボンニュートラル実現を目指す菅総理にとって、原発の再稼働に地元自治体が同意を示すことは朗報だ。
一方、野党第一党の党首は、迷走を始めた。
道筋を示すことが無責任??それは野党第一党の党首として無責任では?
枝野代表には、野党第一党の党首という立場も踏まえれば、この国の道筋、将来像を示すことが求められる。
責任を背負っている枝野代表が、東日本大震災から10年を前に、インタビューに応じ、次のように語った。
-立憲民主党としては、カーボンニュートラルを原発を使わずに実現すべきだと。政権を取った時の道筋をどう示しますか。
「皆さん道筋を示せと言うが、道筋を示すのは無責任だと思います。つまり使用済み核燃料の話もあるし、原油価格がどうなるかも分からない。カーボンニュートラルには技術革新も必要で、何年やったらできますなんて無責任なことは言えない」
-では、野党として責任を持って言えるのは。
「方向性です。原発に依存しないでカーボンニュートラルを進めていくという方向性は言えるけど、その道筋を言うのは無責任です」
「無責任なことは言わない。それが多分、私と今までの野党のリーダーとの決定的な違いだと思います。分からないことは分からないと堂々と言う」
???
「分からないことは分からないと堂々と言う」と語った枝野代表。むしろ枝野代表には何がわかるのかご提示願いたい。
さらに、原発を使わないカーボンニュートラルを訴えておきながら、どのような道筋か問われると、「道筋を言うのは無責任」と言ってのけた。
枝野代表は自身のことを、一介の平の国会議員とでも思っているのか。枝野代表は、支持率はともかく、一応は野党第一党の党首であることは、間違いない事実だ。
道筋を示さないことが、従来の野党党首と違うと言いたいのだろうが、それこそ無責任だ。
枝野代表は、今まで政権批判に明け暮れてきたせいか、国会議員より無責任コメンテーターの方が板についてきたようだ。蓮舫議員と同レベルになってきてしまったようだ。
枝野代表の姿勢を見れば、この政党に政権担当能力がないことはもちろん、野党第一党としての資格もないことは明々白々だ。
そして、一貫して道筋を示すのが菅政権!!
一方、菅政権はカーボンニュートラルに向けた道筋をはっきりと示している。
菅総理は昨年10月の臨時国会における所信表明演説で以下のように述べた。
鍵となるのは、次世代型太陽電池、カーボンリサイクルをはじめとした、革新的なイノベーションです。実用化を見据えた研究開発を加速度的に促進します。
規制改革などの政策を総動員し、グリーン投資の更なる普及を進めるとともに、脱炭素社会の実現に向けて、国と地方で検討を行う新たな場を創設するなど、総力を挙げて取り組みます。
環境関連分野のデジタル化により、効率的、効果的にグリーン化を進めていきます。世界のグリーン産業をけん引し、経済と環境の好循環をつくり出してまいります。
省エネルギーを徹底し、再生可能エネルギーを最大限導入するとともに、安全最優先で原子力政策を進めることで、安定的なエネルギー供給を確立します。長年続けてきた石炭火力発電に対する政策を抜本的に転換します。
これが道筋であり、責任ある批判を恐れない政治家そのものだ。
道筋を語らない無責任な枝野代表と、批判を覚悟できちんと国民に道筋を示して是非を問う誠実な菅総理。どちらを支持すべきかは明らかである。