岸田前政調会長が、生活困窮者を対象にした“二巡目の10万円の現金給付”、そして二度目の持続化給付金支給を訴える!!しかも財源もちゃんと用意する!!枝野さん、これが“提案”ですよ!!
自民党の岸田文雄前政調会長がTBSのBS番組に出演し、生活困窮者を対象にした“二巡目の10万円の現金給付”を訴えた。
しかも岸田氏は、反発を覚悟で、あくまでも生活困窮者に限定すべきと訴えたのである。これは全国民に金を配れと財源も考えずにポピュリズムに走っているとしか思えない、野党議員にはできないことだ。
また岸田氏は持続化給付金と家賃支援給付金の再度の支給も主張したが、ちゃんと財源も用意した上で主張したのである。
これがお手本と言うものであろう。
岸田前政調会長が、生活困窮者を対象にした“二巡目の10万円の現金給付”を訴える!!
岸田氏は2月17日のTBSのBS番組に出演し、生活困窮者を対象とした10万円給付が重要だと訴えた。
「一律給付金、去年やりましたが、困っている方々に集中する形で考えていくことは必要なのではないか」(自民党 岸田文雄前政調会長)
Q.全員ではなくて
「全員ではなくて」(自民党 岸田文雄前政調会長)岸田氏はひとり親や学生、フリーターなどに対して10万円程度の現金給付を行う必要があるとの認識を示しました。
素晴らしい大提案だ!!
ひとり親世帯、学生、フリーターなどの生活困窮者に対し、10万円をもう一度給付し、元気づける必要があると言うわけだ。
また岸田氏は、一方で業種や地域を限定せず、売り上げが落ち込んだ事業者に対し、持続化給付金と家賃支援給付金を再支給すべきとも大提案した。
また、業種や地域を限定せず、売り上げが落ち込んだ事業者に支給される持続化給付金や家賃支援給付金について、「今の政府の対策に上乗せする形で考えてもいいのではないか」と述べ、もう一度支給することを検討すべきだと訴えました。
これは、菅政権が真剣に検討するべき提案であろう。
また岸田氏は、きちんと財源も示したのである。それは彼が強いリーダーシップで用意した、今年度予算の予備費である。そして、どこかの評論してばかりの石破氏と違い、菅政権にも実現に向けて直接働きかけると国民に約束したのである。
この岸田氏が示した財源について説明しておこう。
史上初の10兆円予備費の実現の大功労者は岸田前政調会長だった!!周囲の大反対を押し切り実現!!
菅政権は今年度第二次補正予算案に10兆円の予備費を計上したが、この立役者が当時の政調会長だった岸田文雄氏だったのである。そして、今岸田氏は、この予備費を財源にせよと主張しているのだ。
木原誠二衆議院議員は語る。
全くその通り。
持続化給付金や家賃補助など昨年打った施策は昨年が対象。他方、飲食店や取引先への現下の支援は業種や地域限定の支援。
業種や地域を限定しない昨年の施策の2周目が、本年の政策として必要。
昨年岸田政調会長が反対を押しきって積んだ予備費を使わないで財務省に戻す状況ではない。 https://t.co/wR7YKZMDjk— 木原 誠二 (@kihara_seiji) January 31, 2021
当時は野党も財務省も批判したが、岸田氏は我慢強さと丁寧さでこれを押し通したのだった。
これは当時の報道にも一部出ている。
安倍晋三首相は21日、岸田文雄政調会長と官邸で面会し、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う令和2年度第2次補正予算案編成に向けた提言を受け取った。事業者への家賃支援や雇用調整助成金の増額などが柱となっている。
(中略)
提言は、感染拡大の第2波などに備えた予備費の積み増しや、地方自治体を支援するため地方創生臨時交付金の拡充も求めた。医療機関への経営支援などに万全を期し、一人親家庭や学生支援の拡充も盛り込んだ。
全く功を誇らずに地道に国民のために働く姿は、安倍前総理や菅総理に通じるものがある。そして、この予備費を使えと言うのが岸田氏だ。
自ら用意した財源をもとに、生活困窮者と事業者を給付金で主張する岸田氏。
これが真の提案である。
枝野代表や蓮舫議員のように財源なしの夢みたいな珍説を唱えるような人々とは違うのである。徐々に活躍を始めた岸田氏の今後に大注目だ。
そして岸田氏には一つお願いをしたい。
こうした提案をするだけでなく、ご自身の提案を世の中にももっと積極的に提示していただきたい。こうした政治家がいることを是非国民の皆さんにもっと知っていただきたいからだ。