鬼畜!立憲野田元首相「菅首相の施政方針に財政健全化がないゾォ!!」と大騒ぎ → 国の緊急事態を認識していますか??この期に及んで財政健全化を優先ですか??いつまで「悪夢の民主党」を引きずるつもりですか??
今国会で最も注目されたと言っても過言ではない菅総理と野田元首相対決。元首相として国家運営を行った経験を持つ野田元首相のこと、今国会で初めてまともな建設的な議論が行われるものと政治知新は期待した。
しかし、だ。野田元首相は菅総理に対し、「施政方針で財政健全化がない!!」と珍批判をしたのだ。
今は新型コロナで多くの国民が苦境に立たされていると言う現実がある。この時期に財政健全化を主張する野田元首相には、現状認識が甘いと言わざるを得ない。どうやって今財政健全化をするのか?少なくとも元首相だったはずだ。さすが悪夢の民主党の頭領である。
悪夢の民主党政権が終わって10年以上の時が経つが、どれほどの時が経っても、当事者だった者の声を聞けば、悪夢であったことが再認識できる。
野田元首相には、「終わった政治家」として、早々の政界からの引退を願いたい。
注目が集まった元首相の予算委員会質疑!!
予算委員会で、実りある質疑が行われなくなって久しい。このこともあり、野田元首相の登壇には注目が集まった。腐っても首相経験者が質疑に立ち、頓珍漢な質疑を行うはずはないと誰もが思った。
しかし、蓋を開けて見れば、そこにあったのは、いつもの立憲民主党所属議員の姿だった。
菅総理は、「大量の国債は、現在のところ市場で低金利にそして安定的に発行できておりますが、その根底にはわが国の経済財政運営に対する信認があると考えています。将来にわたって維持するためには財政健全化の取り組みを進めていくことは大事だ」と答弁しました。野田議員は、「財政健全化が必要だという認識を示した。だったら、そのことをなぜ施政方針演説で言わなかったのか」と指摘。「今年の骨太方針の中では財政健全化をどうするか示さないといけないのではないか。『何年までにプライマリーバランスの黒字化を目指す』というのが責任ある態度ではないか」と迫りました。
財政健全化は菅総理も、その重要性を認識している。しかし、だ。今は誰もが経験をしたことがない新型コロナと言う国難と闘っている時だ。どうやって今財政健全化をするのか?
立憲民主党は頻りに民主党政権時のようなバラマキを主張しているが、その政党の要職を務めて、かつ首相経験者の野田元首相が財政健全化に拘る姿勢は滑稽でしかない。
この野田元首相の姿勢を厳しく批判した人物が現れた。それが大学で教鞭をとる田中秀臣氏だ。
立憲民主党に引き継がれた民主党の思想を田中氏が鋭く指摘!!!
新型コロナへの対応に全力を挙げている政府。その政府に対して、財政健全化、財政規律を要求したのが野田元首相だ。
野田元首相の質問内容を、田中秀臣教授が、次のように厳しく批判している。
だが、注目すべきなのは、野田氏が緊急事態宣言での積極的な財政政策によって、財政が緊急事態を迎えていると財政規律の必要性を強調したことだ。相変わらずの緊縮思想である。問題なのは、立憲民主党が野田氏にこの質問を認め、それをさせたことだろう。要するに、立憲民主党もまた、新型コロナ危機において財政規律を求める姿勢を優先させているのだ。
同日、国民民主党の岸本周平議員(元民主党)も上記の緊縮思想と共通する発言をしている。「復興増税」のように、今回のコロナ対策を「コロナ税」的なもので行うことを求めるものだった。
岸本氏も国民民主党を代表しての質問なので、同党のスタンスがこれで明瞭だろう。民主党政権の経済政策思想は、立憲民主党、国民民主党に引き継がれているのだ。懲りない面々である。
新型コロナは、政府、そして国民の不断の努力によって、新規感染者数は減少傾向にあるが新型コロナに完全に打ち勝ったわけではない。
新型コロナに打ち勝った時には、経済活動の再開、そして経済を軌道に乗せるために財政出動をしなければならないのは当然。
野田元首相の言い分を鵜呑みにすれば、経済活動の再開後、経済がコロナ禍前に戻るまでどれだけの時間がかかるのか。
野田元首相の質問、そしてそれを認めた立憲民主党は、今の我国に不要なことは明々白々だ。国民が求めている財政出動より、財政健全化・財政規律を求めるなら、議員バッチ、そして国政政党の看板を下ろして頂きたい。