大酒豪!岸田氏と安倍総理らが台湾訪問 → 台湾議員が飲み干せと迫る→お酒に弱い安倍総理ら大ピンチ! → 岸田氏「俺に任せろ!」と大量のお酒をたった一人で全部飲み干すも全然酔わず!!日台関係も救う!!
岸田文雄前政調会長は、実は人情味あふれる面白エピソードも多い。
彼は恐るべき大酒豪の上に、全く酔わないのだが、その特技を生かして、実は若き日の安倍総理らの大ピンチを救い、今の日台の信頼関係も作っていたのだ。
大酒豪!岸田氏と安倍総理らが台湾訪問 → 台湾議員が飲み干せと迫る→お酒に弱い安倍総理ら大ピンチ! → 岸田氏「俺に任せろ!」と大量のお酒をたった一人で全部飲み干すも全然酔わず!!日台関係も救う!!
大下英治氏の「大宏池会の逆襲」によれば、1997年に岸田氏はその酒豪ぶりで安倍総理らと日台関係を救ったと言う。
1997年3月、自民党の安倍晋三青年局長ら議員団は、台湾を訪問した。参加したのは、安倍青年局長、岸田文雄、小此木八郎、浜田靖一、河野太郎等である。台湾との交流は、以前から自民党青年局が引き受けていた。
(中略)
自民党本部の台湾との窓口を青年局とし、日中国交正常化以降も、青年局が中心となって台湾との交流を続けていくことになった。
台湾で夕食会が開かれた際には、当然酒がふるまわれる。ところが、安倍青年局長をはじめ、浜田も小此木も酒が飲めない。頑張っても、ビールやワインを一杯飲めるか飲めないかという程度である。
台湾では、出された酒を飲み干すのがマナーとされる。ここは岸田の出番であった。酒の強い台湾議員の「カンペイ(乾杯)」攻撃を前に、日本側は岸田がそれを一手に引き受け、ビール、紹興酒、六十度を超える度数のマオタイと、かなりの量を飲み干していった。
岸田の酒の強さには、以前から定評があったが、台湾でのこの一件は「酒豪伝説」として後々まで語られるようになった。
実際、この当時は、いろいろな酒をちゃんぽんして、いくら飲んでも酔った気はしなかった。せいぜい一年に一回か二回、記憶がなくなるまで酔うことがあるくらいである。
引用元 大下英治著「大宏池会の逆襲」
日台関係を深めるべく、訪台した当時の若手議員である安倍総理、岸田前政調会長、浜田議員に小此木議員だったが、台湾側からの乾杯責めにあい、お酒に強くない安倍総理以下は大ピンチとなった。
しかし、そこで岸田氏がビール、紹興酒、六十度を超える度数のマオタイを一人でどんどん飲み干して、台湾側の度肝を抜きつつ、安倍総理らを守ったのである。台湾側も、この豪快な政治家に信頼を深めたに違いない。
まるで古代中国の大豪傑のような活躍だ。しかも岸田氏はありがちな酒に依存して悪酔いをするのではなく、どんなに飲んでも素面のままと言うのが素晴らしい。これも真の豪傑のようだ。
岸田氏は整い過ぎた情報発信が多いが、実はこのように非常に人間臭く、おおらかでお茶目であり、しかし豪傑のような豪放磊落な英雄的な人物なのである。
安倍総理も試食の際に「ジューシー!」と繰り返したり、非常に愛らしい魅力的な人物だが、実は岸田氏もそうなのである。
こうした人物が総理候補の一人であることは、我国にとっての幸いであろう。