新型コロナ対策の「決め手」のワクチン、3社目が承認申請!!ワクチンをめぐってはスペインから大朗報が!!
新型コロナ対策の「決め手」として、効果が期待されているワクチン。菅政権はワクチンの確保と接種を実現するために奔走している。
このワクチン供給をめぐって、朗報が2つも舞い込んできた。
1つ目は我国が供給契約している製薬会社の1つ、モデルナ社のワクチンについて、製造販売の承認を申請する方針が明らかになった。
そして2つ目は、スペインからだ。スペインの政府機関が発表した報告書で、優先接種を行った高齢者施設で、新型コロナの新規感染者数が減少したのだ。
ワクチン接種を進める菅政権にとって、この2つの情報は朗報だ。菅政権には、反ワクチン報道に惑わされることなく、国民のために対策を一層進めて頂きたい。
3社目のワクチン承認申請!!確保が進む新型コロナワクチン!!
我国が新型コロナのワクチン供給契約を締結している製薬会社は3社ある。ファイザー社は2月中旬に承認され、先行接種が行われている。アストラゼネカ社も2月上旬に承認申請して、今、厚生労働省が審査を行っている。
この2社に加えて、モデルナ社が、承認申請を行う方針が明らかになった。
モデルナのワクチンの日本国内での臨床試験(治験)や販売、流通は武田が担当している。武田は今週中にも海外での治験データをもとに厚労省に申請する。1月から実施している日本人200人を対象にした国内治験の結果は追加で提出する。厚労省は海外と国内の治験結果を合わせて、承認するかどうか判断する。武田は5月中の承認取得を目指している。
日本政府はモデルナと武田との間で、今年6月までに4千万回分(2千万人分)、その後9月までに1千万回分(500万人分)の供給を受ける契約を結んでいる。
モデルナ社との供給契約は、この報道が事実ならば今年6月までに4000万回分の供給が契約内容に盛り込まれている。ワクチンの早期確保につながることは間違いない。
菅政権が進めるワクチン接種だが、スペインから新たなワクチンの報告書が発表された。
スペインから届いた朗報!高齢者施設入所者、ワクチン接種で感染が95%減!!!
ワクチン接種が、我国より先に始まったヨーロッパのスペインから驚きの発表があった。それが高齢者施設の入所者に対してのワクチン接種の報告だ。
スペインの高齢者施設で新型コロナウイルスに感染した人が、1月から2月にかけて95%減少したことがわかった。ワクチンを入所者に優先接種した効果が表れ始めたとみられる。スペインの政府機関が2日に公開した報告書をもとにAFP通信が報じた。
同通信によると、1月18~24日の1週間で、スペイン国内の高齢者施設で感染した人は4439人だった。感染者は週を追うごとに減り、2月15~21日の1週間では215人にまで激減した。同じ時期に施設でコロナで亡くなった人も、673人から157人と77%減った。
重症化リスクが高いとされている高齢者、高齢者施設での新型コロナの新規感染者数が激減しているのだ。
ワクチンが、感染症対策の「決め手」となり得る可能性は非常に高い。菅総理が「決め手」と述べるのは頷ける。
新たなワクチンの承認申請が行われることで、我国へのワクチンの流通量が増えることに違いない。安全性への留意は当然だが、厚生労働省には速やかな承認、そして菅総理らには、滞りのないワクチン接種の実施体制の構築をお願いしたい。