岸田文雄前政調会長「日本として敵基地攻撃はやらなければいけない!」と大正論! → 一方、立民・本多議員「敵基地攻撃能力は非合理!中国に攻撃されて大被害!」と意味不明の珍説!!
岸田文雄前政調会長の快進撃が止まらない。以前の岸田氏とは別人のようだ。この未曾有の危機的な安全保障状況の中で、やっとエンジンがかかったのかもしれない。
岸田氏は4月6日にも出演したテレビ番組で、堂々と敵基地攻撃能力の保持を訴えた。しかもそれは、今、米軍が対中弾道ミサイルを我国に配備しようとしている中、我国が先んじて配備することでそれを回避できると言う深謀遠慮に基づくものだったのである。
一方で、ド醜態を見せたのが立憲民主党である。所属する本多平直衆議院議員は「中国の場合は敵基地能力を持ったら我国が受ける被害の方が大きい」などとスーパー珍説を述べたのである。
まるで我国が撃たなければ、中国は撃たないかのような珍説であるし、そうであるなら北朝鮮が核武装する理由などないのに。
我国の国民の生命財産を守ろうとする岸田氏と、珍説でそれを破壊しているとしか思えない立民の体たらくをご紹介しよう。
岸田文雄前政調会長「日本として敵基地攻撃はやらなければいけない!」と大正論!!!
岸田氏は4月6日のBSフジの「プライムニュース」に出演し、敵基地攻撃能力の保持はあくまでも断行すべきだと断言した!
自民党の岸田文雄前政調会長は6日のBSフジ番組で、相手領域内での敵基地攻撃能力の保有について「日本としてやるべきことはやらなければいけない」と述べ、必要との考えを重ねて示した。
岸田氏の力強い決意が伝わってくる。
愚劣なメディアは「安倍や保守層に媚びる為だゾォ」などと下種な邪推をするが、ここまで徹する強い決意のどこが媚びる為なのか!!
そして岸田氏は、何故、敵基地攻撃能力が必要なのかと言う深謀遠慮を述べるのである。
岸田氏は「中距離ミサイルを米軍が日本に配備することになったら大変な議論になる」と指摘。「その議論に広がっていかないようにするためにも(保有は)大事ではないか」と語った。
実は、今、米国では我国の在日米軍に中距離弾道ミサイルを配備し、中国を攻撃できるようにすることで抑止力を高めるべし!との議論が盛り上がっているのである。
その配備計画はすでに動いている。トランプ政権時、エスパー国防長官(当時)は訪問先のオーストラリアで「アジアに新たに地上配備の中距離ミサイルを配備する計画を進めたい。その配備はこれから数ヵ月の単位を考えている。」と述べていたのだ。
つまり我国のあちこちに対中・北攻撃用の弾道ミサイルを大量に配備しようと言うのである。
しかし岸田氏が言うように、そんなことになれば大変な騒ぎになる。我国中のいたるところに在日米軍が展開し、ミサイル用の要塞を作ったり、ミサイルを動かしまくるからだ。そんなことになれば世論は大変なことになり、日米同盟どころではなくなってしまう。
だからこそ岸田氏は、自衛隊が中距離弾道ミサイルを持つことで、米軍によるミサイルの大量配備を抑え、また我国の抑止力も高めようと言う考えなのである。
まさに深謀遠慮である。同時に、この岸田氏の決意を媚びる為などと誹謗中傷した連中の考えの浅いことも明らかだ。
立民・本多議員「敵基地攻撃能力は非合理!中国に攻撃されて大被害!」と意味不明の珍説!!
他方、情けないのが立憲民主党だ。
所属する本多平直衆議院議員が「敵基地攻撃能力議論は甚だ不満。北朝鮮の場合は戦術的に現実性がない。中国の場合は能力を持ったら日本が受ける被害の方が大きい!」などとスーパー珍説を披露したのだ。
立憲民主党・本多平直「敵基地攻撃能力議論は甚だ不満。北朝鮮の場合は戦術的に現実性がない中国の場合は能力を持ったら日本が受ける被害の方が大きい」
岸信夫防衛大臣「(安倍総理)談話にあるのはあくまで抑止力をいかに高めるかであって敵基地攻撃能力ではない。目的は相手が打たせないという抑止」 pic.twitter.com/jx4KIzykuO— Mi2 (@mi2_yes) April 6, 2021
意味不明だ。
中国の方が攻撃能力が高いから持つべきではないのなら、北朝鮮の核武装やミサイルは無意味と言うことになる。しかしそんなことがないのは抑止とは相手に攻撃した際に受ける被害を躊躇させることだからである。
まさに米国が北朝鮮を焦土にしてもサンフランシスコが核攻撃を受ければ無意味であるから、北朝鮮は必死に核武装し、その結果、イラクやリビアが滅んでも生き残っているのである。
こちらの方が大きな被害を与えるから関係ないと言う意味ではないのである。つまり本多議員は抑止力を理解していない。平和ボケの代名詞だ。
だいたい、本多議員は「中国の場合は能力を持ったら日本が受ける被害の方が大きい!」などと言うが、まるで我国が攻撃しなければ戦争中であっても、中国は我国を攻撃しないかのような能天気ぶりだ。
そんなことがあるわけがないだろうに。第二次大戦当時、我国は米国本土を攻撃することはできなかったが、米国は我国を空襲しなかったとでも思っているのか???そんなことは関係なく、全土が焦土になり、原爆まで落とされたと言うのに。
本多議員の発想は、平和ボケか、戦前の無能な軍人そのものだ。
このように敵基地攻撃能力保持だけを見ても自民党と立憲民主党の差は明らかだ。確かに自民党にも問題は多くある。ワクチン開発や接種の遅れも情けない。
しかしそうであっても野党はそれを遥かに超えるポンコツなのである。
それは今回のことからも明らかであろう。
そして岸田氏にはこのエンジン全開状況で結果を是非出していただきたいものだ。