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岸田前政調会長「新しい資本主義でアベノミクスを完成させたい」「いつも安倍総理ならどうするかを考えている」と大断言!!

岸田文雄前政調会長が産経新聞のインタビューに応じ、改めてどのような経済政策で戦うのか、を明らかにした。

そしてどのようなときも安倍総理ならどうするかを考えているとも発言したのである。安倍政治を継承しつつ、岸田流の“新しい資本主義”を追加する岸田氏の戦いをご紹介したい。

岸田前政調会長「新しい資本主義でアベノミクスを完成させたい」

岸田氏への産経新聞のインタビューが4月14日に公開されたが、そこで岸田氏は“新しい資本主義”でアベノミクスを完成させたいと語った。

自民党の次期総裁選がどのような形で実施されるのかは分かりませんが、こうした自分自身の考えを示したいですね。外交・安保だけではなく、経済の分野では成長の果実を中間層などにしっかりと分配する「新しい資本主義」を訴えたい。消費活動を拡大させることが経済の好循環を生み出し、「アベノミクス」を完成させることにもつながると信じます。

引用元 【単刀直言】岸田文雄元外相 様変わりする国際情勢に「現実主義」で」

岸田氏の言う“新しい資本主義”とは長期的な利益を重視する渋沢栄一の合本主義に基づくものである。岸田氏の著作から紹介しよう。

第一に、資本主義のあり方の見直しです。

利益、それも短期的利益だけを重視し、「儲かりさえすればいい」とする功利主義の転換です。

利益をあげることはもちろん大切ですが、それをどう公平に分配し、持続可能な発展につなげていくかがより大切です。まさに、渋沢栄一翁の合本主義の精神とも言えます。

引用元 岸田ビジョン

渋沢栄一とは明治の大事業家であり、現在のみずほ銀行、JR東日本、帝国ホテル、東急グループ、理化学研究所、東京証券取引所、一橋大学、東京経済大学、日本製紙、東京海上保険会社、東洋紡、IHI、大日本印刷、日本郵船、東京ガス、いすゞ自動車、キリンビール、サッポロビール、清水建設、川崎重工業、第一三共、古河機械金属、新日鐵住金、太平洋セメント等々の大企業を創業・支援した恐るべき人物である。

明治時代に一人でAmazonやFacebookやGoogleやマイクロソフトを作ってしまったような人物なのである。

その彼は合本主義と言う考え方を提唱していた。まさに岸田氏が訴える理念である。この合本主義とは、公益を追及するという使命や目的を達成するのに最も適した人材と資本を集め事業を推進させるという考え方である。

つまり、金儲けのための資本主義ではなく、社会をよりよくしていくための資本主義が、合本主義なのである。これを復活させようと言うのが岸田ビジョンなのである。素晴らしい理念であり、近年の単なる売上至上主義や、虚業重視になっている投資のあり方に一石を投じる考えである。

ぜひ岸田氏には新たな所得倍増計画を引っ提げ、この路線を推し進めていただけたい。働く人の給料を倍にすることは、可処分所得を増やすだけでなく、借金やローンを実質的に減らすことになり、消費を促進し、暮らしをよくするからである。

岸田前政調会長「いつも安倍総理ならどうするかを考えている」と大断言!!

また岸田氏は安倍総理をお手本にしていることも語った。

今回の外交・安保の発信について打ち合わせをしたということはありませんが、安倍さんとは折に触れて話をしています。前の政権で長く外相を務めましたので、「安倍内閣であればどうするか」ということはいつも思いをめぐらせています。

引用元 【単刀直言】岸田文雄元外相 様変わりする国際情勢に「現実主義」で」

まさに安倍経済政策と安倍外交を継承すると言う大宣言である。

菅総理が大活躍し、次々に改革を全力で進める中、こうした次期総理候補がいることは我国の幸いである。

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