矛盾!昨年のメディア「菅総理の散髪代は1万8260円だゾォ!!」 → 今年のメディア「菅総理のスーツがみすぼらしい!もっと高い服を着ろ!!」
もはやメディアの暴走と記憶力は蓮舫さんと良い勝負なのではないか???
そう思えてしまう。
メディアは、昨年には菅総理の散髪代が高すぎるなどと叩いていたくせに、今度は日米首脳会談における菅総理のスーツがみすぼらしいなどと叩き始めたのだ。
メディアの最低な無責任さを紹介しよう。
矛盾!昨年のメディア「菅総理の散髪代は1万8260円だゾォ!!」」 → 今年のメディア「菅総理のスーツがみすぼらしい!もっと高い服を着ろ!!」
昨年のTBS「ゴゴスマ」は、菅総理の散髪代が高額などと言うどうでもいい情報を騒ぎ立てた。
こんなのは国民の反発を煽ろうとしているようにしか思えない。わざわざ散髪の前後まで比較する意地の悪さだ。
そして、今回メディアは、日米首脳会談における菅総理の服装を叩き始めたのである。J-CASTニュースは以下のような記事を掲載した。
現地時間2021年4月16日に米ホワイトハウスで行われた菅義偉首相とジョー・バイデン米大統領による日米首脳会談。会談後の報道では、両首脳が並んで歩く様子が伝えられたが、ネット上では菅首相の装いに対し「パンツがダボダボ」といった厳しい指摘が相次いだ。
(中略)
今回の菅首相の格好を、「見た目のプロ」はどう見たのだろうか。企業のトップなどに服装や「立ち振る舞い」の指導を行ってきた「印象戦略コンサルタント」の乳原(うはら)佳代氏は4月22日、J-CASTニュースの取材に対し、
「欧米では相手や場面を見据えて戦略的に『見た目の印象』を作ることが当然のように行われています。バイデンさんは78歳ですが、『老い』の隠し方が上手に見えます。例えば、老けて見えがちな喉ぼとけの『くぼみ』も、ワイシャツでしっかりと覆っている。それに対して菅首相は喉ぼとけが露わになっていて、『老い』の印象を与えてしまっています」
と話す。
(中略)
乳原氏は、アメリカなど諸外国の政治家と比べ、菅首相をはじめとした日本の政治家の「装い」や「見た目」に対する意識が「低いのではないか」と指摘。
一体この記事は何が言いたいのか???
まずこんなことを言うならば、菅総理の散髪代やパンケーキ代だの安倍総理のカツカレー代だの麻生総理の飲み代だのとみみっちい揚げ足取りをやってきたメディアを批判するべきであろう。
そして米国の大統領がいくらのスーツを着てると思っているのか。オバマ大統領もクリントン大統領もトランプ大統領もバイデン大領もハイブランドだ。値段の調査でもしてお出ししようか???こんなのファッションメディアにいくらでも情報は出ている。
もし総理が彼らと同様のハイブランドの一つでもあるブリオーニを着こなしていれば「分相応ではない」だの「国民は貧しいのに」、「ジェームズ・ボンドでない。似合わない。」などと僻み根性を煽るような報道をメディアがすることは火を見るよりも明らかだ。
日米首脳会談の意義や緊張が高まる中台関係や米中関係には触れずに、スーツなどと言うどうでもいいことを騒ぐメディアには呆れるしかない。