珍説!川勝知事、全国知事会で変異株のゲノム解析を全国で行えるよう求める! → 政府は既にそのように行動済み!何周遅れですか?
新型コロナの感染拡大によって、緊急事態宣言が発出された。
その中でも、変異株の猛威が多くを占めようとしている。そのため、政府は変異株の監視強化のため、全国の大学や企業にまでゲノム検査を依頼して、情報を取集し、適切な対策が打てるよう既に動いている。
しかし、政府の動きを知らなかったのが静岡県の川勝平太知事だ。川勝知事は、全国知事会で、変異株のゲノム解析を全国でと訴えていた。どこまで周回遅れの知事なのだろうか。危機感という言葉を知らないのか?
川勝知事、全国知事会で変異株のゲノム解析を全国で行えるよう催促!⇒ 政府は既に動いていますよ!!
川勝知事は、4月24日にオンラインで行われた全国知事会に出席し、変異ウイルスの早期発見のため、ゲノム解析を全国で行えるよう求めた。
オンラインで開かれた全国知事会には40道府県の知事が出席し、川勝知事も参加しました。会議では、大型連休中の県境を越えた移動の自粛や感染力の強い変異ウイルスへの対応のほか、ワクチン接種など医療体制の強化などについて意見が交わされました。
<川勝平太知事>「三島市にある国立遺伝学研究所の協力を得て、変異株のゲノム解析を今月中に開始することとした」川勝知事は変異ウイルスの早期発見のため、ゲノム解析を全国各地で行えるよう求めたほか、県単位で実施している地域観光支援事業について、山梨県など近隣地域への旅行も対象とするべきなどと訴えました。
またも「やっている感」を出している川勝知事だ。川勝知事は、新型コロナを「有事」とまで言い、警戒感を示した。それにも関わらず、今更感がぬぐえない発言だった。マイペースな川勝知事とは異なり、政府は年初から対応にあたっている。
加藤官房長官は1月19日の時点で、変異株のゲノム解析を増やし、監視体制強化の考えを表明していた。
感染経路が分からない新型コロナウイルスの変異株による「市中感染」とみられる事例が国内で初めて確認されたことを受け、加藤勝信官房長官は19日の記者会見で、ウイルス検査や国立感染症研究所で行うゲノム(全遺伝情報)解析能力を向上させるなど変異株の国内での監視体制を強化する考えを示した。
また、3月の時点で、厚生労働省が全国の大学などに協力を求め、変異株の監視を強化するよう動いていた。
感染力が強いとされる新型コロナウイルスの変異株の監視を強化するため、厚生労働省が大学などにウイルスのゲノム(全遺伝情報)解析を依頼することを決め、解析能力の報告を求めていることが13日、分かった。集計結果を近く公表する見込み。政府は変異株が感染再拡大の脅威になるとして警戒を強めており、ゲノム解析の拡充で、全国的な感染の広がりを早期に把握する狙いがある。
川勝知事に言われるまでもなく、既に政府はしっかりと対応している。
川勝知事は、こういった政府の動きを知らなかったのなら知事として不適格と言わざるを得ない。そしておそらく知らなかったのだろう。また逆に知っていての発言ならば、メディアや一部野党のお得意の印象操作を行っていると言わざるを得ない。
各自治体では川勝知事の発言に先んじて対策に動いていた!日本最初の変異株発見の静岡県にしては対応が遅すぎませんか???
では、他の自治体はどうなのか???
神戸市は、1月の段階で独自の検査体制を構築していた。
神戸市は1月、市内の新型コロナの新規感染者に対し、独自に変異株調査を開始。4日までに1133検体を調べ、74人の感染を確認した。
神奈川県も川勝知事の発言に先んじて既に「変異株対策プロジェクト」を立ち上げていた。(参考)
いかに、川勝知事に危機感がないかがわかる。
川勝知事の新型コロナ対策には常に付きまとっているものがある。それが「やってる感」だ。不要不急の外出自粛を求めた年末年始に、当の本人は軽井沢に帰省していたことが良い例だ。
静岡県民のみなさんは、こんなパフォーマンス知事でいいのか真剣に考えるべきだ。