明日は大雪!?鳩山元首相「自民は負けるべくして負けた。いや、むしろ自民は善戦したようにも思う。」と珍しく大正論!!実際、岸田氏は共産党支持者の約10%を自民党に投票させ大善戦!!
鳩山元首相でも正論を吐くことがあるらしい。
今回の衆参3補欠選挙に対し、気勢を上げる野党勢力に対して、勘違いだと厳しく評価する一方で、岸田文雄前政調会長らの戦いを善戦したと高く評価したのである。これには驚いた。
実際、岸田前政調会長は広島の戦いにおいて、朝日新聞の出口調査によれば共産党支持者の約1割を西田氏に投票させる大戦果を挙げていたのである。戦いに敗れはしたが、共産党支持者であっても自民党に投票させてしまう岸田氏の懐の深さと人望が明らかになった。このことをしっかりと報道した朝日新聞も評価したい。
そして、このことは現在の野党勢力が鳩山元首相以下の存在であることを意味しているのだ。
明日は大雪!?鳩山元首相「自民は負けるべくして負けた。いや、むしろ自民は善戦したようにも思う。」と珍しく大正論!!
鳩山由紀夫元首相は4月27日、TWITTERに以下の投稿を行った。
衆参3補欠選挙で自民が全敗した。これで野党は勢い付き、来るべき総選挙で政権交代だと勘違いするのではないか。そもそもこの選挙は野党の弔い合戦と自民の不祥事によるもので、自民は負けるべくして負けた。いや、むしろ自民は善戦したようにも思う。勝って野党の気が緩むと総選挙はとても危ない。
引用元 https://twitter.com/hatoyamayukio/status/1386845452352385025
今回の衆参3補欠選挙は弔い合戦と自民党の不祥事によるものであった。
与野党問わず、相手側が弔い合戦だったり、前任者の不祥事後の補欠選挙だったりした場合に勝利出来た例はほとんどない。
こうしたことがわかっており、圧倒的に有利な状況で相手側に善戦された挙句、勝利したことを野党が勘違いしてはならないと言うのは鳩山元首相の主張する通りであろう。
自民側が至らぬ点や反省すべき点が多々あっても、善戦したと言うのも正しい評価だ。
そして、これは朝日新聞の出口調査からも明らかだ。
岸田氏は共産党の約10%を自民党に投票させ大善戦!!
朝日新聞が行った広島県での再選挙の出口調査では以下の通りであった。
この共産党の部分をご覧いただきたい。共産党支持層の9.52%が岸田氏が陣頭指揮を執って応援した西田候補に投票しているのである。
これほど不利な条件であり、立憲民主党で西田候補に投票したのは1.9%ありながらこの数字を出したことは善戦と言ってよいであろう。
確かに野党共闘で共産党が足蹴にされたことへの不満もあるだろうが、あれほどの事件があった後に、わざわざ自民党候補に入れる必要はない。明らかに岸田・西田氏に共産党支持層が心を動かされたと言ってよい。
戦いに敗れはしたが、共産党支持者であっても自民党に投票させてしまう岸田氏の懐の深さが明らかになったのである。
そして、このことは現在の野党勢力特に立憲民主党が鳩山元首相以下の存在であることを意味しており、同時に岸田氏の次期総理候補としての器の証でもあろう。岸田氏は、今回敗北はしたが、その敗北の中に恐るべき可能性をうかがわせていると言えるであろう。共産党支持者からの票の奪取には本当に驚きだ。